チョコレート戦争 (新・名作の愛蔵版)

著者 :
制作 : 北田 卓史 
  • 理論社
3.85
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本棚登録 : 631
レビュー : 93
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652005026

感想・レビュー・書評

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  • 1965年初版。世に出てもうすぐ50年になろうとしている日本の児童書のロングセラー。

    自分がいつか母親になったら絶対子どもに読ませたい本のひとつ。

    とにかく、面白い。
    金泉堂に行ってみたくて、たまらなくなる(笑)

    友情と目の前の魅惑のケーキの間で葛藤する子どもの心理も(笑)
    「一番のお客様」であるはずの子どもへの態度が大人げなさすぎる(笑)洋菓子屋さんの事情も、
    いざという時には一致団結する子ども達のパワーも、
    もう全部が面白くて。

    そして、前書きがまた素敵。

    まるで本当にあった事のように書いてるけど、

    果たして、50年前に小学生が街一番の洋菓子屋さんのショーウインドーからチョコレートの城を盗んだのか。

    そもそも、金泉堂は実在したんだろうか。

    もし実話だったのなら最高に楽しいし、
    違うのなら、子ども達に夢を見せようとする大人たちの本気が凄いな、

    とオトナになった今、ふっと思ったり。


    『ショコラ』の「ラ・セレスト・プラリーヌ」、

    『アンティーク〜西洋骨董洋菓子店』の「アンティーク」、

    そして『チョコレート戦争』の「金泉堂」。

    わたしの夢の3大パティスリー。

    • アセロラさん
      >まろんさん
      こんにちは~♪もう、ぜひぜひお読みください!オススメです!

      素敵なお店かは…(この逡巡は読んでいただければわかるかと・...
      >まろんさん
      こんにちは~♪もう、ぜひぜひお読みください!オススメです!

      素敵なお店かは…(この逡巡は読んでいただければわかるかと・笑)、でもケーキは本当に美味しそうですよ!
      まろんさんなら、大石真さんによる前書きでもっていかれると思います♪エピローグも素敵ですし…。

      まろんさんと語り合いたいです♪
      レビュー、楽しみにしていますね!
      2013/02/05
    • 円軌道の外さん

      猫に次いで
      甘いモノが好きで
      食いしん坊体質な自分なので(笑)
      この小説前々から読んでみたかったんスよ(笑)(^O^)

      し...

      猫に次いで
      甘いモノが好きで
      食いしん坊体質な自分なので(笑)
      この小説前々から読んでみたかったんスよ(笑)(^O^)

      しかし子供にとって甘いお菓子って
      ホンマ抗えない魅力がありますよね〜


      自分はホットケーキと
      シュークリームを腹一杯食べることが
      幼い頃の夢でした(笑)(^_^;)


      てか、図書館に
      探しに行きま〜す♪


      2013/02/09
    • アセロラさん
      〉円軌道の外さん
      わたしも食いしん坊なので、食べ物が出て来るお話は大好きです(^^ゞ
      それが甘いお菓子ならなおさらで…(笑)

      ホットケーキ...
      〉円軌道の外さん
      わたしも食いしん坊なので、食べ物が出て来るお話は大好きです(^^ゞ
      それが甘いお菓子ならなおさらで…(笑)

      ホットケーキとシュークリーム!
      夢のようですね♪
      わたしはホールのケーキを切り分けないで、そのままフォークで全部食べるのが夢でした(笑)

      ぜひぜひ、図書館で探してみてくださいね〜♪
      2013/02/11
  • 尊敬するブクログ仲間さんが、この本に登場する金泉堂を
    「夢の三大パティスリー」のひとつ、と書かれていたので
    お菓子に目のない私としては、これはぜひ読まねば!と借りてきました。

    なるほどなるほど。
    こどもに戻って、ピカピカのショーケースを覗き込んでいるかのような気分♪
    おいしそうな挿絵にも、金泉堂の描写にも、わくわくが止まりません。
    ウィンドーに飾られたチョコレートのお城。 ショートケーキにシュークリーム、
    エクレアを「エクレール」と綴ってあるのも懐かしい。

    そして、なんとも楽しいのが、
    金泉堂の割れたショーウィンドーを巡って対立する大人もこどもも
    基本的にはいい人なのだけれど、「あ~あ」と言いたくなるような
    「困ったちゃん」な部分のほうが、むしろ張り切って描かれているところ。
    私としては、一度は見て見ぬふりをする小狡さを持ちながらも
    こどもたちのために、金泉堂へとUターンするトラックの運転手さんが好きです♪

    やり方はともかく、無実の罪をかぶせた大人の横暴に立ち上がる溌剌としたこどもたちも
    自分に非があるとわかったら、毎月特大のデコレーション・ケーキを運んで
    盛大なお詫びをする金兵衛さんも
    うれしくなるほどおおらかで、エネルギーに満ちていて。
    元気がもらえる1冊です。

    • まろんさん
      kuroayameさん☆

      児童書なので、字も大きくて、挿絵も昔ながらの雰囲気で
      読んでいて、とにかく懐かしさがこみ上げる本でした!
      手もと...
      kuroayameさん☆

      児童書なので、字も大きくて、挿絵も昔ながらの雰囲気で
      読んでいて、とにかく懐かしさがこみ上げる本でした!
      手もとにお菓子がないと、禁断症状が出てしまいそうに
      お菓子の描写がおいしそうなので、その点だけ気をつけてくださいね(*'-')フフ♪
      2013/02/22
    • 円軌道の外さん

      わぁ〜
      自分もコレ、
      ずっと気になってた本です!(^O^)


      もう乙一のチョコレート小説もそうやけど、
      自分の好きな食べ...

      わぁ〜
      自分もコレ、
      ずっと気になってた本です!(^O^)


      もう乙一のチョコレート小説もそうやけど、
      自分の好きな食べ物を描いた小説って
      食べ物が出てくる度に
      妄想しまくりですもんね(笑)


      それが
      甘い甘いチョコレートやケーキなら
      なおさら!


      児童書なら
      文庫化はされてないんかな?

      わぁ〜読んでみたいけど
      来月から図書館のない町に引っ越すことになったので、
      何かと不安なのです(>_<)


      本屋は近くにあるんやろか(汗)


      2013/02/23
    • まろんさん
      円軌道の外さん☆

      ええ~?!お引越しですか!
      それも、図書館のない町って、本を愛する円軌道の外さんには
      かなり酷な環境ですね(>_<)
      せ...
      円軌道の外さん☆

      ええ~?!お引越しですか!
      それも、図書館のない町って、本を愛する円軌道の外さんには
      かなり酷な環境ですね(>_<)
      せめて、本屋さんやブックオフは、近くにありますように!

      この本、何度も復刻版みたいのが出て、いろんな版があるみたいなのですが
      文庫はどうなのかなぁ?勉強不足でごめんなさい。

      出てくるお菓子が、今のデパ地下に並んでるみたいなお洒落でキラキラした感じじゃなくて
      ケーキなんかなかなかおやつに出なかったころの
      昔なつかしい雰囲気を漂わせてるのが、うれしくなっちゃう本です♪
      おとなもこどもも、いい意味でも悪い意味でも(?)
      バイタリティーにあふれてるのも素敵で。
      とにかくくいしんぼうのためにあるような本なので
      どこかで読めるといいですね(*'-')フフ♪
      あ、これって、円軌道の外さんをくいしんぼうと断定してますね、
      ごめんなさい(笑)
      2013/02/25
  • ブクログで好評なので、読んでみました。
    なるほど~名作にして快作!
    こんな面白い本を読んでいなかったとは‥

    町の大通りにある憧れの洋菓子店「金泉堂」
    ごほうびにも、何か良いことがあったときにも、金泉堂のお菓子が子供達の何よりの楽しみでした。
    ウィンドウの中には、ショートケーキ、シュー・ア・ラ・クレーム、エクレールやモンブラン等々。
    そしてもう一つ、すべて食べられるお菓子で作られたチョコレートのお城が!

    ケーキを買いに行った小学生の明と光一が、チョコレートのお城に見とれていたら、突然ガラスが割れます。
    ガラスを割ったという疑いをかけられてしまった二人。
    呼び出された若い先生は、二人のいうことを信じてくれるのですが。
    弁明をまったく信じない金泉堂の主人に、子供たちは戦いを挑みます。

    光一は仲間を募って、チョコレートのお城を盗み出すという作戦を練ります。
    これは計画が偶然もれてしまい、大人の広告に利用されるのですが。
    明は学校新聞の記事に困り、このことを書くことを思いつくのでした。

    登場人物が大人も含めてみんな、どっか欠点があり、それも愛すべき人間らしさとして描かれています。
    面白おかしい元気いっぱいな内容に笑わされて、心地良い結末にすっかり気分がよくなりました。

    1965年初版。
    子供向けの本は生真面目なものという常識を打ち破った作品だそうです。
    大鵬幸喜というお相撲さんの名前が出るの、最近の子供達はわからないでしょうね。
    つい先ごろ亡くなられたので、ニュースで見た子がいるかも?
    「巨人、大鵬、卵焼き」というのが3大「子供の好きなもの」だったという。
    今なら何でしょうか‥
    おかずなら、ハンバーグ、カレー、スパゲティ(パスタ?)かな。
    子供の好きな3大スイーツは何かな?なんて、ふと考えたりしました。
    65年にはチーズケーキもティラミスもパンナコッタもなかったでしょ。
    今や多すぎて、選べませんね~。

    最近、ケーキが食べたくて仕方ない!
    いつになくエクレアやシュークリームもすごく目に付くの~この本のせいだったのね♪

    • アセロラさん
      sanaさんも、ついにチョコレート戦争をお読みになったんですね!\(^O^)/
      金泉堂の輪が広がりつつあるようで嬉しいです(^ー^)

      今の...
      sanaさんも、ついにチョコレート戦争をお読みになったんですね!\(^O^)/
      金泉堂の輪が広がりつつあるようで嬉しいです(^ー^)

      今の子供達の3大スイーツ…、プリンとか?後はイチゴショートやチョコレート…?時代が変わると、流行も変わりますよね。

      わたしもエクレアを食べたいです♪稲妻のような速さで(笑)
      2013/04/30
    • sanaさん
      アセロラさん、
      コメントありがとうございます!
      すぐ気がつかなくて、ごめんなさい~(汗)

      アセロラさんとまろんさんのレビューを読んで、「チ...
      アセロラさん、
      コメントありがとうございます!
      すぐ気がつかなくて、ごめんなさい~(汗)

      アセロラさんとまろんさんのレビューを読んで、「チョコレート戦争」読んだんですよ~☆
      子供達が元気で、大人も個性的で、とっても楽しかったです。
      子供の頃、ケーキ屋さんへ行くのがどれほど楽しみだったか思い出しました。

      今の子供達の3大スイーツ、プリンもありそうですね!
      苺ショートにチョコレートケーキって王道ですよね~~。
      美味しさは大人も子供も同じ?
      エクレア、食べたくなりますよね~~稲妻のような速さで(^o^)/
      2013/05/11
  • ★★★
    子供たちの憧れの洋菓子店、金泉堂。
    ある日、明と光一は、金泉堂のショーウィンドウを割ったと誤解されてしまう。
    子供の話を聞かない一方的な物言いに腹を立てた子供たちは金泉堂の鼻を明かす方法を考える。
    金泉堂のショーウィンドウに飾られているチョコレートのお城を盗み出そう!
    子供たちと金泉堂とのチョコレート戦争の始まりだ!
    ★★★

    私が子供の頃から有名な児童文学でしたが読むのは初めて。
    子供たちの行動力と企画力、「子供にとっては大きな問題」に対する団結力がすごいですね。

    家の7歳児に「友達にこんないたずら(チョコレート城盗み)一緒にやろうって言われたらやる?」ときいたら「やらない!」
    「じゃあ友達がひどい目にあわされたお店のおいしいお菓子を『いらない!』って言える?」ときいたら「食べないって言える!」とのことでした。ほんとかな~(笑)

    • だいさん
      >ほんとかな~(笑)

      子供にもブライドがありますから。(母の前では)
      >ほんとかな~(笑)

      子供にもブライドがありますから。(母の前では)
      2016/06/28
    • 淳水堂さん
      だいさん

      こんばんは!
      「食べないって言える」のは今では手に入りやすい「洋菓子」ですからね、
      これが「もしあるゲーム会社がお友達に...
      だいさん

      こんばんは!
      「食べないって言える」のは今では手に入りやすい「洋菓子」ですからね、
      これが「もしあるゲーム会社がお友達にひどいことをしたとして、『お友達の為にこのゲームで遊ばない!』っていえる?」という場面だったら言えないかも(笑)
      2016/06/29
    • だいさん
      淳水堂さん
      こんにちは

      なるほど
      熱中することがちがうんだ
      ゲームなんですね
      淳水堂さん
      こんにちは

      なるほど
      熱中することがちがうんだ
      ゲームなんですね
      2016/06/30
  • 会社の同僚が、この本に出てくるエクレアがめちゃめちゃおいしそうなんだよ!!と熱弁していたので読んでみたくなりました。

    確かにエクレアを食べる描写がとても丁寧でおいしそうでした~(*^^*)
    なかなか食べられるものじゃないから、大切に食べてるんだなという感じがすごくでてました。

    子どもが読むのと大人が読むのとでは感じ方が全然違うのだろうなと思います。
    大人の理不尽な振舞いには腹が立ちましたが、金兵衛氏の過去を読んだらどこか金兵衛氏を憎みきれない...この人も苦労してきたんだよなぁと。

    光一たちの勇気と新聞部の尽力、青年の正直さによってチョコレート戦争は幕をおろします。
    子ども時代に読んでいたら子どもたちの挑戦にわくわくし、勝利に喜び、痛快!で読み終えられたと思います。
    最後は円満な終わり方だったはずなのに、なぜか複雑な読後感でした。

    光一は大物になるだろうなと思いました(笑)
    みどりも将来が楽しみだ

  • 甘いものが好きで、ケーキ屋を見かけると決まってロールケーキを買う。しかし、やわらかそうなエクレアがあれば、話は違う。エクレアという食べ物を知ったのも、それが稲妻の意味で、クリームが飛び出さないよう稲妻のごとくす早く食べなければならないからだと知ったのもこの本から。およそ40年にならんとする僕のvery long seller。

  • 金兵衛氏は、僕からしてもやっぱり、子どもだからって、疑いすぎだと思いました。

  • 小学生低学年の時。
    初めて文章のたくさん並んだ本を買ってもらったのがこれ。

    同じくらいの年の子たちが活躍する内容に勇気をもらい、そして美味しそうな洋菓子の描写に引き込まれ、何度も何度も繰り返して読んだ本です。

    ところどころの挿し絵も独特の味があって好き。


    大人になっても何度かページを捲るくらい、大好きな1冊です。
    子供が出来たら読ませたい!

  • 完全な悪者も完全な善人もなく、みんながみんな時に間違えるものだということ。1つの行いや見た目でその人を決めつけてはいけないということが描かれていると思いました。登場人物にきちんと色んな側面があります。
    また、子どもならではの登場人物の発想、行動にわくわく、そして微笑ましい気持ちにもさせられます。
    なんといっても金線堂の洋菓子が食べたくなりますね!(*^-^*)

  • 大好きだったー。あまりに感動したので前年の担任の先生に感想文を手紙にして送った。小3のとき。

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