最後のひと葉 (オー・ヘンリーショートストーリーセレクション 5)

  • 理論社
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本棚登録 : 59
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652023754

感想・レビュー・書評

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    「最後のひと葉」
    この有名な話、オー・ヘンリーの作品だったのですね。

    「水車のある教会」
    結末がどうなるのか、ワクワクしながら読みました。

    「王女とピューマ」
    「王女」がかっこいいのです。

  • 「最後のひと葉」をきちんと読んだのは初めてだったか?
    ちゃんとしたオチを読んだら、本当に最後の数行だけでウルっとしてしまいました。
    こんな話だったんだ…と。

    そして2話目の話がすごく良くて、そうなんだろうなというオチが分かっていてなお、クライマックスの部分で号泣してしまいました。情景がリアルに想像でき、映画にしたら美しい絵が描けそうなシーンでした。

    1話目と2話目がとても感動的で、この2話だけだったら☆5でしたが、その後の話はあまり心に残らなかったり、いまいちオチが呑み込めなかったりでした。
    ですが、全体を通して、古き良き時代のアメリカというものが随所に感じられ、今までアメリカ文学ってほとんど読んだことがなかったので、とても新鮮な気持ちになれました。
    いずれ、サリーナスの風についても挑戦してみたいと思った。

  • 病気になった少女が、部屋の窓から見えるレンガの壁に、つたが伸びていて
    その葉が、日々散っていくさまをみて、あの葉が全部落ちれば自分の命も・・・と。
    それを知った絵描きの老人が・・・・・っていう
    きっと誰もが読んだことがある、いや読書はなくても映像やお話で聞いたことがあるであろう、
    オー・ヘンリーの「最後のひと葉」を表題作として、短編が8編載ってます。

    彼は272編の短編があるらしい。全部を読みたいですね。
    このショートストーリーセレクションは何巻まで続くんでしょう。
    ちなみにこれは5巻。

    どの話も、そのままハッピーエンドになるのではなく、最後にピリッと毒があり、どの短編も面白い。
    これもオー・ヘンリーの作品だったのか、、と再確認なものも何編かあり、改めて読むと、良いですね。

    翻訳の方が上手いのか、読みやすい。

  • 登録日:6/11
    読み語りボランティアさんご推薦

  • 成人するまで、恥ずかしながらオーヘンリーの作品はこれの表題作しか知りませんでした・・・。
    あんだけたくさん書いているのに。
    世の中にはまだまだ読んだことのないおもしろい話がいっぱいあるんだろうなあ。

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著者プロフィール

オー・ヘンリー/1862年、アメリカ・ノースカロライナ州出身。銀行勤務時代に横領罪で有罪判決を受け、服役中から短編小説を書きはじめる。ショートストーリーの名手と呼ばれ、庶民の哀歓を描く作品は時代や国境を越え多くの人々に愛され続けていて、生涯272編の短編作品を残し、これまで映画化された作品も多い。

「2023年 『人生は回転木馬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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