本屋さんのルビねこ

著者 :
  • 理論社
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本棚登録 : 525
感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652202623

作品紹介・あらすじ

ある日、本屋〈本の木〉の片すみで生まれた、ねずみほどの小さな子ねこがルビです。はじめてのミルク、はじめての友だち、はじめてのぼうけん……たくさんの「はじめて」に出会い成長していくルビ。生きる喜びを伝えるピュアな新シリーズがスタート。

感想・レビュー・書評

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  • 可愛さと響く言葉がいっぱいの一冊。

    本に積もったほこりから生まれたちいさなねこと本屋さんの物語。

    最近、自分は何のために本を読んでいるのか…多々思う時があったからかな。
    心に響く言葉がいっぱい見つけられて良かった。

    本が好き。

    うん、このシンプルな想いを大切にしよう。

    そうすればほんとうに本の神さまがやってきて、求めている本、物語、言葉に出会えるかも。

    そしてねこのルビがなんといっても可愛い。ルビとチップスの冒険、二人でページをめくるシーンがたまらない。

    本を読むあのワクワク感、それを思い出させてくれたな。

  • かわいいお話でした。生まれたての生き物ってどうしてこんなに可愛いんでしょうね。

    漢字:タイトルからして総ルビかと思ったらそうでもなく笑 小学3年生くらいのレベルまでふりがななし。それ以降はふりがなあり。ふりがなありとなしの漢字の比率が同じくらい。
    レイアウト:文字の大きさは小学校中学年向けの児童書としてはやや小さめです。行間の工夫があり読みやすいです。挿し絵は見開きもあり、角やページの上部、下部を使っている挿し絵もあり。読みを邪魔しません。
    イラスト:アナログ調を強く出した絵柄で、盛り上げというよりは穏やかな気持ちになれます。

  • モシモさんの本屋のほこりから生まれた子猫。ルビと名付けられて、本屋・本の木の看板猫として成長していく、微笑ましいお話です。松本圭以子さんの温かなイラストが素敵で、癒されます。海で銀色にきらめく星の魚を見たシーンが印象的でした。

  • 「ぼく、ねこになってよかったな」
    この一言がルビが心の底からねこになれたことを嬉しく、喜ばしいことを感じられた。全体を通して読み終わったあとすごくほっこりした。
    児童書を久々に読んだが、何か子供心を思い出すきっかけになったような気がする

  • ねこと本屋さんが好きな小三の子供にぴったりの本でした。

    読む前に想像していたのは、本屋さんに飼われている猫の日常だったのですが、良い意味でちがいました。
    ねこは元はほこりで、本屋さんのモシモさんとお話しも出来ます。
    ファンタジー要素もあり、色々と考えさせられるところもあり、読む年代によって感想も変わりそうです。

    この本を読んでる最中に「ねこを飼ったら、お母さんが名前考えてね!」と子供に言われたので「じゃあ、ルビちゃんにする」と返事をしたら喜んでいました。

    続きがあるようなので、先の話を読むのも楽しみです。

  • 街の本屋さん『本の木』。看板ねこのルビは人間とおしゃべりができて、オススメの本を紹介してくれたり、本を探してくれたりします。
    こんな本屋さん、いってみたーい!!

    常連のマルさんとなかなおりするところ、みんなで本の話をしていて、想像がふくらんでいくシーン。本の中の世界に引きこまれる、ところの描写にこちらもわくわく。

    作者の野中さんもあとがきで書かれていますが、物語の端々でもとっても本がお好きなのが伝わってきます。

    『本が好きなひとたちの心の中には、本の木があるんじゃないかな、なんて思うのが、ぼくは好きでね』

  • 可愛い、ほっこりするお話し
    〈本屋 本の木〉のほこりから生まれたねこのルビと本屋の店主のモシモさんとお客さん、町のねことの交流
    時々カラーになる絵がドキッ!と素敵

    〈本の木〉
    モシモさんが好きなこと
    「本が好きなひとたちの心の中には!本の木があるじゃないかな」なんて思うこと
    本を読んでいると、心の中で育ってくる、自分だけの木
    大きさ、葉や花、実の色、かたち
    読む毎に変わっていく木
    私の本の木は結構大木でごちゃごちゃしてると思う(笑)

  • 文章が好き ◯
    作品全体の雰囲気が好き ◯
    内容結末に納得がいった ◯
    また読みたい
    その他

    ほこりから生まれた本屋の黒猫「ルビ」のお話。
    不思議でかわいい物語です。

    息子用に借りてきましたが、読んでいるような、そう読んでもいないような…。

  • 小学校3、4年生位からにおすすめかな。
    本屋の本の上に溜まったホコリが集まって生まれた猫ルビ。
    店主のモシモさんや先輩猫のチップスと一緒に色んなことを覚えて成長していく。
    ほっこりできる話だ。

    ところでこの子猫の名前のルビ、言葉の由来は知らなかった。
    本屋の猫だから本に由来しているが、元々はイギリスで活版印刷で組まれていた文字の大きさを宝石で表していたことから来ているらしい。
    ひとつ物知りになった。

  • インスタグラムで見つけて読んでみた。
    2021.6.21

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著者プロフィール

野中 柊(のなか ひいらぎ)
1964年生まれ。立教大学卒業後、ニューヨーク州在住中の1991年に「ヨモギ・アイス」で海燕新人文学賞を受賞して作家デビュー。小説に『ヨモギ・アイス』『小春日和』、『銀の糸』、『公園通りのクロエ』、『波止場にて』『猫をおくる』など、エッセイ集に『きらめくジャンクフード』など、童話に「パンダのポンポン」シリーズ既10巻(長崎訓子 絵)、『ようこそ ぼくのおともだち』(寺田順三 絵)、「本屋さんのルビねこ」シリーズ既2巻(松本圭以子 絵)、絵本に『赤い実かがやく』(松本圭以子 絵)など著書多数。『すてきなおうち』(マーガレット・ワイズ・ブラウン 作/J.P.ミラー 絵)など翻訳も手がける。

「2020年 『紙ひこうき、きみへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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