バーティミアスII ゴーレムの眼

制作 : 金原 瑞人  松山 美保 
  • 理論社
3.85
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本棚登録 : 1298
レビュー : 114
  • Amazon.co.jp ・本 (683ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652077467

感想・レビュー・書評

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  • 一巻で主人公の小憎たらしさに舌を巻いた私ですが、ここへ来て、「小」が晴れて取り除かれ、もう「憎い」です。「憎らしい」でも何でもなく。

    前作は主人公の魔法使い見習いの少年と、彼が召還する悪魔のバーティミアス、この二人の視点が交錯し話が進みました。今回は更に、魔法使いに見下された労働者階級にある「<font color=red>一般人</font>」の少女の視点も絡んでもつれてやがて1つの山場を迎え、そしてまたそれぞれのエンディングへ...と言う構成。ファンタジーだし、児童書なので、頭を柔軟にしないと混乱してしまうかも。

    私はファンタジーも児童書もMVP(マルチビューポイント)も好む方なので楽しめました。

    個人的に一般人の少女キティと悪魔のバーティミアスが好きなので、前作より今作の方が断然楽しめました。むしろ魔法使いナサニエル視点が煩わしい。

    ファンタジーに置き換えて世の中の格差階級に訴えかけています。作者は政治家に恨みでもあるのでしょうか。いや、公務員が嫌いみたいです。

    今回はときめく要素も結構あって、バーティミアスがカッコいいです。惚れます。因みに私はバーティミアス×クィーズルよりはバーティミアス×キティ派ですが、世の腐女子諸君は断然バー×ナサ派のようです。だったら私はプト×バーを推す。←黙れ

  • バーティミアスシリーズの第2巻。
    前巻で見事に事件を解決したナサニエルは14歳にして政府の一員となり、出世街道を邁進しています。
    ロンドンの街では魔術師たちを狙ったテロ行為が頻発し、ナサニエルは捜査をまさかれることになりました。
    出世のチャンスと意気込むナサニエルですが、なかなか正体をつかめない敵にじれて、再びあのジンを呼び出すことにしたのです。

    1巻以上にナサニエルがイヤなヤツになってきました・・・。
    バーティミアスの舌も相変わらずよくまわります。
    そして、本書からはもう1人語り手が増えました。
    テロ集団の少女・キティです。
    1巻で少しですがナサニエルとバーティミアスに接触があったキティですが、今回は彼女の立場からでも物語が進んでいきます。
    ナサニエルとキティ、敵対勢力のそれぞれの視点から語られる物語にバーティミアスの視点も加わって、ますます目が離せません!

  • 1のテンションのまま読むと、えぇぇって感じです。
    特に序盤。
    正直ナサニエルは? って感じになります。
    1で少しふれた、あの女の子について詳しく記してあるのですが、この子にどうも感情移入できなかった。
    敵じゃないの? あれ?
    ってなります。あやふやに。
    そこを耐えて読むと、後半はちょっとおもしろくなります。
    全体的に耐えて読まなければ。
    長いです。

    しかし、これが3への伏線だと考えると、読む価値あり。
    3はおもしろいですので、ここでがまん。

  • 小学4・5年生時の超愛読書

  • ナサニエルは一巻からさらにひねくれて好きじゃないけど、バーティミアスは変わらずお人好しでかっこよかったww
    一巻で出てきたサブキャラも結構出てくるようになって嬉しい

  • 今まで読んだファンタジーの中で一番面白いと思う。
    小学校の頃死ぬほど読んだ。というかこの群像劇&注釈の挟み方の奇抜さが当時の私に非常にツボだった。

  • 再読。

    1巻から2年後のナサニエル14歳。
    前巻と違って、ナサニエルは役人になってますます"魔術師"らしい厭味ったらしい奴になってしまってバーティミアスにすら呆れられてしまうけど、こういった主人公の話を読むことがあまりないので新鮮でした。

    今巻ではメインの人物がナサニエル・バーティミアス・キティと入り乱れるだけじゃなく、事件についてもレジスタンス・ゴーレム・墓守の骸骨と本の厚さに比例するように内容も厚かったです。
    個人的には最後の戦闘と、ナサニエルとバーティミアスで行ったプラハでの展開が読んでて楽しかったです。

  • 世界観がしっかりあって、その世界に浸れました。
    勧善懲悪『ではない』ファンタジーだと思うので、児童ウケは悪いんじゃないかと。
    ちょっとおませな世間を斜めから見るタイプにはいいかもしれませんね。
    ラストのバーティミアスの命令の受け取り方には笑わされました。

  • とにかくキャラクターが良い。
    メインのバーティミアス、ナサニエル、キティはもちろんのこと、特に悪魔たちが魅力的。
    人間よりも情緒豊か。

    入りくんだ視点と二転三転する展開の割に読み易い。
    高い構成力がなせる技。

    打算に走るナサニエルにそれほど良心の葛藤が見られないので、共感できない人多数いる模様。
    果たして三巻では改心してバーティミアスと分かち合えるのだろうか。
    久しぶりに先が気になる。

    限りなく5に近い★4個

  • 不気味な骸骨のジン。巨大なゴーレム。グラッドストーンの杖☆

    前回に引き続き今回もとても面白かったです☆

    ただナサニエルが嫌なカンジになってしまったのが読んでいてとても残念でした。。

    キティとレジスタンス団の秘密が色々分かり、キティとバーティミアスとナサニエルがこれからどんな方向へ行くのか、とても楽しみなラストでした

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著者プロフィール

イギリス、ベッドフォード生まれ。7歳から物語を書き始める。子どもの本の編集者をしながら自分でも執筆。「バーティミアス」三部作は世界的なベストセラーになる。著書に『勇者の谷』(理論社)、「ロックウッド除霊探偵局」シリーズ(小学館)などがある。現在は家族とともにハードフォードシャーに暮らしている。

「2019年 『プトレマイオスの門 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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