- Amazon.co.jp ・本 (54ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652040348
作品紹介・あらすじ
冬、どんぐりがなるコナラの木に、葉はありません。そして、枝の先には…たくさんの芽が、春のおとずれを待っています。春夏秋冬、動物たちや人間と結びつき、ゆたかなみのりをもたらすどんぐりの木。
感想・レビュー・書評
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「気になる日本の木」シリーズ、どんぐり編。
コナラの木の一年を定点観測した絵本。
コナラの木があると、鳥や虫やけものが寄ってくる。
そして「短いひも」のような雄花を咲かせる。これが独特で個人的に気に入っている。
本書に書いてあることはだいたい実地で見ていたので、そうそう、と確認しながら読んだ。
というのは昔、どんぐりを庭に投げ捨てたところ、芽が出た。雑木林みたいでなかなかいいなと眺めていたら、5年もしたら大木に成長してしまい困った。
どんぐりの成長力はすさまじい。
とはいえ困りながらも、鳥や虫が集まってくるのが愉しかった覚えがある。
沖縄にあるという、オキナワウラジロカシの巨大な実はいちど見てみたいな。
韓国には、どんぐりで作ったトトリ・ムックという餅があるらしい。醤油に、唐辛子などの薬味をいれたタレで食べるそうだが、これも気になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
気になる日本の木シリーズ。
子供たちの大好きなどんぐり。
どんぐりの種類や、四季での木の移り変わり、どんぐりの周りで生きる動物たちのことがわかりやすく書かれています。
子供たちはどんぐりを食べた~いといいますが、これを読むとやっぱりどんぐりを食べられるようにするのは難しそうだしおいしくなさそうだと思ったり。 -
どんぐりの木の一年。どんぐりも美味しく(⁈)頂けます。
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主にコナラのどんぐりのおはなし。
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カレラの装丁が気になって。
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秋の読み聞かせに良さそうな1冊。
どんぐりの1年の解説。
木の種類や動物との関わり、木の実が(ヒトの)食糧にもなることにも触れてある。
絵に無駄が無く好感が持てる。 -
どんぐりの事がよく分かる本!
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ドングリの実について、冬から春、夏、秋。
木の枝から芽が出て、実が落ちてまた木になるまでを分かりやすく解説している。
ドングリにもいろいろな種類があって中には毒があるものもあるので、あく抜きをしなければ食べられないとか。
植物としてのドングリから食べ物としてのドングリまで。
栗もドングリの仲間だったとは知らなかった。
確かにドン「グリ」…。 -
自然はすべてつながっている
人間だって、その一部でしかない
どんぐりって、ヒトも食べられるんだ!という
当たり前だけど、気づかなかったこと。
まぁ 欲張って食べたりしないけどね^^;