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Amazon.co.jp ・本 (276ページ) / ISBN・EAN: 9784652071632
みんなの感想まとめ
思春期の悩みや成長を描いたこの作品は、子供だけでなく大人にも響く内容です。多感な時期に直面する友人関係や家族との関係をリアルに表現しており、ファンタジーの要素が現実と絶妙に交わることで、読者に新たな視...
感想・レビュー・書評
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児童向けですが大人も子供もみんな読むべき本だと思います。
丁度私も中学生。友達や家族、勉強などいろんな悩みにぶつかる多感な時期です。しかし、この本を読むことで私の世界がカラフルになりました。この本の魅力はなんと言っても思春期の子供の気持ちをリアルに表現したり、ファンタジーだけどどこか現実的なところも、、(不倫やパパ活など、)それに伏線回収がしっかりされていて本当に面白いです!絶対に2週はするべき本ですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読もうと思いつつ先延ばしにしていた本です。阿部暁子さんの作品カラフルを最近読んだので、カラフル繋がりで手に取りました‼️
図書館のヤングコーナーにあった一冊。1998年から多くの人に読まれてきたんだろうな~
読み終わった感想は、大人も充分楽しめるけれどティーンズ世代に読んで欲しいな~っと思いました。読みやすいし、素敵な読書体験になりそう。
■印象に残ったフレーズ
•角度しだいではどんな色だって見えてくるp191
•人は自分でも気づかないところで、誰かを救ったり苦しめたりしているp206
•しばらくのあいだ下界ですごして、そしてふたたびここにもどってくる。せいぜい数十年の人生です。少し長めのホームステイがまた始まるのだと気楽に考えればいいp270
プラプラめっちゃ好き! -
罪を犯して死んだ「ぼく」は再挑戦のチャンスを得て、自殺した「小林真」の体にホームステイし自分の罪を思い出さなければいけないという物語。
児童文学っぽく、軽快な文章で文字も大きくあっという間に読めてしまう!
タイトルと自分の罪の回収が上手いと思った良い作品です! -
読んだ事を忘れて再読。
読み始めて数ページで結末まで思い出したけど、やっぱり面白くて一気に読んでしまった。 -
中学生の時に読んだなぁ。
ぼんやりとしか覚えてなかった内容が、みなさんの感想を読むことによって、あーそうだったそんな内容もあったなぁと思い出す。
もう一度読んでみようかなぁ。 -
「カラフル」 森絵都(著)
1998 7 単行本 理論社刊
2007 9/10 文庫本 第1刷
2019 8/25 第53刷
2020 6/3 読了
中学3年生男子。
ぼくには彼此、40数年前の事ですねー。
この主人公のように思い悩みはしなかったけど
とてつもなく両親には心配をかけました。
今は亡き父、高齢の母。
タイムマシンがあるなら今すぐ飛んで行って
心から感謝を伝えたい!
みんな懸命に生きている。
みんな幸せを求めて。
素晴らしい作品でした。
後悔をしないように生きます。 -
四半世紀を経て、背表紙以外色褪せない作品。実態は色眼鏡を外さないと見えない。誰だっていつだって色々な側面を持っている。軽快なのに軽率でない色合いを持つ筆致が心地よい。世界がカラフルに感じられた。
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私だって人生の中で辛い思いをした事は幾度となくある。けれど死のうと思ったことはない。死んだら楽になれるのかも知れないと考えた事はある。
けれど実行したことはない。結構辛いと思っていたのに。
だから実際に自ら命を絶った人達はどれほど、本当にどれほど辛い思いをした事だろうと考える。私には想像もできない辛さだったのだろう。
本作品、高校生を自殺に追いやってしまった原因を解き明かしながら、その裏にある事情を探り当ててしまうのだけれど暗くなく、むしろ第三者の目で客観的に、むしろユーモラスに描いていくのだが。
そこには家族としての人々、個人としての人々、友人としての人々がそれぞれの思いを持って繋がっている愛情が浮かびあげる。
自殺をした人々はどれほど辛かったかと思いを馳せたが、彼らは彼らを自殺に追いやった原因の見えない事情を知っていただろうか?
人は生きて行く限り自分を中心に物事を見るだろう。油断すると、自分の見るものや考え方捉え方が正しいと思ってしまうかもしれない。
辛いのは自分だけだとも。
人間にはそれぞれ様々な個性があり色がある。
それも一色ではない。自分の中に矛盾した色だってある。みんなカラフル。
優しさというのは誰でも皆カラフルなのだ。離れて見ると一色に混じってしまうかもしれないが、本当は明るい色も暗い色もたくさん身につけてそこにいるのだと理解することかな。 -
中学生のリアルな心情心理ってこんな感じなのかもと思うと、中学生当時読んでいればなぁと悔いている。
前世で大きな過ちを犯し死んだのに、謎の再抽選に当たり、下界でまた生きることになったぼくの魂。その再抽選では下界で修行しながら、前世で犯した大きな過ちを自覚することで、また輪廻のサイクルに戻れるというもの。ぼくは自殺して魂の抜けた小林真の身体に入り込み、生活していくことに…
果たしてぼくの魂はどうなってしまうのか?
そして前世で犯した大きな過ちとはー?
テンポよく読める作品だった。 -
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学生の頃に読んだけど、あまり印象はなかった。
けれど子供を持つ親の立場になって、この物語が深く心に刺さった。
自殺未遂をした自分の子供がわからなくて苦しむ両親。自分にしかない何かを見つけられなくてもがく母親。職場で干されても歯を食いしばって耐えていた父親。親だって悩み傷つき、苦しい時だってある。誰もが本当に正しい道を探して、迷って、歩き続けているんだ。
自殺未遂をした少年は、自分の狭ーい視界の中で得られた事でのみ世界が成り立っていると思い、失望し自殺した。
自分の周りの人間だって、その人にしかない悩みで苦しみ、もがいているのにね。 -
「人の体は、神からの借り物。」という言葉があるが、
時には、そんな開き直りが必要。人は単色ではなく、カラフルな多色をもち、自分も他人も変われるし、変えられる。
アニメ「キルラキル」のセリフで、「世の中は訳わかんない奴らかいるから、おもしろい」。その通り!
多様性を楽しもう!世の中はカラフルだから -
思ったより、周りは自分に興味なくて、そしてあるんだよねって改めて感じた作品。周りが勝手につけたイメージに囚われてしまって、身動きが取れなくなることに身に覚えがあって、そこも共感できた。
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まだ読書が苦手だったころ、
はじめてきちんと最後まで読んだ小説でした。
輪廻転生で、自殺した小林真という少年の体に入り、
天使プラプラのガイドを頼りに
小林真の自殺原因を探る主人公の僕の物語。
本当に心温まる作品で、
大人になった今でも大切な1冊です。
人生に疲れちゃったなぁという方にオススメです。 -
森絵都さんは二冊目ですが、同じ作者とは思えず不思議な気持ちでした。
大きな過ちを犯して死んだ魂が、抽選に当たって輪廻のサイクルに戻る再挑戦のチャンスを掴んだという、漫画みたいなお話。本当に漫画を読んでいる様な感覚でサクサク読めました。
自殺を図った中学生の小林真の身体を借りて再挑戦に挑むわけですが、この真くんがまた勉強も出来ない、クラスメイトにも馴染めていない、暗くて地味で変わり者という人物。
魂にしてみれば本当の自分ではなくただの借り物なので、他人事の様にマイペースで過ごしていきます。そんな力の抜けた生活をしていくうちに、小林真の周りの状況が少しずつ変化していきます。
この“偽小林真”がとてもいい味出していて、話に引き込まれてました。
一見軽い感じの物語ですが、家族や友達との本音のやりとりなんかはジーンとくるものがありました。
話の展開は予想できるものでしたが、読後感はすごく良かったです。読書が苦手な人にもお勧めできる一冊です。
調べてみるとアニメ映画にもなっているようですね。こちらも是非観てみたいです。 -
最初からどんな展開だよって思いながらどんどん読めました。家族や友達と思い込みや誤解の糸がほぐれて行く過程が、読んでいるこちらまで嬉しくなりました。お兄ちゃんの思いや早乙女君の存在の大切さに真が気付いて行くシーンに涙が溢れました。文中に様々な色が散りばめられてて、私もそのカラフルな人生を気負わず楽しみたいと思います。
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児童向けとの紹介もあり、つまらないかな?と思っていたら不倫やパパ活もありなかなかディープな実情も。さくさく読めて、伏線回収も はっとさせられる内容で良かった。人生、ホームステイするつもりで生きてみればいいよね。生きて、死ぬ。何かを成し遂げようとしなくたっていいよね。
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