本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784642084277
作品紹介・あらすじ
満洲事変まで、約20万の日本人が暮らした満洲。日露戦争を契機に、一攫千金を夢見てやって来た小売商や飲食業者、満洲権益を担った満鉄社員らの喜怒哀楽を描き、「満洲史のなかの日本人」という観点から暮らしぶりを復元する。名著『満洲国―「民族協和」の実像―』と並び、満洲の地域性にこだわりながら日本人の事跡を描いた注目作を新装復刊。
みんなの感想まとめ
日本人が満洲でどのように生活していたのか、その実態を深く掘り下げた作品です。産業が発展していない満洲で、日本人たちは現地の厳しい環境に適応しながら生き抜いていました。治安の悪化や日本の常識が通用しない...
感想・レビュー・書評
-
産業が何もない満洲で、日本人はどうやって生活していたのか、謎が解けた。関東州や満鉄付属地を一歩出ると治安が悪く、日本の常識が通用しない。こんな世界では、日本人はいきていけない。当たり前だが、現地日本人向けの商売しか成り立たない。現地中国人と交流する必要もないので、中国語を話せる人もほとんどいない。奉天に日本人は何万人も住んでいたが、中国語を話せるのは数十人だったという。
少し極端かもしれないが、現在海外に住んでいる日本人も似たような状況のように思える。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
満州というと日本の負の歴史である一方、ついついロマンも感じてしまいわりと好きな話題なんだけど、この本はちょっと違う切り口で満州の現実を見せてくれた。
いわく、日本を飛び出てきたような社会でまともに働けない無責任者が多かったらしきこととか、満州に移ってもおおよそ10年もいないで帰ってしまったとか。王道楽土とはほど遠く日本人が中国人を見下していたり、日本人の生活圏と中国人の生活圏が隔絶されていた実態だとか。その後の崩壊もさもありなんというべき徒花の地であった。 -
東2法経図・6F開架:334.5A/Ts57m//K
著者プロフィール
塚瀬進の作品
本棚登録 :
感想 :
