日本の伝統色: 色の小辞典

著者 :
制作 : 日本色彩研究所 
  • 読売新聞社
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本棚登録 : 53
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (119ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784643870336

作品紹介・あらすじ

154の日本の伝統色を、色見本と語源になった四季折々の草花や動物たちのカラー写真つきで解説する。さらに、いまは廃語になった300以上の色名の語源を探索する。見て、引くカラー辞典。

感想・レビュー・書評

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  • 日本の伝統文化の基本の一つに色があります。
    日本に存在する動植物、鉱物の色と、その名前が出発点だと考えることができます。
    海外からやってきた、動植物、鉱物の色も、日本の文化の中にとけこんできたものは、日本の伝統色の一つになっていると思います。

    そういった色に関する情報を提供してくれる貴重な本の一つです。

  • お気に入りです。日本人の色彩感覚の素晴らしさもですが、漢字の美しさも感じられると思います。

  • 【NDC-R757.3】(119p ; 21cm)
     基本色を「赤」「橙・茶」「黄」「緑」「青」「紫」「白・灰色・黒」の7色とし、計154色名を分類・解説したもの。
     全ページカラーであり、解説も面白い。色名を知ることにより、日本語の美しさを感じ取れる一冊。

  • 色はすてきです。
    そして、古文にでてくるような十二単衣の色を想像するもよし、原色ではない日本独特の色のバリエーションを見て日本人を満喫するもよし。

  • 日本の伝統色を色見本と解説と共に探せます。原料の植物など、細かな事もわかります。引きやすい・見やすいので大助かり!<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4643870338/ieiriblog-22" target="_blank">日本の伝統色―色の小辞典</a>

  • 様々な色の本の中で一番印刷も字体も説明もわかりやすい。色の勉強をされる方、日本画や染色・着物に興味のある方にオススメの一冊。

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著者プロフィール

1931年京都生まれ。東京教育大学教育学部芸術科卒業。(財)日本色彩研究所、(財)日本色彩社、(社)日本流行色協会、九州産業大学芸術学部助教授、(財)日本色彩研究所企画管理部長を経て、女子美術大学大学院教授を歴任。主な著書に『カラーハーモニー』『忘れられ失われた奇妙な色を追って Ⅰ』『ミステリーと色彩』(青娥書房)、『日本の伝統色』『西洋の伝統色』(読売新聞社)、『色の名前』(主婦の友社)など。共著に『色の歳時記』『色の博物誌』(朝日新聞社)、『THE COLORS OF JAPAN』(講談社インターナショナル)などがある。

「2022年 『色名その意味と文化』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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