遠まわりして、遊びに行こう

著者 :
  • 理論社
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本棚登録 : 109
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652079669

作品紹介・あらすじ

コドモトソウグウス。新太郎、18歳のクライシス。

感想・レビュー・書評

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  • コドモがこの世にいる理由。
    このコドモは何を指しているのか。

  • 大学生
    誰でもかかえてそうな気持ちや考えをもつ主人公が遊び塾を通して一つ歳をとってく、乗り越えていくとまでは言わず、受け止めてくのがよかった

  • いや、読んだよ。
    ぱらぱらしたときは「?」だったけど。
    というくらいの受け取り方だったのね。
    POP用なのに、どうしよう…。

  • (2011より転載)
    久しぶりにむかつく子どもキャラがいっぱいの本。でもこれが子どもなんだよなぁと思いました。がんばれ若者。新太郎の気持ち、共感できるところがいっぱいありました。
    2011/3/31読了

  • しばらく前に読了。
    ききわけの良い子だった新太郎を視点に据えている割に、塾の男の子たちは悪ガキ描写ばかりで、本来オトコノコってそういうもの、そういう子が子どもらしくていい、と言わんばかりなのが気になった。女の子にほとんど描写が割かれないのも、コドモ=オトコノコ中心主義な感じがして、うーん…。
    出版社としてはYA(児童書)枠で推してるらしく、図書館でも児童書の棚にあったけど、これは一般枠の方がいいんじゃないかしら。

  • 以前読んだ『君の夜を抱きしめる』の前日譚。新太郎くんにはこーんな過去があったんだねぇ。子どもたちの無邪気さが可愛い。新太郎くんが遊び塾で働き始めてから少しずつ変わっていくのが好ましい。2013/150

  • とても読みやすい。いや、読みやすすぎるくらい。
    その流れでさらっと読み終わってしまったけど、もうひと深み欲しかったかなあという感じがする。
    塾長正宗さんのキャラクターも面白いんだけど、もう少し何かストーリーがあればさらによかったかも。

  • 成長するってすばらしい

    こどもも、大学生も。

    ほっこりした

  • 「君の夜を抱きしめる」で知った、花形みつる作品の面白さ。
    そこで続けてこの著者の作品を読み続けることに、、、

    各作品のあとがきやプロフィールなどで、ぼんやりとこの著者のアウトラインがつかめてきた。著者自身が若いころ主宰していた遊び塾での実体験が、「君の夜を抱きしめる」や、その前作にあたるこの作品の面白さにつながっているのだ。

    ひきこもりの世界から、いきなりアニマルじみた小学生軍団の中に放り込まれた新太郎が経験する未知の世界が愉快。何ごとにもいい加減な塾長・正宗の教育方針に憤慨する新太郎だが、いつの間にかそのやり方が合理的だとなじんでいく様子もおかしい。

    子供たちに翻弄されながらも、失恋の痛手を癒され自然に成長を遂げていく新太郎の日々がいとおしい、、、新しい恋の予感もあり、大人も十分に楽しめる良い小説だ。

  • 人生って、何かの拍子に躓いたりもするけれど、遠回りも自分を大きくするんだなと思える。子どもってどこまでも可笑しくて可愛いな〜と思う。あるある‼

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著者プロフィール

花形みつる 編訳・絵
神奈川県生まれ。『ドラゴンといっしょ』で野間児童文芸新人賞、『サイテーなあいつ』で新美南吉児童文学賞、『ぎりぎりトライアングル』で日本児童文学者協会賞、野間児童文芸賞、『徳治郎とボク』で産経児童出版文化賞大賞を受賞。作品に「荒野のマーくん」シリーズ、『アート少女』『Go Forward!: 櫻木学院高校ラグビー部の熱闘』など多数。

「2021年 『落窪物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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