消えた2ページ (名作ランド)

著者 :
  • 理論社
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本棚登録 : 15
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652007150

感想・レビュー・書評

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  • 衝撃<br>
    本を読んで初めて「衝撃」を受けた本。挿絵の存在感で、出合ったときから目が離せなくなった。<br>
    絶対に可愛いとか綺麗とか面白いとか、そんな感想は抱かない怖くて暗い絵なのに、物凄い力を感じてついつい読み始めてしまったっけ。
    <br>表紙も「衝撃」だったけど、読んでみても「衝撃」。<br>
    子供ながらに「何じゃこりゃーーーーーーーーーーー」と世界観に叫び声を上げそうになったよ。もうね凄いの。引き込まれちゃうの。怖いのにやめられなくて、実世界の現実味が薄れるような戦慄。<br>
    あまりの「衝撃」に小学校2年生くらいで読んだのにもかかわらず今まで忘れた事がなかった。きっと一生記憶に留まるだろう作品。<br>
    しかも「わかったさん」「こまったさん」シリーズと同じ作者でまたまた「衝撃」<br>
    ★10個です。

  • 少し怖いけど奥が深くてすごく面白かったです。
    冒頭の太文字のインパクトが強くて興味をそそられました。
    はんたい学、簡単そうに見えてなかなか難しかったです笑
    主人公の男の子が子供の気持ちをしっかり代弁してくれていて、共感できるところがいくつかありました。

  • 小学生の頃この作品を読んで別世界の存在に強い憧れを持った。もう1度読みたいと思ったが見つけることが出来ず、自分自身が別世界で読んだものだったのだろうか?と当時は不思議に感じた。

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著者プロフィール

1928年東京生まれ。戦後、早稲田大学に入学、早大童話会に入り坪田譲治氏の元で童話を書き始める。1956年以後王さまを主人公とした作品をライフワークとして書き続け人気を博す。作家の他、児童図書の編集、大学での児童文学や幼児教育の指導、地域の図書館創設や文庫活動、毎年のアフリカ旅行等、活動は多岐にわたった。2006年没。

「2022年 『ぼくは王さまおしごとコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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