脱・呪縛 (世界をカエル10代からの羅針盤)

  • 理論社 (2018年12月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (223ページ) / ISBN・EAN: 9784652202883

作品紹介・あらすじ

医師・作家である鎌田實が、患者に向き合う中で、また、チェルノブイリやイラクなど、待った無しの命うごめく現場で、生身で感じ得た「生きる意味」を、そのために必須の「呪縛から脱する力」を、十代に向けて熱く真摯に語る。

みんなの感想まとめ

生きる意味や呪縛からの解放について真摯に語る本は、特に10代の若者に向けられているものの、大人が読んでも多くの気づきを得られる内容です。著者は、厳しさと優しさを兼ね備えた視点から、現実の厳しさを伝えな...

感想・レビュー・書評

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  • 可愛い表紙で、10代向けに書かれた自己啓発本。
    ・・・なのに、このタイトルって、合ってないな~とふと思った。
    表紙を見ずにタイトルだけ見たら恐い感じがする。

    内容は10代向け自己啓発本で、まず最初に、
    大人はご遠慮ください。
    (十代のおさらいをしたい人なら、大歓迎です)
    とある。

    その通り、若い子向けの話し言葉で書かれている。
    ・・・けれど、読んでいて十代といってもどの年代を対象にしてるんだろう?と思った。
    小学生向けにしては漢字にしろ、内容にしろ少し難しい。
    だけど、書かれている言葉遣いは小学生向け。
    そして、ティーンエイジャーを対象にしているからというのもあるだろうけど、欅坂46とかアイドルの事を書いたりしているのも、何かわざとらしい気がした。
    もちろん、ここに書いてあるようにファンなのは違いないと思うけど・・・。
    私が中学生の頃、これを読んでどう思うだろう?
    心に響くだろうか。
    なんて事を思った。
    そして、見事に今の私には何もヒットしなかった。

    内容について少しふれると、
    呪縛とは、親とか、生まれた場所、環境とかそういったものを例に挙げていて、それは絶対ではないとある。
    そして、ご自身の生い立ちについて書かれている。
    家が貧乏だったこと。
    育ての親は実の親ではなかったこと。
    奨学金をもらい、働きながら勉学に励んだこと。
    ご自身が今までしてきた活動のこと・・・。

    私が記憶に残ったのは、アウシュビッツを訪れた時の話。
    実際に使われていたというトイレ(というものでなくただの穴)が並んでいるのを見て、「うわ・・・」となった。
    そして、その後に書かれていたこと。
    そんな人間としての尊厳を奪われ、自由の全くない中でほんのわずか生き残った人がいた。
    それはどんな人かと言うと、「丁寧な生活をする」人たち。
    服を整え、指で歯を磨く。
    そんな人たちが生き残った。
    それは今の時代にも通じて言える事だと思い、「なるほど」となった。

  • 優しく、厳しい、人生の指南書的な内容。
    10代の少年少女に向けられた本だと思うけど、オトナが読んでも面白く、タメになる。
    きれいごとだけじゃない点に共感できる。

    メモ
    「変さ値」の子育て(さたまさしさん)
    普通はダメで変じゃなければだめ。
    子どもがすることに関して、普通じゃないと感じたら、「すごい!変でいい」と褒める。

  • 24時間オープンしている君の保健室、という言葉に惹かれて。中高生向け。生きるとはなにか、自由な人間とは、どう生きたらいいのか、について。子どもにはハマるのかな?大人なのであまり…だっただけで。

  • ユヴァル・ノア・ハラリや池上彰さんが十代向けに書いた本を以前読んで感動した事があるので同じ趣旨のこの本を読んでみたけどびっくりするくらい内容が薄かった。
    著者は本文の中で知能指数が普通以下と言っていたがそもそもこの人は考える力が欠如してるのかな、とさえ思ってしまった。
    著者と相性が悪いだけかも知れないけど。

  • YA向けの自己啓発本かな。生きるとは何か。

  • 図書館オススメ
    「2020年若い人に贈る読書のすすめ」本
    (公益社団法人読書推進運動協議会より)

    請求記号 159.7/Ka
    所蔵館  2号館図書館

  • 自分がこども時代に出会っていればと思える本。24時間開いている保健室でありたいと書いてあったけれど、なるほど納得。長年生きてきたからこそわかることも、こども時代は目の前しか、見えず悩むもの。若い世代の子が悩んでいたらおすすめしたい本。


  • 内容】医師・作家である鎌田實が、患者に向き合う中で、また、チェルノブイリやイラクなど、待ったなしの命うごめく現場で、生身で感じ得た「生きる意味」を、そのために必須の「呪縛から脱する力」を、十代に向けて熱く真摯に語る〈出版社コメント〉
    人生は、生まれた場所、育った環境、出会った人など、自ら選びようのないことにも影響される。人間は呪縛から逃れられない生き物か? 医師・作家として、現役で命の現場を見つめ続ける鎌田實が、ようやくできたかさぶたも無意識に剥がしてしまうような、ヒリヒリした季節にいる中高生に向けて、いかに、生きづらさを生む呪縛から自分を自由にしていくか、を語った熱いメッセージ。読後森林浴をしたような軽さを感じることだろう。

  • イラストがかわいいのに、なぜこのタイトルなのか。中高生向きなのに堅い。

    「しばられない」 あたりでいいじゃないか。

  • “よくがんばってるね”って誰もが欲しい言葉ですよね。自分自身で言ってはみても、やっぱり誰かに言って欲しい。そんな優しく言葉や気持ちを何度もプレゼントしてくれる本でした。

    10代に向けた本なのでかなり簡単な言葉でなるべく心に寄り添うか形で書かれていて、いい大人が読んでもほろりとしちゃいました。だけど大人だからこそこんな優しい言葉の渦が必要なんじゃないかな。

    私は自分が“言葉”寄りの人間なので言葉に対しての考え方も素敵だなぁと思った。本を読むのは邪魔にはならないよとか、心に刺激を与えるといい言葉がうまれてくるよとか、体を動かすことは心を動かすことだよ、というポエジー溢れる言い回しに心を掴まれました。

    他にも偉い人は考えなくなるのを待ってるだから考え続けよう、頑張らない勇気を持てる人は成功することが多い、学校は自分のために利用してね、がまんすることは目的ではないよとか、心に染みる言葉やハッとする言葉が敷き詰められていて、こんな優しい言葉がたくさんの人に届いたらいいなって願わずにはいられない素敵な本でした。

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著者プロフィール

1948年、東京都生まれ。1974年、東京医科歯科大学医学部卒業。1988年、諏訪中央病院院長に就任。2005年より同病院名誉院長。チェルノブイリ原発事故後の1991年より、放射能汚染地帯へ医師団を派遣し、医薬品を支援。ウクライナ避難民支援にもいちはやく着手。2004年からイラクの4つの小児病院へ医療支援を実施、難民キャンプに5つのプライマリ・ヘルス・ケア診療所をつくった。国内でも講演会、支援活動を行う。

「2025年 『人の名前が出てこなくなったら鎌田實の逆さま言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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