向田邦子 最後の炎

  • 読売新聞社 (1998年5月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784643980561

みんなの感想まとめ

生き急ぐことの象徴ともいえる著者の姿勢が印象的で、特に乳癌の手術後の彼女は、まさに脇目もふらずに活動を続けました。脚本家としての成功に加え、小説が直木賞を受賞し、海外旅行やルーツ探しに取り組む姿勢は、...

感想・レビュー・書評

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  •  小林竜雄「向田邦子 最後の炎」、1998.6発行。向田邦子の乳がん手術から台湾での航空機事故までを中心に、向田邦子の生き様を描いた作品です。昭和4年11月28日生まれの向田さん、誕生日は奇しくも父親と同じとか。昭和50年10月13日、45歳の時、東京女子医大で乳がんの手術、右の乳房を失う。澤地久枝と妹の和子が立ち会う。「ワンカップ大関だァ」と元気にジョークを言ってたそうです。5年が過ぎ、仮釈放、10年が過ぎれば晴れて自由、その時になったら乳がんのことを書こうと。昭和56年8月22日、台湾飛行機事故で没。

  • 再読。ノンフィクション。これまで読んできたのは、向田さんを直接知る友人や仕事仲間や家族が、向田さんについて語る本だった。そこには向田さんはもちろん、語り手も同時に存在し、互いの関係がうらやましかった。このノンフィクションでは語り手は存在せず、そのせいか温度が感じられなかった。だが多くの人が今だから語れると思った新しいエピソードも多く、向田さんの別の顔も見ることができた。

  • 1/13/11図書館

  • 生き急ぐ。という言葉はこの人のためにあるのではないだろうか。特に乳ガンの手術をしてからの向田さんは、まさに脇目もふらずという勢いである。脚本に加えて、手がけた小説が直木賞を受賞。飛び跳ねるように外国旅行に出かけ、その合間には、自分のルーツ探しとして、第二のふるさとの鹿児島や、父のふるさとの能登に出かけて祖先をたどったり。そして初めてプロデュースした時代劇は見ず終いで・・・立ち止まることが怖かったのだろうか。何かで気を紛らわせていたかったのだろうか。目標の五年は無事過ぎて、六年目に入ったというのに。

  • 昭和56年8月、飛行機墜落で惜しくも逝去された向田邦子さんの生きざま凄かったと改めて思った。

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