- 本 ・本 (126ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652202623
作品紹介・あらすじ
ある日、本屋〈本の木〉の片すみで生まれた、ねずみほどの小さな子ねこがルビです。はじめてのミルク、はじめての友だち、はじめてのぼうけん……たくさんの「はじめて」に出会い成長していくルビ。生きる喜びを伝えるピュアな新シリーズがスタート。
感想・レビュー・書評
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可愛さと響く言葉がいっぱいの一冊。
本に積もったほこりから生まれたちいさなねこと本屋さんの物語。
最近、自分は何のために本を読んでいるのか…多々思う時があったからかな。
心に響く言葉がいっぱい見つけられて良かった。
本が好き。
うん、このシンプルな想いを大切にしよう。
そうすればほんとうに本の神さまがやってきて、求めている本、物語、言葉に出会えるかも。
そしてねこのルビがなんといっても可愛い。ルビとチップスの冒険、二人でページをめくるシーンがたまらない。
本を読むあのワクワク感、それを思い出させてくれたな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
かわいいお話でした。生まれたての生き物ってどうしてこんなに可愛いんでしょうね。
漢字:タイトルからして総ルビかと思ったらそうでもなく笑 小学3年生くらいのレベルまでふりがななし。それ以降はふりがなあり。ふりがなありとなしの漢字の比率が同じくらい。
レイアウト:文字の大きさは小学校中学年向けの児童書としてはやや小さめです。行間の工夫があり読みやすいです。挿し絵は見開きもあり、角やページの上部、下部を使っている挿し絵もあり。読みを邪魔しません。
イラスト:アナログ調を強く出した絵柄で、盛り上げというよりは穏やかな気持ちになれます。 -
モシモさんの本屋のほこりから生まれた子猫。ルビと名付けられて、本屋・本の木の看板猫として成長していく、微笑ましいお話です。松本圭以子さんの温かなイラストが素敵で、癒されます。海で銀色にきらめく星の魚を見たシーンが印象的でした。
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かわいい子猫ののほほん物語。
振り仮名のるびという言葉は宝石のルビーが語源とは知らなかった。文字サイズ5.5ポイントはルビー、4.5ポイントはダイヤモンドと言うらしい。 -
図書館本。ノンビリした世界観が好き。
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「ぼく、ねこになってよかったな」
この一言がルビが心の底からねこになれたことを嬉しく、喜ばしいことを感じられた。全体を通して読み終わったあとすごくほっこりした。
児童書を久々に読んだが、何か子供心を思い出すきっかけになったような気がする
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ほこりからってマ?って思ってたけど、絵のタッチも柔らかいし、出てくる人もみんなよき人で、読んでてほっこりしましたんよฅ(*´꒳`*ฅ)ꪆ
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雰囲気、設定が好き。深くはいりこめなかった。まだまだ。
著者プロフィール
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