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Amazon.co.jp ・本 (190ページ) / ISBN・EAN: 9784652004760
みんなの感想まとめ
思い込みの激しい主人公テーオバルトが、騎士道を学ぶために「竜のなみだ」を手に入れようと奮闘する物語です。彼の成長を描く中で、祖父や家来たちとの関係性が温かく、ユーモラスな展開が魅力的です。テーオバルト...
感想・レビュー・書評
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表紙と背表紙の色とタイトルが好きで、小学校のころよく読んでいた。昔風の章題も好き。
そのわりに内容はすぐに抜けてた。
今読んだら、昔よりずっと楽しめた。多分テーオバルトの年齢を越したからだろう。
教訓臭さも一周回って楽しめる。
男爵家の若様、テーオバルトは素直で頑固でちょっと思い込みが激しい。
『騎士道入門』という本を真に受けて、「竜の涙」を手に入れて一人前の岸になるまでは後を継がない「などと、わけのわからぬこと」を言い出す。
竜なんているわけないのにと思いつつ、老男爵は一計を案じ、テーオバルトを従者のハンスとともに送り出す。
頭から否定せずに一旦受け入れる男爵のやりかたに、アルツハイマー施設の話を思い出した。http://labaq.com/archives/51033310.html
ドイツの施設で、家に帰りたいと出て行ってしまう利用者に困った施設が、フェイクのバス停を設置する。来ないバスを待つ利用者に職員が頃合いを見計らって「そこは寒いからお茶でも飲みながら中で待ちましょう」と話しかける。すると見えるところにバス停がある安心感もあって、利用者はすんなり戻ってくれる。
「頼れるリーダー」(というか「理想の上司」)な老男爵や、大人げなくお祭り好きなおじさん、言うべきことはちゃんと言う従者のハンス、がんこだけど人の話を聞く耳はもっているテーオバルト。
登場人物がみんな善人。
でもこの組み合わせはどっかで見たな。「たったひとりの伝説」とかぶる。http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4652011210詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後のほうで、慣れってこわいなって思った。
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この作者の作品はだいたい面白い。
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騎士道入門という本に騎士たるもの竜のなみだが必要と書かれているのを読んだテーオバルトは竜退治の旅に出る。しかし竜など存在するはずがないと思ったテーオバルトの祖父と家来たちは、ハリボテの竜を作って退治させようとするのだったが…
主人公のテーオバルトは思い込みの激しいドン・キホーテのような性格なのかと思いきや、思慮深くそれでいて素直で疑うことを知らないんですね。そんなだからこそ祖父や家来たちは望みを叶えさせようと四苦八苦するのです。その関係性がいいんですね。
また昔話のパターンに少しひねりを加えたエピソードを重ねていくのが面白く、それを通してテーオバルトは自ら考え行動し成長していくという展開も素敵です。 -
小学3年~
質4
量3
立派な騎士たらんとする男爵家の跡継ぎテーオバルトは、『騎士道入門』なる怪しげな本を信じて「竜のなみだ」を手に入れて一人前の騎士になるまでは家を継がない言う。困り果てた男爵と家来のランスは一計を案じる。
その計画と物語の結末はひねりがないと言えばひねりがないかも。だけど出てくる登場人物たちすべてが憎めず、優しい雰囲気な作品です。 -
楽しくて、ちょっとひねっていて、大人のファンタジー好きにもおすすめ。続編『マックスのどろぼう修行』も面白かった。
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最後から2行目がとても心に響きました
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どこかとぼけてて向こう見ずな若様がステキすぎです!
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先が読めるけど、おもしろい。斉藤さんの言葉の選び方はいちばんです。
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続編というのか、同じ世界でこの話の主人公たちが出てくる「マックスのどろぼう修行」
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