ルビとしっぽの秘密 (本屋さんのルビねこ 2)

  • 理論社 (2019年6月18日発売)
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本 ・本 (126ページ) / ISBN・EAN: 9784652203125

作品紹介・あらすじ

ある日、本屋〈本の木〉の片すみで生まれた子ねこのルビ。友だちねこチップスに案内された夜の街で、たくさんのねこ仲間と出会います。大好きな本を見せたくて、ルビはねこたちを本屋さんに招待するのでした。ピュアな心で成長していく子ねこの物語。

感想・レビュー・書評

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  • 「どうしてモシモさんにはしっぽがないの?」猫から見たら、そこが不思議なんだ。ルビの可愛い疑問に答えてくれた「図解 しっぽの秘密」、楽しい本ですね。
    きれいな月夜、チップに連れて行ってもらった夜のお散歩で、ルビに友だちが増えました。本屋さんに猫が集まっている光景、本当にあったらいいなぁ。爪研ぎエリアを作っとかないといけないけれど。

  • 図書館本。気になる文にめぐり逢えました。

    「読めば読むほど、もっと読みたくなるんだよ。いい本は心の栄養になるからね」118ページ

    読書の醍醐味に遭遇できました。

  • お友達になるためには勇気が必要。
    ルビには優しく見守ってくれる頼もしいチップスがいてくれて、知らなかった猫たちの仲間になれてよかったね。
    新しい仲間、夜と昼との街風景の違い、はじめての海。
    今回も面白くあっという間に読んでしまい、野中さんの物語、松本さんの素敵な絵にまた次回出会うことを楽しみにしてます。

  • ルビ2巻目。
    前作ではルビの誕生と初めての友達チップスとの出会い。
    2巻ではチップス以外の他の猫たちとの接触が…‼︎
    新人いびり的な空気はフィクションでも嫌な気持ちになるけども、そんな場面でもチップスはとても頼りになる良い友達だなぁ₍˄·͈༝·͈˄₎◞ ̑̑ෆ⃛
    帰宅後、モシモさんに外出がバレて怒られてしまうけど、心配故の叱り方なモシモさん優しい。
    その後猫たちとも無事仲直りしてモシモさんと初めてのお出かけしてみんなでシチューパーティもしてーーー
    友達と美味しいもの食べて、午後の緩やかな時間をお昼寝したり本読んで過ごすなんて最高すぎる〜〜✨

    「きみは、いつ、きみになったの?」「おぼえていますか」
    …児童書や絵本て時々ハッとするような深いこと言うなぁとしみじみ。
    モシモさんの「いい本は心の栄養」はまさにそう‼︎‼︎

    〜今回のお気に入りイラスト〜
    ・猫たちの集団に会った時のチップスとルビ。不安になってチップスにピトッてくっついてるのと、その後しょげてるのが可哀想だけど可愛いしチップスの頼もしさが際立つシーン。
    ・お魚屋さんのエプロンつけて魚持ってるチップスとルビ。
    チップスはザ・魚屋って感じで勇ましいしルビは両手で魚掲げてるのが可愛い

  • ホンワカしたとてもいい本だった。
    児童書は中々手に取りにくい年になったけど、この本は何度も読んでみたくなる

  • 息子8歳6か月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    読んだ◯
    何度も読む(お気に入り)
    その他

    息子:何度も読んだわけではなさそうですが、お気に入りの作品。
    私:大好きな児童文学。「ねこ」と「本屋(または図書館)」という最強の組み合わせ。
    『きっと、楽しんでもらえると思うな。ねこと本は相性がいいからね』
    『床につみあげられた本の間をねこが歩くようすほど、すてきなことってないからね。』

    『・・・・読めば読むほど、もっと読みたくなるんだよ。いい本は心の栄養になるからね』

    本屋ねこのルビと本屋のモシモさんの素敵な会話を通じて、本を読むことの大切さや、楽しさを知ることができます。

  • 相変わらず猫の躍動感のある絵、素敵!
    背中のラインが!特に!
    新しく出来た友達、初めての昼の外出、初めての景色だったり友達が本屋に来てくれたりと、様々な体験を通して、ルビの感動だったり喜びだったり成長だったりを見れましたんよฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00281847

  • 「本屋さんのルビねこ」の続きの話。

    本屋さんと猫が好きな人は、きっと「本の木」に行きたくなるだろうなぁ。
    私もモシモさんとルビのお店に通いたいです。

    今回は新しい友達猫も増えて、ルビの世界も広がります。
    読書とは心の栄養…良い言葉ですね。

  • ルビねこシリーズ第2弾。黒猫やら白猫やら。仲間が増えたのはいいが、一緒に暮らす仔猫が夜に無断で家を抜け出していたら、家族は心配するに決まっている。モシモさんも例外にあらず。優しくて頼りになる店主さんだ。しかし、そんなに容易く抜け出せる家で大丈夫だろうかと少々心配になる。しっぽの話も絡んでいたが、後半に「本屋と猫は最良の組み合わせ」と思える光景が広がっていて、意識のほとんどをそこに持っていかれた。

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著者プロフィール

野中 柊(のなか ひいらぎ)
1964年生まれ。立教大学卒業後、ニューヨーク州在住中の1991年に「ヨモギ・アイス」で海燕新人文学賞を受賞して作家デビュー。小説に『ヨモギ・アイス』『小春日和』、『銀の糸』、『公園通りのクロエ』、『波止場にて』『猫をおくる』など、エッセイ集に『きらめくジャンクフード』など、童話に「パンダのポンポン」シリーズ既10巻(長崎訓子 絵)、『ようこそ ぼくのおともだち』(寺田順三 絵)、「本屋さんのルビねこ」シリーズ既2巻(松本圭以子 絵)、絵本に『赤い実かがやく』(松本圭以子 絵)など著書多数。『すてきなおうち』(マーガレット・ワイズ・ブラウン 作/J.P.ミラー 絵)など翻訳も手がける。

「2020年 『紙ひこうき、きみへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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