- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652200841
作品紹介・あらすじ
小さきものに宿りし永遠。二十四節気の虫のお話完結編。
感想・レビュー・書評
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虫の暮らしも静になりゆく秋から冬。
寒さにさみしさを帯びつつも、いつのまにか芽吹く春に救われました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
虫に関するファンタジーぽいものでした。
おもしろかったけど、ちょっとふんわりさせすぎの感もあり。
児童書には珍しく、主人公が「おかあさん」。
実はこれが三作目だったらしい。
これ、場所は九州かなぁ。 -
よりさん四児の母親でありながら「姫」って・・・「姫」って・・・・・・。風雅人たるもの細けえこたぁいいんだよ!ってことですか、そうですか。よりさんと虫達ちいさきものたちの交流は冬を越えても続くよ、っていう。爽やかでしたね。
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読み始めて気がつきました。
これは『虫のいどころ 人のいどころ』(春編)『虫のお知らせ』(秋編)の続編でした。
大好きなおのりえん・作、秋山あゆ子さんの虫なのに美しいイラスト!だけど、シリーズ3冊目の秋編だとわかるように書いておいて欲しかった・・・
主人公はよりさん。主婦。 小学生二人、保育園児二人、合わせて4人の男の子の母。だんなさんの仕事の都合で、自然ゆたな地に引っ越してきて、まだ新参者です。
田舎暮らしならでは、虫にも出会います。よりさんは、虫なんか苦手!触りたくない!だけど、無下に殺したりはしない。
小さな命を大切に、自然の中で、虫ともこころを通わせながら毎日を過ごすよりさん。
多分、前の2冊でもキーになる虫たちが出てきたのだろうけど、
この本ではコブと言われるアシダカグモ。
よりさんと同じく、図鑑を見ながら(スマホで検索)しながら読むと、怖楽しい。 -
ご主人の転勤で4人の息子と引っ越してきたよりさんは、身の回りの虫達に興味津々。いろいろ観察しているうちに、虫の世界で事情を聞いたりしてしまいます。
現代版虫愛ずる姫。
でも、子ども向きの本なのになぜお母さんなんだろう?
子どもが主人公でもいいのに