西遊記 8 怪の巻 (斉藤洋の西遊記シリーズ 8)

著者 :
  • 理論社
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本棚登録 : 103
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652011584

作品紹介・あらすじ

通天河近くの屋敷で、法事がいとなまれていた。そこに立ち寄った三蔵法師一行が聞いたところ、この法事は、これから死ぬもののための追善供養なのだという。近くのやしろにまつられている霊感大王が、年に一度の祭礼のたびに、子どものいけにえを要求してくるのだった。「子どもが死なずにすむようにしてやろう」と、悟空は秘策を考えた…。世界最強のファンタジー・アドベンチャー「西遊記」第8弾。

感想・レビュー・書評

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  • 天界組みんなかわいいなぁ…笑

  • 妖怪きんぎょに猿轡をかまされてぐるぐるに縛られる三蔵にときめいた←
    そんな状態でもごもごと何か主張している三蔵が何を言っているのかを、ちゃんと理解した悟空がかっこよかった というかその関係すてき←
    でも、分からないフリしてしらばっくれて「何言ってるんですか?」とか言ってる悟空どえすすぎ どきどき
    天竺には、一緒に行きたかったのに…!一緒に見たかったのに…!と悔しがる悟空にきゅんきゅんした←

  • 斉藤洋さんのかっこいい悟空の西遊記シリーズ。今回はちょっと話が散漫な印象かな。活劇が多かったというべきか。

  • 唐と天竺のちょうど中間地点にある陳家荘までやって来た一行(玄奘三蔵の元々の苗字は陳なんだね)。いつものように妖怪騒ぎに出くわす。妖怪には2種類あるというが、今回の敵は二人とも脱走組。上つ方の管理体制はどうなっているのか。いや、一人は単なる管理不行き届きというわけではなさそうで…。金丹じじいこと太上老君に最後通告を突きつける悟空。騒動に巻き込まれた下っ端妖怪たちにも同情を寄せる懐の深さよ。

  • 哪吒登場!っても場面少ないけどね。
    一足先に天竺を拝んでしまうことを残念がる悟空。本当に三蔵が好きだなあ。

  •  贅沢なくらい味方が沢山出て来てゴージャスな楽しみがありました。敵が強いのも面白かったですね。道教の神たちと仏教の仏たちがそれぞれ登場していて、それぞれに信者がいて、時には対立関係にあるという構図が前の巻から明らかになってきました。この構図はきっと元々の西遊記からあったことだろうとは思いますが、ちょっと斬新な世界観ですよね。うちの子供たちには宗教というものがまだほとんど理解できていないので、この構図を説明するのが若干ややこしいです。仏教側は子供向けの本も沢山出てるし日本の童話にも度々登場するのでまだ親しみが持てるのですが、道教側の太上老君とか道士とか僕にもわからないし子供向けの本もありません。ちょっと残念なところです。
     ちなみに本書の中で太上老君を儒教世界の神と述べていますが、これは道教の間違いだと思われます(太上老君は老子を神格化した物だそうです)。三蔵がしばしば般若心経を唱えているのを「観音経」としているのも誤りなんじゃないかと思われます。そんなディテールの正確さはまあ児童書なんでいいんですけど。

  • ジャカルタ、インドなどを舞台とした作品です。

  • 図書館で借りました

  • 第一巻から大ファンで毎回楽しみにして読んでいる。でも次回作までが待ちきれないほど長い・・・。でもそれを忘れさせてくれるほどおもしろい。
    親子で取り合って読んでます。

  • ごくーうぅううううぅぅうぅー。
    最後までいけるといいね。

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著者プロフィール

1952年、東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。1986年、『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞受賞、同作でデビュー。1988年、『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞受賞。1991年、路傍の石幼少年文学賞受賞。2013年、『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞受賞。「どうわがいっぱい」シリーズの作品に、「もぐら」シリーズ、「ペンギン」シリーズなどがある。

「2022年 『がっこうのおばけずかん シールブック 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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