ハイデガーの技術論

制作 : 加藤 尚武 
  • 理想社
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本棚登録 : 38
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784650105322

感想・レビュー・書評

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  • お米作りと同じように、制作だって、こなせばよい、数が出来ればいいというわけではない。発掘的には、「響き」のあるものは出来ない


    以下引用

    人間が主体となり、存在者の存在を対象化して表象し、その表象の確知性としての真理を手引きに、大規模に大地を支配してゆく過程が、技術文明として、開始

    近代技術-強要の意味での用立てである。

    強要する用立て

    人間はあらゆるものを、調達物とし化し、己が大地の主と思う

    現われ来るものの光輝の真理の現出

    近代技術をはじめからおしまいまで支配している「発掘」は芸術的制作という意味での持ち来たらすことではない

    物事の隠れた真理を大切にして、それを明るみに「持ち来たらすこと」という意味での芸術的制作と、近代技術が隠れている物を引っ立てて探すこととは違う

    バイオリンを作る時、その素材のなかに含まれる「良い音を出す要素」が最大限に発揮されるようにする。そのものの本来ある有り様を過不足なく引き出してやること、それが制作

    ★今は、自然を強いる手入れとなっている。資源を出せと取り立てて、採掘する

  • ハイデガーの技術論には興味があった。細川周平『レコードの美学』で言及されていたのがもともとの関心。それからベンヤミンとか読むうちに技術の哲学について読んでみようと思った。

    訳がドイツ語原文と併記されている。

    Ge-Stellをめぐって。

    この本だけではわかりにくいところもあるので(たとえばGe-Stellについての説明)、理想社『技術論』も一緒に読む。38ページあたりから。

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