新20週俳句入門: 第一作のつくり方から

著者 :
  • 立風書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784651600710

感想・レビュー・書評

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  • プレバトの夏井先生も若い頃この本を読まれたそう
    1993年の最初の出版から改訂に改訂を重ね、約30年もの間、読み継がれてきたことになる

    実際に手に取り、読んでみて納得!
    20週で、まずまずの俳句が作れるようになる、作れるようにしてやるという藤田先生の心意気がひしひしと伝わってくる

    それだけに読み手も真剣に先生の言われる通り、毎週末に課される宿題をこなし、先生が提示された名句はきっちりと暗誦できるようになっておかなくてはならない

    先生が目の前におられるわけではないのだから、怠けたってどうってことはないのだが、きちんと居ずまいを正して取り組もうという気にさせられる
    先生の口調も厳しいながらも愛情が感じられる

    はじめは、さっと一読し、それから一週間ずつ学習を進めていくという方法
    私は、まだ最初の一読の段階だが、騙されたつもりで
    「20週でまずまずの俳句を作れる」ように、これからちょっと頑張ってみようかなと思っている

  • プレバトを見て、夏井いつき俳句チャンネルを見て、この本を読んでいるという、流行りに乗っかっているのですが、俳句は奥深い面白さがあるのかなぁと、実践中です。どこまで続けられるか、楽しめるか、わからないけど。俳句を作ると、ボーっとする時間が、何かを探す時間に変わる。何かを見る時、俳句のタネを探してしまうので、見方が変わるのではないかしら。とにかく、還暦過ぎたら、楽しみ上手になるのが、健康の為にも、生き甲斐が出来ていいよね~。

  • 今から俳句を始めようという人にイチオシの一冊です。
    私は俳句を始めたばかりの時、句会の方から薦められて読みました。
    この本は1週目はまず何をする。2週目何をする。
    と順を追って書いてあり、とにかくこの通りすれば、全く俳句をした事がない人でも本のタイトル通り20週で俳句が作れます。

    その最初の週は、心構えから。
    2週目は俳句を作る際の必需品を揃える。
    といった感じでやっと8週目に作句に入ります。
    もちろんこの通りする事はないと思いますが、とりあえず順序通りに読んでから作句する事をオススメします。

    この本では、全く俳句をした事のない5人をモデルとして、その5人の作った俳句を事例に、この俳句はここをこう直したらもっとよくなる。
    という事も具体的に説明されています。
    とにかく説明が分かりやすい。

    俳句を作り始めたばかりの時は、そのモデルの5人の俳句を見て「私にもこんな俳句が出来るかな・・」と不安になっていましたが、20週目にはちゃんと作れるようになっていたばかりか、この本の通り作った俳句でたまたま賞をとったりもしました。
    今もいきづまった時はこの俳句の基本の型にかえるようにしています。

    私は俳句の入門書はこれしか読んでませんが、これ一冊で十分というほどの良書だと思います。

  • 何事も型を知ることはすごい大事。8週以降は繰り返し。

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著者プロフィール

大正15年(1926)、小田原生まれ。俳句は16歳のときに水原秋桜子に師事。昭和24年に「馬酔木」同人、のち編集長。39年に「鷹」を創刊、主宰。蛇笏賞、俳句研究賞選考委員を務める。評論、エッセイなど著書多数。平成17年4月15日没。

「2022年 『実作俳句入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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