バカなおとなにならない脳 (よりみちパン!セ)

著者 :
  • 理論社
3.42
  • (20)
  • (37)
  • (102)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 382
レビュー : 52
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652078112

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 2017年05月30日読了。

  • 「バカは治りますか?」「努力ができません」「算数を見ているだけでぼーっとします」等々、主に小学生~中学生の子どもたちが疑問を持つ数々の素朴な、でも中にはハッとする質問に対し、養老孟司さんが一つ一つ回答していくQA集・よりみちパン!セシリーズ。

    具体的な解決案を示すこともあれば、そのままでいいとバッサリだったり、説教だったり、そもそも全く回答になっていなかったり、なかなか愉快な回答ぞろい。
    でも子どもの周りには「そんなこと考えてるくらいなら勉強しろ!」と耳も貸さない大人がいるのかもと思うと、疑問に対し真正面から向き合ってくれる大人がいるのは嬉しいもの。
    自分だったらどう回答するだろうと考えながら、また、子ども目線で一緒に悩みながら読める1冊。

  • 著者さんは多作なので、じつはときどき手に取って読む、くらいしかできていない。それもあって、養老さんについてのたしかなイメージって、参勤交代を唱えてるひと、というくらいしかなかったのです。
    時間がかかること、面倒なこと、というものが現代では体験しづらくなっていて、それによってひとは、じっくり待つ、ということができなくなっている、と。そんな話をなんども出していたので、それが印象的。

  • 子どもたちの質問に対して、先生が答える形式。小学生〜高校生の子たちへむけた文章で読みやすい。
    読み返すとさらに深みがます本!

  • 総じて言えば、「面白かった」。が、結局のところ「農作業をやれ」に終始していた点が…。イヤ先生、それじゃ生活が成り立ちませんてば。言わんとするところはわかるけれど……、つまり、生活レベルを“便利”から“不便”にシフトさせようと思ったら、もっのすごい、気合いと勇気がいるんですよ。と。サテ長女の脳には、何がどれくらい残っただろうか。(2011-10-22L)

  • 立ち読み:養老さんの子供たちの質問への回答が明快で好き。

  • 養老孟司さんが小中高校生、子どもに関わる大人からの
    たくさんの質問に答える本です。

    子ども達の質問が、
    素直に不思議だ、とか何故なんだろうと思ったことを
    そのままストレートたずねていて、
    面白かったです。
    その答え知りたいな~と大人でも思っちゃいますから。

    質問は脳に関係することが多いですが、
    脳科学じゃ・・・・・ないよね???みたいなのも多くて。

    例えば、
    「くしゃみすると、脳ミソが出ますか?」
    「戦争を考えない脳にはならないんですか?」
    ほほえましいものから、考えさせられるものまで多彩です。

    養老さんの答えが、きっぱりしていて、
    脳の仕組みなど説明できる部分は説明し、
    わからないところはわからないというし、
    質問者が間違ってると思えば、はっきり指摘するので、
    子どもを丸め込んでる感じはまったくありません。

    小さい子どもの質問にも、大人の質問にも
    同じテンションで答えているのが面白く、
    納得させます。

  • よりみちパン!セシリーズ、ハマりました、ええハマりました。

    養老先生がクソガキやバカガキやちょっと利口なガキの質問をぶった切る本。たいてい質問者の養老先生なりの評価と大体ニュアンスの同じアドバイス(「そのことが分かってれば君(質問者)はおk」みたいな)をして終わる。延々その繰り返し。が、たまに良いこと言ってます。

    養老先生の一番言いたいこと:いまどきのガキは田舎に行って農業でも体験して辛抱を知りやがれ。

    しかしながら、ちょっと聞いてくださいよ。本屋さんでこの本見かけたら、内容なんかどうでもいいから、ページ左下の昔なつかしパラパラマンガ(100%ORANGE画)を見てくださいよ。これがこの本で一番名作だよ。深いね。蝶=幸せとか、夢とかだと考えると深いね。たまらないね。短編アニメーション化してほしいね。こち亀実写ドラマ化してる暇があったらよ。

  • 子ども達の素朴な疑問・悩みに答える形式。
    結果を簡単に求める大人や
    電化製品・ゲームなどボタンを押すだけで
    すぐに結果がでてしまう世の中を批判し
    学ぶプロセスの重要性を説く。
    子どもの頃は身体を使った経験をたくさんして
    その過程やままならないさを知りなさいって事かな。

  • わからないことがあることを前提でものを考える謙虚さは必要だと思う。

    働け 農業しろ 

    という著者のコメントに意味があると思った。

著者プロフィール

解剖学者

「2019年 『世間とズレながら、生きていく。(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

バカなおとなにならない脳 (よりみちパン!セ)のその他の作品

バカなおとなにならない脳 (よりみちパン!セ) 単行本(ソフトカバー) バカなおとなにならない脳 (よりみちパン!セ) 養老孟司

養老孟司の作品

ツイートする