おいで、もんしろ蝶 (名作童話集)

著者 : 工藤直子

• 理論社 (2013年3月1日発売)

作品紹介・あらすじ

ふきのとうは雪のしたでふんばり、梅の木しみじみ、じいさんをおもう。てんとうむしはマフラーをもらい、こねこはお月さまにだっこしてもらった。そして、あんなふうだったり、こんなふうだったりするたくさんのおんなの子たち。「しぜん」と「ひと」と…おなじたましいがひびきあう童話集。小学校国語教科書に出てくる本。

感想・レビュー・書評

[deltasaanさんの感想 · 2023年1月2日]

2010/6/23

2022年に初めて読んだと思ったけど、2010年に皆川明さんの挿絵の絵本を読んでいたようです。書影は2022年に読んだ方。

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2013年2月28日]

祝復刊！
(フェリシモ出版から出されていた時は、皆川明の絵でしたが、今回は佐野洋子です)

理論社のPR
｢ 春にめざめるふきのとう。草・木・虫・とかげ・猫……生きとし生けるものの凜とした姿と心を、季節の中に鮮やかに描きだす短編と、少女の心をくっきり描いた連作「ゆれる少女たち」を収録。

●編集者コメント
小学教科書でおなじみの「ふきのとう」はじめ自然を謳う作品と、少女の揺れる心を活写した作品を収録。 ｣

著者プロフィール

台湾生まれ。お茶の水女子大学中国文学科卒業。女性初のコピーライターとして活躍した後、詩人・童話作家に。『てつがくのライオン』（絵・佐野洋子）で日本児童文学者協会新人賞、『ともだちは海のにおい』でサンケイ児童出版文化賞受賞。野原の生き物や自然が躍動する詩集『のはらうた』は、子どもたちに愛され、ロングセラーとなっている。『ねこはしる』『まるごと好きです』など、多くの詩集・絵本・エッセイがある。

「2020年 『女声(同声)合唱とピアノのための　いのちへのオマージュ』 で使われていた紹介文から引用しています。」