バカなおとなにならない脳 (よりみちパン!セ)

著者 :
  • 理論社
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本棚登録 : 381
レビュー : 52
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652078112

作品紹介・あらすじ

養老先生、教えてください!「バカって、治るんですか?」「くしゃみをすると脳みそが出るぞと、父親が言ってますが!?」など、こどもたちからの容赦のない質問の数々に、養老先生、怒りと笑いと驚きと、そしてふか〜い同情とをもって、はじめて答えます。養老哲学への、掛け値なしの、もっともやさしい入門書。

感想・レビュー・書評

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  • ボタンひとつで全てができてしまう現代に警鐘を鳴らす。体を動かして、頑張ってもうまくいかなかったっていう体験が必要=農業をしなさい!とのこと。花鳥風月を愛でること。そうしないと窮屈な人間関係や、大人の作ったもので世界がいっぱいになってしまう。
    これを読んで自分の考え方や、これから子どもを育てていく方針が固まった感じがした。
    やっぱりよりみちパンセシリーズ大好きだ。大人が読むからこそ面白い。

  • 「バカは治りますか?」「努力ができません」「算数を見ているだけでぼーっとします」等々、主に小学生~中学生の子どもたちが疑問を持つ数々の素朴な、でも中にはハッとする質問に対し、養老孟司さんが一つ一つ回答していくQA集・よりみちパン!セシリーズ。

    具体的な解決案を示すこともあれば、そのままでいいとバッサリだったり、説教だったり、そもそも全く回答になっていなかったり、なかなか愉快な回答ぞろい。
    でも子どもの周りには「そんなこと考えてるくらいなら勉強しろ!」と耳も貸さない大人がいるのかもと思うと、疑問に対し真正面から向き合ってくれる大人がいるのは嬉しいもの。
    自分だったらどう回答するだろうと考えながら、また、子ども目線で一緒に悩みながら読める1冊。

  • よりみちパン!セシリーズ、ハマりました、ええハマりました。

    養老先生がクソガキやバカガキやちょっと利口なガキの質問をぶった切る本。たいてい質問者の養老先生なりの評価と大体ニュアンスの同じアドバイス(「そのことが分かってれば君(質問者)はおk」みたいな)をして終わる。延々その繰り返し。が、たまに良いこと言ってます。

    養老先生の一番言いたいこと:いまどきのガキは田舎に行って農業でも体験して辛抱を知りやがれ。

    しかしながら、ちょっと聞いてくださいよ。本屋さんでこの本見かけたら、内容なんかどうでもいいから、ページ左下の昔なつかしパラパラマンガ(100%ORANGE画)を見てくださいよ。これがこの本で一番名作だよ。深いね。蝶=幸せとか、夢とかだと考えると深いね。たまらないね。短編アニメーション化してほしいね。こち亀実写ドラマ化してる暇があったらよ。

  • 難しいことを知る為には子供対象の本が一番。それで借りてきた。

  • 養老先生が子ども(や一部教育関係者)からの質問を受けて答える形式。
    ちょっと乱暴な答えや子どもには難しいかなと思えるような部分もありますが、考える材料としてはとても良いと思った。

    森博嗣の「科学的とはどういう意味か」(幻冬舎新書)に通じる解釈などもあり、専門家に対して結果ばかりを知りたがるところや感情に訴えがちなことなど、我々ふつうの人々が何気なくとっている態度や発言などに実は問題が潜んでいるのだなとしみじみと感じました。

    個人的には
    くしゃみをすると脳みそが出るか?
    という問いと答えが好きです。
    100%オレンジさんのイラストもかわいいです。

  • 子供の質問に1つづつ回答していく形式で書かれているので、集中して読みやすい。子供に答えている割には難しい表現なども使われているが、全体としては難しくない。子ども大人も田舎に行って自然に触れることが大切だということを主張していた。

  • 2017年05月30日読了。

  • 久しぶりに読みなおしているけど、やっぱおもしろい。

    そして、自分が知らないうちにたくさん心から落し物をしているなあと気づき、今拾い上げている感じ。

  • 著者さんは多作なので、じつはときどき手に取って読む、くらいしかできていない。それもあって、養老さんについてのたしかなイメージって、参勤交代を唱えてるひと、というくらいしかなかったのです。
    時間がかかること、面倒なこと、というものが現代では体験しづらくなっていて、それによってひとは、じっくり待つ、ということができなくなっている、と。そんな話をなんども出していたので、それが印象的。

  • 養老孟司さんが子どもの質問に答えるというオモシロイ本。子どもの質問も面白いし、養老氏の返答がさらに面白い。それにわかりやすい。
    この本を読んでなるほど~とわかったこと
    ・わかるというのは、もともと自分の中に、わかるだけの
    ものがループのとり返しにより、できあがっていて、それを外から説明されるからわかる。
    ・脳というのは決まった状況に置かれるのがよくない
    ・眠りは脳内のゴミ掃除
    ・(脳のしくみ)感覚から入って、前頭葉で折れ返って、運動系にでていく。知ることと行うこと、その折れ返りが前頭葉

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著者プロフィール

解剖学者

「2019年 『世間とズレながら、生きていく。(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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