これは王国のかぎ (ファンタジーの冒険)

著者 :
  • 理論社
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本棚登録 : 971
レビュー : 119
  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652073018

感想・レビュー・書評

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  • 女の子が、ある日突然アラビアンナイトの世界に迷い込んでしまうという、ファンタジーにはよくある定番のストーリー。
    けれど、一旦読み始めると、物語の世界がどんどん自分の中に入ってきて、いつしかジャニのように一喜一憂しながら、自由に生きるための冒険を楽しんでいる自分がいます。
    アラビアンナイトという舞台も魅力的で、砂漠の星空や、たくさんの色や匂いで溢れる町を、すぐそこに感じることが出来ます。

    どこまでも自由でまっすぐなハールーンは、きっとこの世界にいたとしても、ひたすらに幸運を信じ続けるのだろうな。
    私ももっと、自分の幸運を信じてみても良いのかもしれない。
    そんな希望を感じられる、眩しくて、自由で、不思議がいっぱいの物語。

    また読み返したいです。

  • 思うに、ファンタジーはいつも深い夢だ。

    現実離れしていながら現実味を感じ

    その世界への羨望が強いほど、夢は深い。

    深いほど、また戻りたくなる。

  • ひろみの一人称にちょっとウッとなる人もいるかもしれない。十何年ぶりに読みました。勾玉シリーズよりも、大好きです。
    アラビアンナイトのお話ってあるようでないので嬉しいです。ノベルス版出てるみたいなんで買おう。
    ハールーンがもう好みで好みで。
    星ひとつ減らしたのは、ラシードが言うほど笑い上戸じゃなくね?というのが微妙に気になったのと、ラシードとミリアムのラブラブシーンがちょっと…だったのと、人を殺すのが軽いな、と思ったので。
    ラシードが元に戻るのも、そんなんでいいのかーと少しだけ思った。
    ハールーンとひろみは再会できるのかな。次回作、読みたいです。

  • 冒頭はあんまり…だったけど途中からすごく面白かった(*ゝω・)
    アラビアンナイトってちゃんと読んだことない気がする。読んでみようかな。

  • 物語のなかにはいりたい…!

    お気に入りの1冊。アラビアンな雰囲気がすてき。

  • アラビアンナイトをもとにしたファンタジー。
    大好物です。
    ハウルのアラビアンナイトもよかったなあ。

    とにかくハールーンがかっこいいです。
    「あんたは俺の、幸運だろう?」

    自分が自分でいたくない、と思い詰めてしまった普通の女の子ヒロミが、気がつくと、魔神として異世界で目覚めてしまって…?という、まあ王道のファンタジー。
    ドタバタしているけれど、そこを違和感なく楽しんで読むことができるいい作品です。「王国のかぎ」がなんなのか、必見。
    ああ幸せでした。

    主人公のヒロミは別作にも登場しているようなので、読みたいな

  • あんたはおれの幸運だろう?

    かっこよすぎて驚き
    何年たっても、"かっこいい"の基準って
    かわらないのかもしれない


    主人公のはずなんだけど
    物語のなかでは
    脇役になってしまう女の子の
    冒険ファンタジー

  • 失恋で落ち込むヒロミは「あたしはあたしでいることを、やめたい」と泣く。泣き疲れた彼女が目覚めたのは別の世界、そして彼女には胴体がなくなっていた…。ホラーのような始まりだったけど、読み進めたらドタバタファンタジーだった。ハールーンのカリスマ性、ラシードのできた性格、やはり王子様はどこかちがう。ラストのかぎの正体は思いもしなかった。

  • ファンタジーは苦手です。でもこの本は好き。平易な文章。小学生でも読める。のに、大人もくぐっと物語に入っていける。とてもおもしろい。「おもしろい」という言葉を実体化させたらこの本ができましたよ、っていう、そんな本です。

    本書の各章題は、ある交響組曲にならって付けてあるそう。この組曲を聞いたとき、荻原さんは「あ、お話がつくれる」と直感的に思ったんだって。当時彼女は高校生。何を食べたらそんな脳みそに仕上がるんだろうか。

  • 【図書館本】図書館の閉架にあることを最近知ったので引っ張り出してもらった。主人公(ヒロイン)が好きになれず読み進めるのに時間が掛かった(この作者さんの主人公基本的に苦手だ……)。
    ラストはよく理解できてないんだけど(アラビアンナイトの知識も乏しい)、劇中劇のストーリーは楽しめた。ハールーンの自由な生き方が小気味いい。このままコミカライズされててもおかしくないテンポ。もっと素直(ピュア)だった頃に読みたかった。

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著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。著作に「RDG」シリーズ(角川書店)など。2006年、『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞・・JR賞、日本児童文学者協会賞を受賞。

「2020年 『エチュード春一番 第二曲 三日月のボレロ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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