- Amazon.co.jp ・本 (86ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652020050
作品紹介・あらすじ
東京を焼け野原と化した大空襲。生きのこったのは…。戦争をにくみ,強く平和を願う作家と画家が生みだした迫力ある大型絵童話。
感想・レビュー・書評
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猫が逞しく生きている。
子猫を産んでまだ手がかかる時なのに空襲は容赦なく降ってくる。頑張れ頑張れ!
絵もとっても迫力があります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦争は、いつの時代も同じだわ…
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集中豪雨に東京大空襲を生き抜く猫の様子が田島さんの力強い絵で描かれています。
4年生以上におすすめ。 -
田島征三さん作品で小学生の時に読んで衝撃的だったのが「猫は生きている」長崎の原爆投下時の話といいましたが、東京大空襲でしたね。改めて読んでみたいと思います。(ゆかさん)
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最後に希望を、猫が生きていたのは子どもを読者とする絵本だからか、なにか希望が欲しかったのか、
フィクションならばだれか生き残ってもよかったんだろうけれど、東京大空襲を描く以上、悲惨な話になるのは仕方がないか。
田島征三さんの絵だったんだ、と今回読み返して気づく。
やっぱり、力があるよね。 -
東京大空襲の中で必死に生きる、人間の母子、猫の母子を描いた絵本。母の強さ、子の必死さ、助け合いの心。
平和への祈りを感じずにはいられない一冊。ぜひ大人にも読んで欲しい。 -
太平洋戦争中の東京、小学生の昌男、妹の光代、おかあさんの家に野良猫が住みつく。
あまりに素早い動きに稲妻と名前をつけられた野良猫は四匹の子猫を産む。
やがて子猫も大きくなってきた頃、空襲警報が鳴り響き、東京は昼間のように明るくなるほどの爆撃を受ける。
東京大空襲を描いた絵本。
迫り来る炎の絵が真に迫っていて、戦争の恐ろしさ、悲惨さを実感させられます。 -
本当に初めて読んだのが小学生のとき。
図書室だったかな。
それ以来、ずっと忘れられない絵本。
読むと泣いてしまう。