つめたいよるに

著者 :
  • 理論社
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本棚登録 : 444
レビュー : 43
  • Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652042199

感想・レビュー・書評

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  • 短い9篇の短編集。ファンタジーのような童話のような温かくてどこか切ない物語。印象としてはどれも同じようなトーンだけれど、「デューク」と「スイート・ラバーズ」が好き。

    • jardin de luneさん
      文庫化は新潮社からされたようです。
      表紙もがらっと違ってきれいなイメージになっています。
      中学生くらいでもじゅうぶん読めるとおもうのですが、...
      文庫化は新潮社からされたようです。
      表紙もがらっと違ってきれいなイメージになっています。
      中学生くらいでもじゅうぶん読めるとおもうのですが、この中のひとつが大学入試問題になったそうなので、高校生ぐらいが対象なのかもしれません。
      ちなみに嘘か本当か、その入試問題を出した会場ではあちこちからすすり泣きが聞こえたそうです。
      私が試験監督なら、点数よりも、物語に感動する子を合格させてあげたいなぁ。
      2012/06/26
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「文庫化は新潮社から」
      チェックしなきゃ、、、でに装丁違うんですね、、、
      「物語に感動する子を合格させて」
      都市伝説みたいで良いなぁ~
      「文庫化は新潮社から」
      チェックしなきゃ、、、でに装丁違うんですね、、、
      「物語に感動する子を合格させて」
      都市伝説みたいで良いなぁ~
      2012/06/26
    • jardin de luneさん
      答案用紙に涙のあとがある子を合格にしたつもりが、あんまりできなくて寝ていた子のよだれのあとだったりしたら悲しいですけどね(笑)
      文庫の表紙に...
      答案用紙に涙のあとがある子を合格にしたつもりが、あんまりできなくて寝ていた子のよだれのあとだったりしたら悲しいですけどね(笑)
      文庫の表紙にはちょうちょが飛んでます。
      2012/06/27
  • 先日読んだ絵本『デューク』が素晴らしかったので、『デューク』が収録された短編集を読んだ。
    (これは、ベストアルバムを聴いて、収録曲のなかから気に入った曲を選び、その曲が収録されているオリジナルアルバムを聴いて好きな曲を増やしていく方法に似ている)

    どのお話もすこし不思議でロマンチックですこしセンチメンタルだった。自分が思っていた江國さんの印象とちょっと違う気がしたので調べてみると、初期の江國さんの作品ということだった。自分好みの雰囲気のお話ばかりだったから、この時期の江國さんの作品をもっと読んでみようと思う。

    どのお話もとてもよかったが、ひとつ選ぶなら『僕はジャングルに住みたい』を推したい。

    ”小学校卒業を控え、サイン帖にメッセージを書いてくれと言ってくる女子たち。以前、他の生徒の分まで代表させて叱ったことを詫びる担任の先生。気になる女の子は私立の中学に行ってしまう。
    恭介はジャングルに住みたいと思う。ほら穴で気になるあの子と一緒に暮らしたいと思う。”

    ずっと前は持っていたのに、いつの間にか忘れていた昔の感情を思い出して、恥ずかしいような羨ましいような気分になれた。
    十代前半の感情の起伏が眩しい。

  • さらりと読めるオムニバス。
    SF(少し不思議)要素がちょっと多め。
    でもどれも安心して読めるお話ばかり。

  • 子どもの頃読んだらどう思っただろう。。生と死、人生の中の輪廻、連綿、人は感謝するタイミングが必ずズレるのね。それを意識すると人生楽になるなぁ。究極のgive and takeだな。

  • 犬の話がすきだった。江國香織はこういうファンタジックなものを書いてもいい具合に現実離れすることがなくていいなとおもった。

  • 2014.8月

    昔に買った本を読み返してる。

    懐かしい。

    江國さんの世界観が好きだったんだよな~。ものすごく。

  • 10の短編。

    愛犬の死に意気消沈するなか出会った男の子の正体。
    土曜の居残りで見た未来の光景。
    好きな女の子への気持ちとサイン帳。
    お寺で預かることになった少女の不思議な力。
    武士の父を持つ息子と母の話。

    老人ホームで出会ったおばあさんと少年の記憶。
    夜になると大人たちが子供の遊びを満喫しているのを目撃した少年。
    人間だった前はヘビに豚に貝だったこと。
    おじいちゃんが亡くなるまでと自分に宿ったおばあちゃんの姿。

    ファンタジーっぽいかんじ。
    ちょっと川上弘美系なものあった。

    夜眠る前なんかに読むといいかも)^o^(

  • デュークに惹かれて読み始め、7月11日深夜2時39分に読み終えました。タイトルのとおり、“つめたいよるに”ピッタリな短編集でした。少し不思議で幸せなお話たち

  • 児童書のくくりに入れられているが、大人が読んでも楽しめる。
    ーというより、その年どしの楽しみ方や味わいがあるのだろう。
    なんとなく、ストーリーがしんしんと胸に降り積むような話だった。

  • 電車の中で読み始めたら、デュークで泣いてしまった。

    • もりmkcさん
      私も「デューク」は泣くわー(T_T)
      電車の中で読んでいて、泣きそうになると読むのやめて家で読んだりするよ(^_^;
      私も「デューク」は泣くわー(T_T)
      電車の中で読んでいて、泣きそうになると読むのやめて家で読んだりするよ(^_^;
      2013/01/12
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著者プロフィール

江國 香織(えくに かおり)
1964年、東京生まれの小説家。1986年、児童文学雑誌『飛ぶ教室』に投稿した「桃子」が入選。2004年、『号泣する準備はできていた』 で、第130回直木賞を受賞。他、山本周五郎賞、中央公論文芸賞、川端康成文学賞、谷崎潤一郎賞など受賞歴多数。代表作として、映画化もされた『きらきらひかる』や『冷静と情熱のあいだ』など。女性のみずみずしい感覚を描く作家として、多くの読者を魅了している。また、小説から絵本から童話、エッセイまで幅広く活躍中。翻訳も手がけている。2019年5月2日、2年ぶりの長編小説『彼女たちの場合は』を刊行。

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