ぶらんこ乗り

  • 理論社
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本棚登録 : 1233
レビュー : 243
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652071922

感想・レビュー・書評

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  • 指、うまくならせないんですよね。練習したい。

  • いしいしんじさんの中で一番好きなおはなし。
    荒井良二さんの装丁もいい。(紙質も良い。)

    いしいさんの、ぽろぽろとした、文字使いが心地いいです。

  • もともと読むのが遅いので、とても時間がかかってしまったが、平仮名が多い分、ゆっくりと丁寧に読めた気がしている。
    悲しいことがたくさんで、「ふるえ」がうつってきそうだった。あー、でも「ふるえ」は気持ちの高揚やあたたかさの表れ。

  • 「ときどき、じぶんがこのよでたったひとりじゃないような、ふしぎなさっかくにおそわれるときがある。たとえば火をみるとき。ゆきのあきちにたってるとき。ゆきどけみずでにごったどぶがわを、はしのうえからみおろすとき。ぼくはなにかにつながってる、なんてことを、こんなひとりのときにだけおもったりする。」

  • やさしいはなし。

  • 好きな人には面白いんだろうな…
    わたし、いしいしんじさんは長編合わないみたいだ。
    挫折しちゃった。

  • こういうタッチの本を今までにあまり読んだことがなかったが、特に後半とても面白かった。人間にとって大切なものをどんどん失ってしまう主人公の弟だけれど、姉への思いやりを失うことなく気遣っている場面では思わず涙が出た。
    いしいしんじさんの本自体初めて読んだので、他の作品もぜひ読んでみたいと思わせてくれる1冊だった。

  • 姉が行方不明の弟の日記を見つけて、過去を振り返るという話です。
    かたくるしい文章ではなく、読みやすいので本が苦手な方にもおすすめです。

    動物が大好きな弟の日記には動物から聞いた話や自分で考えた話が書かれていて、切ない話やあたたかい話などさまざまあります。

    年下ながらに姉を慕う弟、弟をつなぎとめようとがんばる姉。二人の強い姉弟愛が、心をあたたかくしてくれる素敵な本です。ぜひ、一度読んでみてください。


    (福岡教育大学 学部生)

  • 弟は絶対に生きていると思う。
    どんな本を読んでも思うことは、天才って途端に消えるものなんだなぁということ。神様の悪戯なのか。

  • よく、愛を探してさ迷う旅人に例えられるけど、
    この物語では 私たちは皆、互いに愛や絆に手を伸ばし
    繋いでは離しまた繋ぐために手を伸ばす「ぶらんこのり」なのだと伝えているような気がします。
    日本を発つとき弟はまだ幼くて「手を離す」ことになったけれど、
    彼もまたぶらんこのりならきっと、手を繋ぐ為に戻ってくるのでしょう。
    そう信じていいよね?あのラストのくだりは。弟の気持ちがあまりにも優しくて切ないです。

    ただ、ノートのお話がひらがなで綴られているので読むのにちょっと手こずったので★4つで。

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著者プロフィール

いしいしんじ
1966年、大阪生まれ。京都大学文学部卒業。94年『アムステルダムの犬』でデビュー。
2003年『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞、12年『ある一日』で織田作之助賞、
16年『悪声』で河合隼雄物語賞を受賞。
そのほか『ぶらんこ乗り』『ポーの話』『四とそれ以上の国』『海と山のピアノ』など著書多数。
趣味はレコード、蓄音機、歌舞伎、茶道、落語。

「2019年 『マリアさま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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