妖怪きょうだい学校へ行く (妖怪一家九十九さん)

著者 :
  • 理論社
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本棚登録 : 124
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (148ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652200872

作品紹介・あらすじ

ある夜、アマノジャクのマアくんは、サトリのさっちゃんと一つ目小僧のハジメくんをさそって、隣町の廃校へ遊びに行くことにしました。そこで、妖怪たちもびっくりする出来事が-。妖怪三きょうだいが体験する学校の七不思議!

感想・レビュー・書評

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  • いろいろな事が起こっておもしろい

  • 妖怪でも、幽霊でも、人間でもない超常的存在がいる。そのテリトリのため幸せをもたらすが、嫉妬もする、イタズラもする。まもってくれるものを大切に扱い、感謝することで、、しっかり守ってもらえる、のか。そして七不思議がこわくなくなった。

  • 男の子は、プールでおぼれて死んでしまったゆうれいかと思ったから、最初はすごくこわかった。でも神様だったから、ほっとした。
    ぼくの学校にも七不思議があるから、神様がいるかもしれない。たとえば、夜になると会議室のホワイトボードに、運動会の目標がうかびあがるみたいだけど、それはたぶん神様がペンで書いたんだと思う。
    ヌラリヒョンパパは、今回もかっこいい。野中さんは、神様と話すなんて勇気があるな。(小4)

  •  妖怪きょうだい学校へ行く、だったから、普通に子どもたちが通う学校に通い始めたのかと思ったら、廃校に忍び込むお話でした。
     妖怪でも幽霊怖がるのね。

  • 子供は大好きな シリーズ

  • このシリーズもついに4作目。 
    今回は九十九家の子供たちがメインのお話。

    とある夏の夜、アマノジャクノアマくんが隣町で見つけた廃校寸前の学校のプールにサトリのさっちゃんと一つ目小僧のハジメくんを連れて遊びに行きました。 

    あちこち壊れて埃やカビでジメジメしている校舎に気味悪がるどころか大喜びしちゃうのはさすが妖怪の子供達w

    深夜のプールにも躊躇なく飛び込んで遊んでしまいます。  
    するとプールにもう一人いる気配が・・・

    気配はするけど正体が掴めない相手を探して、夜のおんぼろ校舎で一騒動。 俺なら怖くてすぐ逃げてるね。

    この騒動の決着のつき方が良かった。 

    地域共生課の野中さんがものすごくやり手。 普通の人間だよね?野中さん。 全く隙のない対応だったわ。
    前回から新たに職員に加わった妖怪マニアの女神さんの特殊能力がわかったw

  • 妖怪兄弟らしい廃校探険ぶりが読んでいて楽しいです。
    こんなふうに考えると学校の七不思議が楽しく思えてきます。

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著者プロフィール

1959年生まれ。1991年『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で第24回日本児童文学者協会賞新人賞、第40回小学館文学賞を受賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で第15回新美南吉児童文学賞を受賞、2001年『空へつづく神話』(偕成社)で第48回産経児童出版文化賞を受賞、『盆まねき』(偕成社)により2011年第49回野間児童文芸賞、2012年第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞、2021年『さくらの谷』(絵・松成真理子 偕成社)で第52回講談社絵本賞を受賞。絵本に「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(絵・降矢なな 福音館書店)、「オニのサラリーマン」シリーズ(絵・大島妙子 福音館書店)などがある。

「2023年 『そらうみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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