- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652073018
感想・レビュー・書評
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アラビアンナイトをもとにしたファンタジー。
大好物です。
ハウルのアラビアンナイトもよかったなあ。
とにかくハールーンがかっこいいです。
「あんたは俺の、幸運だろう?」
自分が自分でいたくない、と思い詰めてしまった普通の女の子ヒロミが、気がつくと、魔神として異世界で目覚めてしまって…?という、まあ王道のファンタジー。
ドタバタしているけれど、そこを違和感なく楽しんで読むことができるいい作品です。「王国のかぎ」がなんなのか、必見。
ああ幸せでした。
主人公のヒロミは別作にも登場しているようなので、読みたいな
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【図書館本】図書館の閉架にあることを最近知ったので引っ張り出してもらった。主人公(ヒロイン)が好きになれず読み進めるのに時間が掛かった(この作者さんの主人公基本的に苦手だ……)。
ラストはよく理解できてないんだけど(アラビアンナイトの知識も乏しい)、劇中劇のストーリーは楽しめた。ハールーンの自由な生き方が小気味いい。このままコミカライズされててもおかしくないテンポ。もっと素直(ピュア)だった頃に読みたかった。 -
冒頭はあんまり…だったけど途中からすごく面白かった(*ゝω・)
アラビアンナイトってちゃんと読んだことない気がする。読んでみようかな。 -
女の子が、ある日突然アラビアンナイトの世界に迷い込んでしまうという、ファンタジーにはよくある定番のストーリー。
けれど、一旦読み始めると、物語の世界がどんどん自分の中に入ってきて、いつしかジャニのように一喜一憂しながら、自由に生きるための冒険を楽しんでいる自分がいます。
アラビアンナイトという舞台も魅力的で、砂漠の星空や、たくさんの色や匂いで溢れる町を、すぐそこに感じることが出来ます。
どこまでも自由でまっすぐなハールーンは、きっとこの世界にいたとしても、ひたすらに幸運を信じ続けるのだろうな。
私ももっと、自分の幸運を信じてみても良いのかもしれない。
そんな希望を感じられる、眩しくて、自由で、不思議がいっぱいの物語。
また読み返したいです。 -
思うに、ファンタジーはいつも深い夢だ。
現実離れしていながら現実味を感じ
その世界への羨望が強いほど、夢は深い。
深いほど、また戻りたくなる。 -
失恋で落ち込むヒロミは「あたしはあたしでいることを、やめたい」と泣く。泣き疲れた彼女が目覚めたのは別の世界、そして彼女には胴体がなくなっていた…。ホラーのような始まりだったけど、読み進めたらドタバタファンタジーだった。ハールーンのカリスマ性、ラシードのできた性格、やはり王子様はどこかちがう。ラストのかぎの正体は思いもしなかった。
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アラビアンナイトがベースのファンタジー。
楽しめた。
著者プロフィール
荻原規子の作品





