結婚前夜

  • 読売新聞社 (1998年7月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784643980714

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

人間関係や愛情の葛藤を描いた物語が心に響きます。主人公の奈央は、父との共同作業で風鈴を作りながら、過去の裏切りを乗り越え、再び愛を見つける姿が印象的です。手酷い経験を経て成長し、彼女が美しさを取り戻し...

感想・レビュー・書評

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  • 亡き野沢尚氏の向田邦子賞を受賞した年の作品。
    きっとそれはフジテレビで放送された「眠れる森」が
    受賞対象だったんだろうけれども、同時期にNHKで
    放送されたのが本作。
    両作品とも拝見しましたが、私はこの「結婚前夜」
    がとても印象深く残っています。
    そしてこれはNHKだからこそ、よい映像作品に
    なったのだとも思う。

    そしてどうしても忘れられなくて(DVD化もされて
    いないので)、本書を購入。それから何年も
    経ち、私も主人公同様に結婚しましたが、やはり
    手放せずに大切にしている作品です。

    シナリオなのでやはり映像としてのほうがこの
    作品のよさはわかると思います。
    主人公の奈央が父とともにつくりつづける風鈴の
    美しさ。手酷く男性に裏切られた彼女が、その
    彼の父親に最初は反発しながらも、恋をして美
    しくなる様。そしてその愛とも言える思いを
    胸に大切にしまって、改めて彼のもとに向かう
    美しさ。

    ぜひぜひもう一度映像を見てみたい作品です。

  • 野沢尚のシナリオ集です。 野沢作品にしては暴力が無い作品です。 しかし、はらはらとさせられる作品です。

  • 十数年前の毎週水曜午後九時、NHKで放送されていたドラマ『結婚前夜』の、脚本。
    俳優、音楽、ドラマがとても良かったので読み返してみたが、脚本家による「あとがき」の一節にハッとする。

    家族のことをもある種「利用」してドラマにしてしまう因果な自分。あとがきは、その家族―十数年後の、自分のお嬢さんに向けた台詞でしめくくられる。

    結婚しても、ゴールではない。むしろ、そこからまた先の知れない航海に出るようなものだ。きっと傷つくだろう。苦しむだろう。しかし、傷つきも苦しみもしない人生よりもずっといい-つらいときは、お父さんが浮き輪を投げて助けに行くから。

    ここを読むと、脚本家の夭折が残念で仕方なくなってしまう。

  • 普通の小説かと思って開くと、ビックリする。
    完全に台本。
    でも、それぞれの役とセリフが頭のなかで、ドラマのように思い描くことができる。
    NHK水曜シリーズドラマ「結婚前夜」のシナリオ。
    結婚式の前日、花嫁が一人の男と行方不明になった。その男性とは、花婿の父親だった…。世の中の適齢期女性に贈る、応援歌。

    結婚を控えた二人に、夏川結衣さんとユースケ・サンタマリアさん、夏川さんが恋する父親役に橋爪功さん、加えて井川比佐志さん、余貴美子さん・・・という、これ以上ないキャスト。
    妹(京野ことみさん)のナレーションが泣かせる。シンプルな言葉でもって、姉の心情をなぞり、家族の思いを滲ませて温かみを添え、ある時は寓話の一節のように、語る。

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