現代怪奇小説集

  • 学研マーケティング (1988年7月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784651620114

みんなの感想まとめ

多種多彩な怪奇小説が収められた短編集で、各作品は独自の怪奇のエッセンスを持っています。読み進めるうちに、時には「これが?」と思わせる作品もありつつ、珠玉のストーリーが織り成す不気味な雰囲気に引き込まれ...

感想・レビュー・書評

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  • 多種多彩な怪奇小説アンソロジー。一見「これが?」と思うような作品もありますが、必ずどこかしら怪奇のエッセンスは感じられます。どれもこれも珠玉。
    既読だけど橘外男「蒲団」、半村良「箪笥」はやはり怖いなあ。しかも「箪笥」がラストというこの構成はたまりません。読み終えた後のぞくぞくが去っていかない。
    野坂昭如「骨餓身峠死人葛」が凄まじいです。時代情勢も暗く貧しい炭鉱の村での物語。淫靡で凄惨で悍ましいのに、死人葛が毒々しいものではなくむしろ可憐な花で、だからこそ余計に気味悪さが引き立ちます。
    怖くはないけれど独特な雰囲気で印象的だったのが日影丈吉「奇妙な隊商」、城昌幸「ママゴト」。短い作品だけれどインパクトは抜群でした。

  • 昭和を代表する48作家の怪奇短編集。どこかで読んだことがあるという話という気がするのは、この有名どころの話をベースに今伝聞されてる怪談が作られたのではなかろうか。
    どれも良かったが、好みとしてはこれら。
    人でなしの恋 江戸川乱歩
    14人目の乗客 大下宇陀児
    難船小僧 夢野久作
    蒲団 橘外男
    長い暗い冬 曽野綾子
    風見鶏 都築道夫
    箪笥 半村良
    生きていた死者 遠藤周作
    骨餓身峠死人葛 野坂昭如
    特に骨餓身峠死人葛!エログロの境地!はー。エログロであり、この世の地獄が描かれてあった。
    シンプルにゾッとしたのは風見鶏。

  • 2009/
    2009/

    手術 小酒井不木著. 怪談 畑耕一著. セメント樽の中の手紙 葉山嘉樹著. アリア人の孤独 松永延造著. 人でなしの恋 江戸川乱歩著. 柘榴病 瀬下耽著. 十四人目の乗客 大下宇陀児著. ココァ山の話 稲垣足穂著. 難船小僧 夢野久作著. 火焔つつじ 平山蘆江著. 蔵の中 横溝正史著. 猫町 萩原朔太郎著. 白蟻 小栗虫太郎著. 蒲団 橘外男著. 怪談宋公館 火野葦平著. 地獄へ行く門 伊藤松雄著. 怪談 倉光俊夫著. 予言 久生十蘭著. 怪異馬霊教 香山滋著. 蝋人 山田風太郎著. 鬼火 吉屋信子著. 死霊 長田幹彦著. 角姫 三橋一夫著. 奇妙な隊商 日影丈吉著. ママゴト 城昌幸著. おーいでてこーい 星新一著. 長い暗い冬 曽野綾子著. 真夜中の檻 平井呈一著. 逆立ち幽霊 伊波南哲著. 博士の目 山川方夫著. ウールの単衣を着た男 杉村顕道著. 兵隊と幽霊 柴田錬三郎著. 写真の女 小松左京著. 骨餓身峠死人葛 野坂昭如著. 生きていた死者 遠藤周作著. 薔薇の夜を旅するとき 中井英夫著. 風見鶏 都筑道夫著. 箪笥 半村良著.

  • セメント樽の中の手紙

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著者プロフィール

1917年6月5日、鹿児島県生まれ。本名・馨。東京帝国大学文学部国文科卒業後、42年より教師として東京府立第七中学校(都立墨田川高校)で教鞭を執る。民俗学に精通し、正宗白鳥や柳田国男の研究者として多大な功績を残した。48年に『探偵新聞』へ連載した「日本推理小説略史」が江戸川乱歩の目にとまり、以降、推理小説評論家研究家としても活躍する。66年に和洋女子大学へ赴任し、学長退任となる96年まで同大で教育者として従事。97年、日本初の推理小説専門図書館となるミステリー文学資料館の初代館長に任命された。99年5月5日、腎不全により死去。1955年に「探偵小説辞典」で第1回江戸川乱歩賞、66年に「推理小説展望」で第19回日本推理作家協会賞、98年に第2回日本ミステリー文学大賞、88年に勲四等旭日小綬章を受章。

「2021年 『中島河太郎著作集(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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