- Amazon.co.jp ・本 (169ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652078136
作品紹介・あらすじ
いまどきのヤングよ。キミたちのモンモンとする日常を迎え撃つ、アナーキーな人生のルールを伝えよう。オヤジ叫びを心して聴け。
感想・レビュー・書評
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個性とか友達、恋愛について、たぶん多くの子どもがもやもやとでも思っていそうなこと、感じていそうなことを、ずばり言ってしまう。こんぐらい軽やかにものごとを考えられれば、たぶんいろんなことが愉しいし、いろんなことを感じられるんやろうなぁと思う。
さすがはよりみちパン!セクオリティといったところでしょうか。これも、子どもができるだけ小さいころにぜひ読ませてあげたい。 -
オヤジがヤングに向けて第5条からなるけんぽうの解説をしている。初っぱなから「個性は必要ナシ!」学校・教室という狭〜い範囲でもがき苦しんでいるヤングにとっては聖書になり得るであろう。
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たいへん残念なことに近所の子ども図書館の移転が決まってしまい、これから2か月、かけこみで子どもの本を読んでいくことにしたいと思います。
私的さよなら子ども図書館フェアの第1弾は、なぜかオヤジ本。しりあがり寿と祖父江慎という2人のナイスオヤジがヤングに説くオヤジ的生き方とは・・・まずは「オヤジ国憲法前文」の書き出しを。
オヤジは最高である。
「将来なにになりたい?」とたずねられたら、ヤングは、「野球選手になりたい」というのではなく、「オヤジになりたい」と答えるべきである。
親父とは、世界的、いや宇宙的スケールで「なんでもあり」な存在である。クサくていい、矛盾したことを言っても、「あれはもう、しょうがない」と最初から期待されてないから楽だ。説教をしながら、プープーおならをしたり、ポリポリおしりを掻いたりしても、もはや、人から咎められることはない。
オヤジは底抜けに自由だ。
いや~すばらしい。まさにこんなオヤジになりたいものだと私も常日頃思ってるのですが、なかなか世間に「女のオヤジ」としてあきらめてもらうのが難しいのだよね・・・これからは本書を座右の銘に精進したいものです。
ほかにも「モテるのは異常事態である」とか、「キミらが反旗をひるがえそうとしている相手、あれはもう親ではなく隣人なのだ」「あまり気にしなくても親はすでに死んでいるようなもの」「お父さんは家族を守れません」とか、名文がいっぱい。こんなこと言いながらプープーと屁をこいたり鼻をほじっているオヤジいっぱいの、こんな本が出されること自体の価値がわかるかな、ヤングたちよ。「正しさを主張する者は無暗に声だけがデカい」とか「あいさつは必要善だ」など、鋭い指摘も多い。ヤングだけでなく、余裕をうしなってるオッサンたちも読むべし。まずは橋下徹とかワタミの会長だな。 -
私もオヤジだと認めざるをえないなぁ~とシミジミ。。。
テキトーに頑張れ若い衆!
復刊されたイースト・プレス版は、追加文章があるのか増補版となっている。気になるなぁ~ -
2019.01.07 朝活読書サロンで紹介を受ける。
http://naokis.doorblog.jp/archives/reading_salon_124.html -
前に人に「神様が"自分を正しく見なさいよ"と伝えてますよ」と言われたことがあるんだけど(スピリチュアルでサーセン)、これを読んでその意味をスッと理解した‼︎再読しなくちゃ〜
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「オヤジ国憲法??」と誰もが疑問符をつけたがるようなタイトルですね。中身を見ると、思春期の青年に対する「モノの考え方」を教えるような内容です。教える、というよりは、参考にしてちょーだい、みたいなノリな感じかもしれません。
オヤジになっている私には必要無い部分も多いですが、青春まっただ中の中高生には良い内容かもしれませんね。