きみの犬です

著者 :
  • 理論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652071649

感想・レビュー・書評

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  • 2018年11月18日

    装画/田代卓
    装丁/いそのみつえ(田代卓事務所)

  • 人間と人間と人間(犬)の三角関係。
    人は犬じゃないから、犬のように扱うことはできない。
    犬のように扱ってはいけない。
    でも犬だからそれが嬉しくて、でも人間だから複雑で、それを両方併せ持った彼は、すごく複雑だったろうけど、ただ一身に彼女の幸せを祈ったのね。
    やっぱり、犬かなあ。

  • おととい読了。令丈さんを読もう、と思って借りたもの。
    まさかこういう終わり方をするとは…と、ちょっと呆然とした読後。私の借りた本は終盤付近に乱丁があったので、もしかしてこれも乱丁のせい?と一瞬本気で思った(たぶんそんなことはない)。シロはけっきょく何者だったんだ…!
    装丁含め、理論社らしさを感じる一冊。

  • 泣ける

  • おしゃれをしたり、体の手入れをするのは自分のためでなく男のため、というのにハッとさせられた。(僕みたいなオタクを除く、という注意書きはつくだろうが。)確かに女しかいない女子校はいろいろひどいと聞く。女あっての男、男あっての女なのだろう。

    自然のまま綺麗だったり、美しいものは何もない。女性に対してその努力を認められるようになれたらと思った。

    ただ、ピナの揺れ動く心というのは僕には理解できなかった。どっちかに決めろと言いたくなる。ここを理解できないところが僕がオタクたるゆえんで、モテない理由であると気づいた。

  • 令丈ヒロ子さんって・・青い鳥文庫とか書いてたような?
    という先入観と、こどもの本のところにあったから
    小学生か中学生が主人公の本だろうなーーと思って借りたら

    いきなり合コンしてて
    化粧もしてお酒も飲んでたから

    大人!??と思ったら
    女子高生だった・・

    Hなシーンもあるし(Hな、というかHの、というか)
    これはまあ内容はあれだけど
    小学生に読まれたらちょっといやだなー

    身勝手な元カレにふりまわされて、
    昔飼ってた犬の生まれ変わり(というか魂が入ってきた)の男の子と仲良くなって・・
    って話

    おもしろい^^

    流されちゃう女の子も、男の子の身勝手さも
    共感できておもしろい

    シロが本当に犬のシロだったのか
    虚言だったのかはわかんないけど
    やさしいうそというか
    おもしろいなー

    おもしろかった。

  • 中学生の頃に読んだ作品。今でもキュンキュンきたのを覚えてます。久しぶりに読み直してみたいかもしれない。

  • 資料番号:020061826


  • キュン!

  • 中学生のときに読んで5年以上経つけど未だに忘れられない一冊。シロの一途さが印象的だったんだと思う。また読みたいな

  • 地元図書館には児童書として配架されてたんだけど、本当にそれであっているんだろうか。まったく児童向けの話ではありません。タイトルも、いかがわしい意味でだよ。だから、凄く面白かった。

  • 普段近づかない児童書コーナーでたまたま目に留まったので読んでみました。(これ、児童書ですか?)最初は「なーんだ・そういうファンタジーですか」となめきっていたけど、読むうちに不思議とはまってしまいました。ピナちゃん、あんたはエライ!

  • 自分がイヌだという男の子と、イヌを飼っていた女の子の話。胸キュンな話で大好きです。男の子が素直でかわいいです♪

  • 大好きです!面白くって!!

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著者プロフィール

大阪府生まれ。嵯峨美術短期大学卒業。講談社児童文学新人賞に応募した作品で注目され、作家デビュー。おもな作品に「若おかみは小学生!」シリーズ、『パンプキン! 模擬原爆の夏』『長浜高校水族館部!』『よみがえれ、マンモス! 近畿大学マンモス復活プロジェクト』(以上、講談社)、『妖怪コンビニで、バイトはじめました。』(あすなろ書房)、『クルミ先生とまちがえたくないわたし』(ポプラ社)などがある。「若おかみは小学生!」は2018年にテレビアニメ化、劇場版アニメ化され、大きな話題となる。

「2022年 『病院図書館の青と空』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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