わたしが子どものころ戦争があった: 児童文学者が語る現代史

著者 :
制作 : 野上 暁 
  • 理論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652201107

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  • 「神沢利子、森山京、あまんきみこ、三木卓といった児童文学者8名が語る、戦中戦後の子どもの暮らし。子どもの目を通して見つめた戦争のすがたと、敗戦から復興する時代の日本のようすが浮かび上がる。」

    ・国境のある島で暮らして 神沢利子
    ・ふりむくと戦争があった 森山京
    ・少女時代を満州で過ごして あまんきみこ
    ・「ほろびた国」での少年時代 三木卓
    ・雪国での集団疎開 角野栄子
    ・戦中戦後の思い出から 三田村信行
    ・広島に生まれて 那須正幹 述
    ・米軍基地のある町から見た戦争 岩瀬成子

  • 戦争

  • 子供目線での、児童文学者による所謂戦争体験記です。
    当時の子供の遊びや、お父様が満鉄職員で実際にあじあ号にも乗車経験された方のお話も載っています。
    専門用語も満載でしたが同時に解説もちゃんと記載されてますので、資料としても凄く良いと思います。

  • 【収録作品】「国境のある島で暮らして」 神沢利子/「ふりむくと戦争があった」 森山京/「少女時代を満州で過ごして」 あまんきみこ/「『ほろびた国』での少年時代」 三木卓/「雪国での集団疎開」 角野栄子/「戦中戦後の思い出から」 三田村信行/「広島に生まれて」 那須正幹/「米軍基地のある町から見た戦争」 岩瀬成子 
    *インタビューだからか、どこかとっちらかった印象がある。うまくまとめないという方針なのだろうが。

  • 悲惨な出来事も戦争だけど、
    戦争の中の日常も戦争。

    気づいたら戦争になってた
    ってことにならないように、ひとりひとりが想像しなくちゃいけない。
    でもどこから止めたらいいのか分からない。

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著者プロフィール

神沢利子 1924年、福岡に生まれる。子ども時代を北海道樺太で過ごす。文化学院文学部卒業。童話作品に『ちびっこカムのぼうけん』(理論社)『くまの子ウーフ』(ポプラ社)『銀のほのおの国』『流れのほとり』(福音館書店・日本児童文芸家協会賞)『神沢利子コレクションI~V』(あかね書房・巌谷小波文芸賞)など、絵本に『たまごのあかちゃん』『おばあさんのすぷーん』『ぽとんぽとんはなんのおと』『おっとせいおんど』『いいことってどんなこと』『えぞまつ』(以上福音館書店)など多数の作品がある。東京在住。

「2022年 『てんのくぎをうちにいった はりっこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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