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Amazon.co.jp ・本 (25ページ) / ISBN・EAN: 9784652004258
みんなの感想まとめ
変化と別れの美しさをテーマにしたこの絵本は、一本の大木とその周りの生き物たちとの心温まる物語を描いています。主人公のきつね、ファーディは、大木の葉が落ちていく様子に心を痛めながらも、いつも見守り、愛情...
感想・レビュー・書評
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本書と過去の二冊は、いつもの図書館の絵本の特設コーナー(テーマは秋)で借りてきたもので、本書に関しては、その場でパラパラと捲ってみた時の絵に惹かれたから。
そのティファニー・ビークの絵は手描きならではのざっくりとした中にも、様々な色を感覚的に散りばめたのが、結果として秋の切なくも温かい独特な世界観を形成していて、それは滲ませた淡い水彩(主に空や草木等の背景)と、掠れさせた濃い油彩(主にキャラクターたち)とが優しく合わさったような、手間暇かけた結果なのだろうと私には思われた。
そんな温かい世界観で展開される、ジュリア・ローリンソンのお話の子ども心を鷲掴みにするような健気さには、大人が読むと優しい気持ちにさせられるようで、そんな彼の直向きさは秋の切なさと相俟って染みるものがあった。
こぎつねの「ファーディ」には緑の葉っぱをたくさんつけた「大きな木」の友達がいるが、最近葉っぱが茶色くなってきたのを見て、彼は病気かもしれないと心配し、お母さんに相談してみたところ、「それなら しんぱい いらないわ。あき なんだもの」と聞くと、すぐさま木のところに走って行っては、「しんぱい しなくていいよ。あき だからね。すぐ よくなるよ」と声をかけて、この子はなんて健気なんだろう。
その後も葉っぱが一枚落ちてきたら夢中で飛び付いて、再び枝に縛ってあげたり、他の動物たちが素敵な葉っぱと言って持っていこうとすると、「だめだよ。これは ぼくの ともだちの きの なんだから」と言って取り返そうとする、その姿をただの勘違いと言うにはあまりにファーディが一生懸命で、これは言えないだろう・・・という程に、木のことを本気で心配して、とても気にかけているのがよく分かる。
しかし、そんな彼の努力も虚しく、ついに最後の一葉となってしまい、これにはファーディも「さいごの はっぱを まもらなくちゃ」と、用心深く木に登っては風が吹いてきても大丈夫なように葉っぱをつかんでいたのだが・・・そうした健気な思いも季節の変化には敵わないのか?
そんなファーディと同じ気持ちに囚われそうになった中での最後の見開きには、ちょっと驚きの光景が待っていて、これには意表を突かれたなと思いながらも、なるほど、最初からそういう絵本ですといった展開の仕方であれば、何の意外性も無いのだけれど、こうした自由な発想+サプライズ的な展開には、まるでこれまでのファーディの一生懸命さに対するお礼とも感じられながら、それは最初と最後の見開きの色鮮やかなコントラストからも分かるように、ファーディにとっての大切な友達は、いつどんな季節に於いても元気で幸せなんだよということを伝えたかったのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一本の大木が気になる存在
木の変化に心配で居ても立ってもいられない
おかあさんに話すと『あき なんだもの』と教えてくれた
どうする事も出来ないけれど いつも いつも 見守っていた
ある日 木に会いに行くと
ファーディに木が返事を・・・
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秋にピッタリの絵本。
別れ…せつなさ…でもそこには美しさがあること。
ファーディのあふれる優しさを通して知ることができる。
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絵が非常に美しい。赤、緑、黄、茶色と色鮮やかに木の葉が舞い、薄っすらとした水色の空が対比となって、より一枚一枚の落ち葉が存在感を放っている。大きな木と小さなきつねという絵面も良く、きつねを始めとする生き物たちのふんわりとした絵柄には心を和ませるものがありました。
徐々に葉っぱが抜け落ち、さみしい姿になっていく木と、それをなんとか食い止めようとするきつねの子ファーディ。
きっとこれは、変わっていくことの切なさと、その美しさ、そしてそれを受け入れることを描いた絵本なのでしょう。
物語の部分は若干弱く、絵で引っ張っていく面が強い作品な気がします。しかしその分、最後のページの美しさや、そこに込められた思いは、もはや忘れられないくらい心に残りました。 -
ジュリア ローリンソン さく
ティファニー ビーク え
木坂 涼 やく
理論社 (2006/10)
落ち葉の季節
おばちゃんだってちょっとおセンチに
この絵本の子ぎつねのなんと愛らしいこと
初めての秋なんですものね
木が木のままでしゃべったりしないところもすてきです
そして ラストのページ!
うわ~って本を持って部屋をくるくるまわりました
≪ 宝石ね 葉のない枝が 宿すもの ≫ -
美しい秋の終わり頃の、ちいさなきつねのぼうやのファーディと、おおきな木の物語です
もう、ひたすらかわいい話!
木は秋になると紅葉して落葉する、それを友だちが元気がなくなってしまった、どうしよう、と凄く心配するファーディは、葉っぱ1枚1枚に落ちちゃダメ! と言い聞かせたりするし、
「しんぱいいらないわ あき なんだもの」と、お母さんに諭されると、その意味が分からなくても
「しんぱいしなくていいよ あき だからね」とそのまんま、木に伝えてあげたりします
しかし、ファーディがどんなに頑張っても、冬が近づくにつれ、どんどん葉は落ちてしまう…という、大丈夫だと分かっていても、ファーディのひたむきさが可愛くていじらしいお話です
きっとファーディはまだ、秋という季節を迎えたことのない子なんですね
ハリネズミや鳥さんとの絡みもユーモラスで、眉毛をしかめたり下げたりするファーディの表情もいろいろで、そこもまた可愛いです
落葉の絵と重なるように物語のテキストがひらひらと落ちる配置にしているページや、終盤のキラキラした箔押しの演出は直球だけどいいですね、すごく絵本らしい表現です
植物と心を通わせる動物の物語というと、先だって読んだ『土神と狐』もそうでしたし『きつねの窓』の中に収録されている『緑のスキップ』もそうでした
しかしこの作品ふたつは、かなり重ためな執着心を描いた作品なのに比べ、ファーディはひたすら可愛い、幼く無垢な存在です
色鉛筆やパステルで描かれたような、さっくりしたタッチの絵も可愛らしく、ほっこりと安心して読める、ほっとするお話でした
冬が過ぎ、春を迎えたら、きっとファーディはもっと大喜びするでしょう その姿が容易に想像できる、護られた優しいおとぎ話です -
落ちていく葉っぱを見て木の心配をするこぎつねファーディ。
その言動がとても必死でけなげで可愛らしくて。
昨今めったにお目にかかれないそのけなげさに、イマドキの子どもたちはついて来られるのかしら、と訝ってしまう…のは汚れた大人だからでしょうか(汗)
落ち葉の表現を文字がお手伝いしています。
手をひらひらさせながら文字を追って風を表現しながら読み聞かせてみました。
最後のページはちょっとお楽しみ。
子どもが「わあっ☆」とつぶやきました☆
手元で読み聞かせるのにピッタリの絵本です。 -
2年生の読み聞かせに。
秋から冬になる今の季節にぴったりのお話だなと思って選びました。
お友達の「木」の葉っぱがカサカサと茶色くなっていくのを見て「元気がない」と心配する子ぎつねのファーディ。
一生懸命木を守ろうとする姿が可愛すぎてきゅんきゅんします!
季節の移り変わりの美しさとファーディの優しさを感じてもらえたら嬉しいなーと思って読みましたが、男の子にはちょっと物足りなかったかな⁇ -
絵の可愛らしさがお話の最後まで裏切らない。
ファンタジックで気持ちがほんわかします。 -
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季節の移り変わりの時期にぜひ読みたい絵本。こぎつねのファーディは友だちの木の葉が、だんだんと散っていくのが気がかりでなりません。「ぼくがぜったい守ってあげるね」と約束したけれど、ついに最後の1枚になって・・・。ファーディーが木を思いやり、一生懸命守ろうとする姿がかわいらしくもあり、またやさしい気持ちになれます。この本から、季節の移りかわりを教えてあげてもいいかなと思います。
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子ぎつねのファーディがかわいくてかわいくて。優しい子なんだなあ。しんぱいないよ あき だからね がいいなあ。そうなんだよね、秋だからね、大丈夫。お母さんに教えてもらったことをちゃんと葉っぱにも伝えるのがいいなあ。最後のページがきれいでうっとり。ファーディもこんな気持だったんじゃないかなあ。
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O・ヘンリーの「最後の一葉」を思い出す。
最後は、娘とふたり「わぁ〜〜(ハート)」と盛り上がった。 -
岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00341088
ファーディのともだちはおおきなきです。ところがここのところきのげんきがありません。はっぱはどんどんちゃいろくなり、かぜがふくとおちてしまいます。いったいどうしたのでしょう。きせつのうつりかわりとともだちをおもうきもちがかさなって…ちいさなちいさなあきのおはなし。(出版社HPより) -
友達想いのファーディ。
彼の友達は、落葉樹。季節が移りゆく中で、葉が落ちる姿に、不安になり一生懸命守ろうとする姿。
ファーディの不安な気持ちや、優しさがよく伝わる、絵と言葉に、ぎゅっとなりました。
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6分
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ファーディの優しい気持ちがいじらしい。最後の1ページが美しく、娘も気に入っていた。3歳2ヶ月
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葉っぱを守るファーディーのすがたがかわいい。移ろいゆく季節を思うのにぴったりの絵本。
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かわいい話です。
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