ユメミザクラの木の下で (こそあどの森の物語)

著者 :
  • 理論社
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本棚登録 : 433
レビュー : 51
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652006146

感想・レビュー・書評

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  • こそあどの森シリーズ4作目。
    かくれんぼをしたことがないスキッパー。春になり散歩に出かけたところ、広場の木の下で知らない女の子をウサギと間違えて「みぃつけた」と言っちゃいました。現れたと思えばふとした瞬間に消えてしまう女の子。二度目に現れた時は他に男の子たちもいました。不思議な気持ちになったスキッパーは、これは夢なのかな?と思います。

    なんとも切ない気持ちになるお話でした。ネタバレになるので詳しくはかけませんが。スキッパーの哀しい切ない気持ち、心理描写が巧みすぎてこっちまで哀しくなって泣けました。ああ、すごくいいなぁー。
    大人にもぜひ読んでもらいたいと思うお話です。大人はしっかりとこのお話を理解できるので。もちろん小学生でも高学年くらいなら十分理解できるはず。ただ、大人目線の気持ちがはっきりと分かるのはやはりいい大人でないと、と思います。理解はできなくとも、心に何か残るお話です。
    一つ、面白かったのは、スキッパーの気持ちと大人達との温度差で、思わずクスリときましたね。こういう所も巧いな、と思います。

  • 図書館で借りて、月に1冊ずつ読んでます。
    4月は4番目のお話、ユメミザクラ。
    1月から1冊ずつ読んでると、季節が合うような気がします。(←個人的な意見ですが)
    1月は最初のお話で、こそあど森の雪景色が印象に残ってて、本読みながら外は寒いなって思い、今回は自分もお花見した後なので、ユメミザクラと同じ季節だなと思いました。
    次のお話も楽しみです。

  • こそあどの森1~4巻と読み進めていくうちに
    主人公スキッパーの存在が愛おしくて。
    スキッパーが楽しそうに過ごす姿を
    私もほほえみながら読み、
    スキッパーの涙が出た時
    私の心もとってもキューっと苦しくなった。

    4巻も夢中で読みました。
    いい話だなぁ。

  • ユメミザクラの木の下で 岡田淳 理論社
    こそあどの森の物語4

    童話というよりも大人の散文詩
    寂しくはかなく暗くそっと心に秘めておきたいような
    少し古いタイプの物語

    それにしても家族のように
    こんなに気を許し合える地域社会が現在の地球上に
    是非とも必要だと言うことでしょうか
    どうすればこの暴力的な恐怖社会を拭い捨てて
    本来の信頼関係を取り戻す勇気を磨き出せるだろうかと
    誰かが率先して命掛けで呼びかけ全員で取り組まなければ
    自然崩壊するのを呆然と立ち尽くして見ることになる

    もう少し希望を持てるフェードアウトがほしいです

  • 不思議で、すこし切なくて
    しんみり読みました。

    誰もがみんな子どもだった。

  • この森でもなければ、その森でもない。あの森でもなければ、どの森でもない。こそあどの森、こそあどの森。

  • ・スキッパーがユメミザクラの木の下で遊ぶので、楽しい本だと思いました。
    ・昔の人が本当にでてくるし、二つのストーリーがあって、一つは大人の話、もう一つは子どもの話です。

  • 「かくれんぼ。ぼく、いかなくちゃ」
    ースキッパー

    挿絵がとても綺麗。
    しんみりしてしまうけど好きな話。

  • 長男5才に読み聞かせ。こちらも続きが気になり、ついつい長く読んでしまう。長男は前半の最後で、この子供たちはこそあどの森の大人たちなんじゃないかとつぶやいていた。後半を読み終えると、よくわからなかったという感想。こういうことなんじゃないかと話しをしたら、わかったようなわからないような表情だけど一生懸命聞いている。スキッパーはどこにいたの?と、それが一番気になると言っていた。家で本を読みながら寝ちゃって、スキッパーも夢をみていたんじゃないかと自分の考えを話してくれた。正解を知りたがる長男に、物語には書かれていないから、自分が考えたことが正解でいいと思うこと、スキッパーも夢をみていたっていうのは、僕もそうだといいなと思ったことを伝えた。読み終わった本について話しをしたのははじめてだった。

  • シリーズ4

    3日で読んだ!やっぱ、風呂で読むと早い。
    子供と大人の話があってさ、やっぱそうかなと思ってたから早かった。
    計算できれば、つながんだよね。
    でもハッキリそうってかいてないんだけど。S10

    この前の海賊船の話しよりこの話の方が面白いわ。(ババ)

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著者プロフィール

岡田 淳(おかだ じゅん)
1947年兵庫県生まれ。神戸大学教育学部美術科在学中の1966年に「星泥棒」を自費出版。西宮市内で小学校の図工教師をつとめながら1979年に『ムンジャクンジュは毛虫じゃない』(偕成社)を発表。1981年『放課後の時間割』で「日本児童文学者協会新人賞」を受賞。教壇に立ちながら1年に約1タイトルのペースで作品を発表。数々の賞を受賞する。「こそあどの森」シリーズ(理論社)は国際アンデルセン賞オナーリストとなる。アジア各国では翻訳本も出版されている。岡田淳作品で読書嫌いが治った、本好きになったという人は多い。自著の挿絵も手がけている。
代表作に『二分間の冒険』、『選ばなかった冒険―光の石の伝説』など。

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