ヴンダーカンマー ここは魅惑の博物館

著者 :
  • 理論社
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本棚登録 : 68
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652202845

作品紹介・あらすじ

5人の中学生が織りなす一日職場体験記。県立博物館に行くことになった男女ばらばらの5人が、くじ引きで別々の部門に分けられ一日を過ごす。出会い、ときめき、孤独、友情が交錯する、それぞれにとって忘れがたい一日を描く。

感想・レビュー・書評

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  • 中2の2学期。職場体験の受け入れ先が、希望していなかった県立自然史博物館になった5人は、全員別々の仕事を手伝うことになる。
    理科の成績のあまりよろしくない多嶋育実は、魚類を受け持つことになったが、着任してすぐ連れて行かれた漁港で不思議な生態のミツクリエナガチョウチンアンコウと出会う。
    古脊椎担当になった橋本恋歌は、遅刻してきた担当者と話すうち、化石が入っているかも知れないノジュールに関心を持つ。

    博物館に全く関心のなかった5人が、それぞれの経験から一歩成長する姿を、5人が語るオムニバス形式で描く。




    *******ここからはネタバレ*******

    博物館の活動紹介のための教科書的な本。

    5人の心理描写、ストーリー展開にも、注目すべきところはない。
    推薦ポイントがあるとすれば、科学への好奇心を刺激するところで、おそらくそれが最大の目的で書かれたのでしょう。

    主人公は中学生ですが、内容は平易。科学への好奇心があれば中学年から読めます。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      図書館あきよしうたさん
      あ〜入力ミスしちゃった、、、恥ずかしい。。。
      図書館あきよしうたさん
      あ〜入力ミスしちゃった、、、恥ずかしい。。。
      2020/10/14
    • 図書館あきよしうたさん
      「あるある」です。
      気になさらないでください。
      「あるある」です。
      気になさらないでください。
      2020/10/14
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      図書館あきよしうたさん
      Good!
      図書館あきよしうたさん
      Good!
      2020/10/14
  • INTERMEDIATHEQUE
    JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク
    http://www.intermediatheque.jp/

    樫崎茜著「ヴンダーカンマーここは魅惑の博物館」 : 上路ナオ子*日々のスケッチ
    http://uejinaoko.blog.jp/archives/1925362.html

    ヴンダーカンマー ここは魅惑の博物館 | 株式会社 理論社 | おとながこどもにかえる本、こどもがおとなにそだつ本
    https://bit.ly/3lGGtmj

  • 県立自然史博物館に職場体験に行った5人の
    中学生は、くじ引きで魚類、鳥類、哺乳類、
    古脊椎などに分かれて、各部の仕事を手伝う
    ことに…。魅惑の宝庫(ヴンダーカンマー)での、
    5人それぞれの重規に満ちた1日を描く。

  • 【内容】5人の中学2年生が博物館で職場体験し、それぞれほんの少しだけ成長というか、なんらかのターニングポイントを得る。
    【感想】心地よいお話。重要なことや大きな変化は特に起こらない。微妙になにか変化、強いて言えば皆が少しだけ素直になったか。このままでは少々物足りない感は残るので、その後のこの5人が何かの出来事に遭遇してというような続編があってもいいかもね。

  • 希望とは違う博物館で職業体験に臨む5人の中学生。
    不安と不満と色々抱えた彼らの濃い1日。
    博物館の仕事も興味深く読みました。

  • 博物館へ職場体験に行った5人の中学生がそれぞれ違った仕事を体験する。特に博物館に興味があった子たちじゃないけどあっという間に引き込まれ自身にも変化がおきてゆく。こんな職場体験ができていいなー。

  • 博物館に職場体験に行った5人の中学生。博物館の裏方を知るにはわかりやすい。特別望んできたわけでもない中学生たち。博物館の仕事自体にも新しい発見の連続だったようだが、一緒に職場体験をした仲間たちの今まで知らなかった一面を発見できたことも大きな収穫だったようです。

    自分が実際に職場体験の中学生と接したときの感想から言うと、この本に登場する中学生たちは、みんな積極的。ほとんどの中学生たちは、もじもじとしていて自分から質問してくる子は少なかった。ボランティア(学校の過程としての)で来てくれる高校生とも接したけれど、高校生くらいになればこの本の中学生くらいの反応はしてくれるけれども、職場体験で一律に課せられた中でやってくる中学生は、みんな総じておとなしすぎて反応がわからなかったような…。
    ともあれ、こういった職場体験が彼ら彼女らの仕事をするという意識に結びついてくれているのなら歓迎なのですが?

  • 中2の職場体験話
    場所は博物館
    五人の生徒が急に博物館へ体験に行くことに〜
    誰も希望の場所ではない

    多嶋育実 ミツクリエナガチョウチンアンコウ
    橋本恋歌 ノジュール
    飯田円佳 骨格標本
    肥後知恵 ブラウンレンジャー
    瀬川学、博士 無生物

    それぞれ違う部署で違う経験をしつつ、なにかしらの発見をする

    P62
    「もったいないよ!知識のあるなしと、目の前の物事を面白く受け取れるか否かは別物だろ」

    P92「~教、橋本さんといっしょにいて気づかされたんだ。魅力的だと思っているものをほかの人に伝えるための努力をしようって」

    P133「そんなに肩肘張らなくてもいいんですよ。まあ、それも飯田さんの個性だといわれたらそれまでですが」


    p170「『種』なんです。たとえば、今回のカピバラでいったら、ネズミ目テンジクネズミ科カピバラ属という種を見て仕事をしている。そこに名前が付くと、種よりも個が強調される。名前が付いた瞬間に種は個になるんです」


    p196「博物館ってね、とにかく根気強いのよ。ここで働いている先生たちはね、今すぐ使えないから意味がないとは考えないの。すべては後世のため。何年後か何十年後かになるかはわからないけど、いつか、誰かの、なにかの研究に役立てるために、今、この時代に生きているあたしたちができる限りの資料を集めて、保管しておこうっていう姿勢なの」


    P220「いえ、べつに。ただ、なんていうか、宝石でもないのにこんなふうに輝く鉱物があるんだなって、しみじみしちゃって・・・」

  • 小学生〜中学生に読んでもらいたい本。
    四人の中学二年生が博物館で職場体験をする物語で、四人それぞれの視点で職場体験作文調で書かれていて面白い。

  • 職場体験の中学生のおはなし。職場体験最終日、それぞれにいろいろな成長がある。

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著者プロフィール

長野県生まれ。デビュー作『ボクシング・デイ』(講談社)で椋鳩十児童文学賞、『満月のさじかげん』(講談社)で日本児童文学者協会新人賞を受賞。博物館を取材した作品に『ぼくたちの骨』『声をきかせて』(いずれも講談社)、『ウンダ―カンマ― ここは魅惑の博物館』(理論社)がある。また、ブラインドクライミングをあつかった作品に『星くずクライミング』(くもん出版)がある。

「2019年 『スポーツのおはなし スポーツクライミング わたしのビーナス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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