東京サハラ

  • 理論社
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本棚登録 : 46
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652077085

作品紹介・あらすじ

ここではない、どこか。今とはちがう何かを夢見て-5つの連環短編集。

感想・レビュー・書評

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  • 「東京サハラ」をキーワードに、重なり合う5つの短編。
    現実がたちまちファンタジーの一端に姿を変える!
    世界を変えるのは、きっと想像力です。

  • 5つのショートストーリー。タバコのポイ捨ての描写や花花の歌が出てきたりとか、今から20年前の話だなーって思わされる。
    物語は小学生のありふれた日常で、心理描写がお見事だと思った。

  • 5つの短編からなる本。
    「サハラ」とは砂漠の意味を持ちながら、ネパール語で”都会”を表す言葉なんだとか。

    児童書ながら孤独や援交(エロは、ない)、さらには”死”についてまで触れる。

    どこか不思議な雰囲気ながらも読みやすい、そんな一冊。

  • ある町の5つのオムニバス
    連環短編小説というのを初めて読んだのがこの本で衝撃だった
    雰囲気がとても好き

  • 章ごとに、主人公が違う小説です。
    表紙の山吹色と、最初の詩に惹かれて、小4のときに
    学校の図書室で始めて借りました。
    第一章『西へ』が、すごく印象的に感じたので、
    引き込まれるように読めました!

  • 空想世界に居たはずなのに、最後に一気に現実へ引き戻される。不思議な感覚のお話。

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著者プロフィール

さとうまきこ・作:1947 年、東京に生まれる。上智大学仏文科中退。1973年、ベトナム戦争の脱走兵と少女の交流を描いた「絵にかくとへんな家」(あかね書房)で日本児童文学者協会新人賞を受賞。「ハッピーバースデー」(あかね書房)で野間児童文芸推奨作品賞を受賞。2005年「4つの初めての物語」(ポプラ社)で日本児童文学者協会賞を受賞。そのほか主な作品に、「わたしの秘密の花園」、「犬と私の10の約束 バニラとみもの物語」、「14歳のノクターン」(以上ポプラ社),「ぼくらの輪廻転生」(角川書店)、「9月0日大冒険」、「千の種のわたしへ ―不思議な訪問者」(ともに偕成社)、「ぼくのミラクルドラゴンばあちゃん」(小峰書店)などがある。

「2016年 『なぞのじどうはんばいき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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