ながいながいペンギンの話 (フォア文庫)

  • 理論社 (1995年1月1日発売)
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本 ・本 (174ページ) / ISBN・EAN: 9784652074206

感想・レビュー・書評

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  • #ながいながいペンギンの話
    #いぬいとみこ
    #フォア文庫
    #児童書
    #読了

    名作!ペンギン のふたごルルとキキが冒険をしながら成長していく物語。登場人物は動物だけど暮らしぶりは現実に近く、自然の厳しさがリアル。物語をそのまま楽しむこともできるし深読みもできるのが秀逸!
    ルルが未熟だからこそ権力に立ち向かうところもいい。
    しかし、自分を過大評価して身勝手に行動したことで迷惑がかかってしまうというのもいい。

  • ペンギンのルルとキキはよちよち歩きの双子の兄弟。冒険がしてみたくてたまらない。ある夜、こおりの島に乗ったまま眠ってしまったふたりは・・・。

    小さい頃に読んだ『北極のムーシカミーシカ』によく似ているなあーと思ったら同じ作者の連作だった。もちろん似ているから焼き直しで面白くないとかそういうことは全くない。こどもたちって、みんな同じような、そして一人ひとりの物語があるんだなあ。

    トトの新しい人生(ペン生?)の船出(文字通り)に乾杯。

  • いくつの時に読んだかは覚えてない。図書館で借りたのか、家にあったのかも覚えていない。覚えているのはタイトルのせいもあるのだろうが、「長かった」ことだ。読み通すことができず、途中で飽きて放り出してしまう。また読もうと思うと、前の話を覚えていない。そんなつぎはぎ読みを何度も繰り返して、ずいぶんかかって最後まで読んだことは読んだのだが、読み終わったという実感がなかったことは覚えている。子供の頃のぼくにとっては、全容の計り知れない、部屋と部屋がどう並んでいるのかわからない大きな家みたいなもので、ひょっとしたらまだ入ったことのない部屋があるんじゃないだろうか、と思うとどきどきした。
    本を読む楽しさを教えてくれた一冊。

  • ペンギンの兄弟が主人公で、泳ぎ方、餌の捕り方を学びながら長い道のりを歩いて成長していく話だったような気がする。(小学生の時に読んだ)

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著者プロフィール

いぬいとみこ

「2002年 『くらやみの谷の小人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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