- Amazon.co.jp ・本 (90ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652079188
感想・レビュー・書評
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惑星開拓団の星磨きとして時空を超えてやってきたうさぎが、恋人たちのために星を磨く。その星が輝けば恋は叶うけど輝かない場合もある。磨くチャンスは一生に一度きり。思えば結構ハードル高めだが、心温まる話に仕上がってる。
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図書館で見つけ、ふと惹かれたので読了。
子供向けの本ですが、大人でも "読める" 本ではと思いました。 -
「一億百万光年先に住むウサギ」を中学生くらいに読んでいたので気になって借りた本。前書に出てくる星磨きが仕事のウサギの話。挿絵がある、お母さんに読んでもらうような文章で、一見子供向けのようだけれど。恋をしたことのある人、恋をしている人に読んでほしい本。自分の気持ちをみつめる勇気をくれる本。
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「依頼者は好きな相手を想い浮かべながら、星磨きウサギに星を磨いてもらう。もし相手も自分を想ってくれているのならば、その星は明るく輝きを放つ。逆に相手が自分に振り向いてくれない場合は、どんなに星を磨いてもその星は輝くことはない。」
ひょんなきっかけで、銀河の果てで星を磨く仕事を任せられたウサギの話。児童書なのか、文字も大きめで、すぐ読めちゃいます。優しい気持ちにさせてもらいました。 -
胸がキュッとなるようなお話。
個人的には、最後の話が一番好きです。 -
2011年12月8日
カバーデザイン/坂川栄治+田中久子(坂川事務所) -
「星が輝くとき、あなたの恋は叶います」
遠い宇宙からやってきたウサギ。
彼の仕事(ボランティアらしい)は、恋をする人のために星を磨くこと。
磨いた星が輝いたならば、その恋は叶う…。
那須田淳さんの『星磨きウサギ』、
「星磨き」という夢のある言葉と真っ赤な表紙に惹かれて読みました。
恋をする切なさがたくさん描かれたストーリーで、
恋愛小説をあまり読まない私にはちょっと気恥ずかしかったけど
優しくきれいで心暖まるお話でした。
吉田稔美さんの絵がかわいくって好き。
絵本と言ってもいいくらいたくさん絵があって楽しめます。 -
その恋が叶うかどうか、星を磨いた結果で占う星磨きウサギ。宇宙の彼方からやってきても、大好物はやっぱりアレ(笑)。恋心を胸に抱いた人間たちの依頼を受けて、現在過去未来、どこへでも出かけていってはせっせと星を磨いて占ってくれる。でも本当は、手の届かない星を望まなくても、誰もがちゃんと心に輝きをもっている。どんな未来も関係なく、ただ一歩進むために背中を押してもらいたいだけなんだよねと、微笑ましく思いながら読み終えた。人と人とのつきあいや自分自身が好きになれる、とてもキュートなお話。
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続きは「一億百万光年先に住むウサギ」で。
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挿絵がカラーでかわいく、文章も読みやすい。中学年程度~大人まで楽しめる現代の童話。