医師・登山家今井通子 (こんな生き方がしたい)

著者 :
  • 理論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652049310

作品紹介・あらすじ

医師にして世界的な登山家、ユニークな家庭生活-エネルギッシュな今井通子の生き方をいきいきと描く。

感想・レビュー・書評

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  • 7月19日 マッターホルン北壁登頂の日 にちなんで選書

    1967年(昭和42年)7月19日、東京女子医大山岳部の今井通子と若山美子の2人がマッターホルンの北壁からの登頂に成功した。女性だけのパーティーでの北壁登攀とうはんは世界初だった。

  • 通常の配架場所: 3階開架
    請求記号: 289.1//Y31

  • 68自分の仕事にほこりを持っているから。他人がなんといおうと、自分が正しいと思うことはやりとげなければならない
    76いったん資格を得ることができれば、他人の思惑などに左右されることなく、十分に自分の力を発揮して、自立していくことができる
    83吉岡彌生
    女性の地位向上は経済的な自立にあり、女医はそれにもっとも適した職業である
    168私は、男に生まれればよかったと思ったことはない。
    なぜならば、今の社会情勢では、男性より女性のほうがはるかに自由であるし、得だと考えるからだ。
    女性には、結婚か仕事か選べる自由があるが、男性にはその選択の余地はない。女性に、家庭向きの女性と、仕事をもって外に出ていくタイプの女性がいるように、男性にも、自活しないで人にたべさせてもらうのが似合っている人だっているに違いない。それでも彼らには、自分で仕事をもち自分を食べさせていくか、結婚して妻に食べさせてもらうか、選べる自由はないし、迷う贅沢も許されていない。
    それに対して女性は、二つの道を持っていて、選べる自由があるのだ。あとは、どちらの道を選ぶかを、一生懸命に考え、選択したら後悔しなければよいのだ。
    170
    世の中の常識をそのまま受け入れてしまってはいけない。不公平だと自分が思ったなら、声をあげなければならない。
    173専門職として男女格差が少ない分、女性にとっては有利な職業でもあります
    175自分自身の可能性を試すのが目的なら、やりたいと思うことは全部やってしまえるはず
    181できないことなんてない

  • ○死なない限りチャンスは常にある
    ○世界一を狙うのでなかったら、二兎、十兎、二十兎を追う。

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著者プロフィール

京都生まれ。立命館大学卒。出版社、広告制作会社を経て独立。フリーランスのライター・編集者として数々の書籍・雑誌の制作に携わる。伝統文化全般から、政治・経済、メイク、料理まで、多岐にわたる分野で活躍中。主な著書に『医師・登山家 今井通子』(理論社)、『現代陶芸作家20選 用の美の味わい』(毎日出版社、共著)、『対訳 日本の伝統文化』など。

「2019年 『日本文化 ビジュアル 解体新書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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