- Amazon.co.jp ・本 (149ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652201466
作品紹介・あらすじ
遊園地の中を怪しいやつがうろついている。観覧車に緑のクマ、コーヒーカップにピンクのウサギ、ジェットコースターに変身ロボットが乗っていた-。目撃情報をうけて、九十九さん一家が出動です!
感想・レビュー・書評
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ことりちゃんが遊園地を見守っていることを知って驚きました。
さっちゃんとことりちゃんがいっしょに遊んだ遊びの歌が面白いと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
遊園地のドタバタアクション!そして、日本人の核心へ。いかしいかされる。共生。失われたもののちから。大切にすること。
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どんなお人形でも、大切にすると心を持てるというのがいいなと思った。ぼくも、お人形を持っていて、大切にしているから、心を持っているかな、会話ができそう、とうれしかった。
さとりのさっちゃんが、みんなが自由にしている間に、コトリちゃんと遊んだから、事件の解決に近づいた。さっちゃんとハジメくんはいつも活やくしてすごい。(小4) -
今回の、いい話だったな。
この話に限らず、ママがもっと出てくれたらいいのに。 -
子どもたちの守り神の小鳥地蔵。妖怪と勘違いされたけど、実は一人ぽっちになった子どもの側にいてくれたのです。みんなの周りにも、みんなを守ってくれる何かがいると思いますよ。
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今回は遊園地に妖怪が現れるって情報を野中さんと共に九十九さん一家が調査に行くお話。
当然ちゃんと調査しようとするタイプと遊ぶことしか考えていないタイプがいるわけで、園内を分かれて調べる時にはその辺を考慮したチーム分けに。
しかし案の定無茶する連中は無茶をしちゃいますw
でも、遊園地で遊ぶならさっちゃんとはちょっと面白くないかもしれない。 けど、おばぁちゃんとかアマくんはハメ外し過ぎて後始末が大変だし、やはりハジメくんが無難かな?
そんなこんなで果たして遊園地に本当に溶解は存在しているのか! ハジメくんの弱点やおじいちゃんの巨大化のヒミツまでわかっちゃうよ -
怖い話は苦手なのですが、こういうちょっと不思議話は好きです。
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やっぱりいいなあ、富安陽子さん。
夏の終わり、夕暮れの遊園地のほの切ないような華やかさの感じが何しろツボだ。妖怪たちのキャラクターや謎解きの巧みさ、行間ににじむようなユーモア。昔からの言い伝えや土地の持つ歴史、土地神様、お地蔵さんへのまなざし、そのやさしさ。何とも優しい読後感。