森のなかの海賊船 (こそあどの森の物語 (3))

著者 :
  • 理論社
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感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652006139

感想・レビュー・書評

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  • 読後 こんなに感動するとは思わなかった。
    「船出だ!」 魔法! 古い海賊船に力がみなぎり、こそあどの森の中を、進んでいく。
    「いまこそわたしの宝をみせてあげよう!」
    海賊と呼ばれた男、フラフラの宝とは。そして、最後の魔法。……魔法が消えたとき。
    、、、スキッパーといっしょに、胸のなかがいっぱいの気持ちになり、目が熱くなった。

    ラストの余韻が、良かった。

    、、、この本を紹介してくれた、ほっぺプニプニマンさん、読んで頂いた皆様、どうもありがとうございました!

    りまの

  • シリーズ3

    見て!表紙。
    スキッパ、どんどんたくましくなるな。
    また双子が名前かわってんの。
    今度はジンジャーとミントだって。
    つぎはブラックとホワイトじゃね?
    この本、ちょっと悲しいんだ。区切りがつくまで読むのやめられない感じ。
    S10

  • こそあどの森シリーズ3作目
    いちばんすきかも はあ本当すき
    スラスラしゃべるトワイエさんは
    きっとイケメンなんだろうなあ
    切ないけど優しい気持ちになれるお話

    好きなシーン


    ーーーそういうふうに思えるってのが、マサカ、おめえのいいところさ。

    ーーーもういちど歌えるさ、きっと歌えるさ、フラフラはいいつづけていました

    ーーーだきしめていたフルフルのやわらかさはおぼえていましたし、フラフラの残した悲しさが、心の底にあるのを感じても、いました。

  • まさか宝物が金貨とかじゃないのが意外だった。

  • 森のなかの海賊船 岡田淳
    こそあどの森3

    物欲に歪んだ社会の
    理不尽で複雑な関係の中で
    少し悲しいけれど
    美しくもある物語

    海賊船と言われている宝物を
    探し続けて旅をしている
    船大工で笛吹の祖先は
    この幽霊船を作った一人だったと同時に
    船乗りの道化の一人でもあったのかもしれないと
    この本を読む人は
    もどかしく思いながら
    多重次元世界を旅することにもなる
    ふしぎな設定だ

  • 一緒に冒険してるような
    気持ちになって、わくわく
    ハラハラでした。

    ふたごちゃんの自由な感じ
    すきだなあ。

  • すごいですね
    岡田淳さん
    児童向けのこんなにもスリリングで楽しいお話を創り出すなんて
    イラストもすてきです
    めでたし!めでたし!ではないラスト
    でも余韻を残して……
    「こそあどの森」シリーズ、まだまだ楽しませてもらいます

    ≪ 森の中 じっと待ってる 宝物 ≫

  • シリーズの中で一番好き 展開がすごくうまい と思う「突然のギーコさんの話」にシビれた 普段は「無口」な「大工」ってキャラ設定を上手に生かした展開だなー、と。

  • 「すてきよ。ときどき
    やってきたいくらいだわ」
    ースミレさん

    一緒に「船出だぁっ!」って言いたくなった!
    ホーローのカップはそれぞれにとって素敵な宝物になっただろうな。

  • 子どものころ『二分間の冒険』が好きだったけれど、特に著者の他の本を読もうとはしておらず、大人になってから「そういえばこの人の本好きだったなあ」と何気なく手に取った「こそあどの森」シリーズ。まさか…まさか泣かされることになるとは思わなかった。
    ―森のなかに船がある。
    ―乗組員は十人。男が六人、女が四人。船出だ、と叫ぶのだ。
    フラフラの、宝。

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著者プロフィール

1947年兵庫県生まれ。神戸大学教育学部美術科在学中の1966年に「星泥棒」を自費出版。西宮市内で小学校教師をつとめながら1979年に『ムンジャクンジュは毛虫じゃない』(偕成社)を発表。1981年『放課後の時間割』で「日本児童文学者協会新人賞」を受賞。教壇に立ちながら1年に約1タイトルのペースで作品を発表。数々の賞を受賞する。「こそあどの森」シリーズ(理論社)は国際アンデルセン賞オナーリストとなる。アジア各国では翻訳本も出版されている。岡田淳作品で読書嫌いが治った、本好きになったという人は多い。

「2008年 『人類やりなおし装置』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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