星磨きウサギ

著者 :
  • 理論社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (90ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652079188

感想・レビュー・書評

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  • 惑星開拓団の星磨きとして時空を超えてやってきたうさぎが、恋人たちのために星を磨く。その星が輝けば恋は叶うけど輝かない場合もある。磨くチャンスは一生に一度きり。思えば結構ハードル高めだが、心温まる話に仕上がってる。

  • 図書館で見つけ、ふと惹かれたので読了。

    子供向けの本ですが、大人でも "読める" 本ではと思いました。

  • 「一億百万光年先に住むウサギ」を中学生くらいに読んでいたので気になって借りた本。前書に出てくる星磨きが仕事のウサギの話。挿絵がある、お母さんに読んでもらうような文章で、一見子供向けのようだけれど。恋をしたことのある人、恋をしている人に読んでほしい本。自分の気持ちをみつめる勇気をくれる本。

  • 「依頼者は好きな相手を想い浮かべながら、星磨きウサギに星を磨いてもらう。もし相手も自分を想ってくれているのならば、その星は明るく輝きを放つ。逆に相手が自分に振り向いてくれない場合は、どんなに星を磨いてもその星は輝くことはない。」

    ひょんなきっかけで、銀河の果てで星を磨く仕事を任せられたウサギの話。児童書なのか、文字も大きめで、すぐ読めちゃいます。優しい気持ちにさせてもらいました。

  • 胸がキュッとなるようなお話。
    個人的には、最後の話が一番好きです。

  • 2011年12月8日

    カバーデザイン/坂川栄治+田中久子(坂川事務所)

  • 「星が輝くとき、あなたの恋は叶います」
    遠い宇宙からやってきたウサギ。
    彼の仕事(ボランティアらしい)は、恋をする人のために星を磨くこと。
    磨いた星が輝いたならば、その恋は叶う…。
    那須田淳さんの『星磨きウサギ』、
    「星磨き」という夢のある言葉と真っ赤な表紙に惹かれて読みました。
    恋をする切なさがたくさん描かれたストーリーで、
    恋愛小説をあまり読まない私にはちょっと気恥ずかしかったけど
    優しくきれいで心暖まるお話でした。
    吉田稔美さんの絵がかわいくって好き。
    絵本と言ってもいいくらいたくさん絵があって楽しめます。

  • その恋が叶うかどうか、星を磨いた結果で占う星磨きウサギ。宇宙の彼方からやってきても、大好物はやっぱりアレ(笑)。恋心を胸に抱いた人間たちの依頼を受けて、現在過去未来、どこへでも出かけていってはせっせと星を磨いて占ってくれる。でも本当は、手の届かない星を望まなくても、誰もがちゃんと心に輝きをもっている。どんな未来も関係なく、ただ一歩進むために背中を押してもらいたいだけなんだよねと、微笑ましく思いながら読み終えた。人と人とのつきあいや自分自身が好きになれる、とてもキュートなお話。

  • 続きは「一億百万光年先に住むウサギ」で。

  • 挿絵がカラーでかわいく、文章も読みやすい。中学年程度~大人まで楽しめる現代の童話。

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著者プロフィール

1959年浜松市生まれ。著作に「ペーターという名のオオカミ」(小峰書店、産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞)など多数。日本ペンクラブ会員。日本YA作家クラブ会員。和光大学非常勤講師。

「2021年 『10歳までに読みたい世界名作 第4期 既3巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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