- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652203651
作品紹介・あらすじ
池上彰が中高生に向けに書き下ろしたノンフィクション。戦争は暴力である。人はなぜ戦争をするのか? 戦争の変遷、戦争の種類、武器の歴史、戦争のルールや条約の歴史などを丹念に辿る。過去の戦争1つ1つに理由があった、だからしかたがない、と諦めるのではなく、その理由を取り除く方法を考える。人間への信頼や希望、一人一人が考え行動していくヒントに満ちた一冊。
感想・レビュー・書評
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とても分かりやすかった
戦争を考える導入編として読んでよかった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ世界をカエル、10代からの羅針盤とある。
話口調でギリシャ時代から現代まで、ピックアップして戦争を平易に説明。戦争について時代順に話すと、そのまま政治史になっていた!
すべての外交は、国の利益を考えた交渉です。お互いが利益だけを主張するだけでは、最悪の場合戦争になります。政治家には、一時の熱狂に左右されることなく、国民と国を考えた冷静な判断が求められます。そうしたことの出来る政治家を選出するのは、私たち国民の責任なのです。さらに、すべての国民が満足する政策はありません。選ばれた政治家がどこを向いて、何をしようとしているのか、選出したあとも、国民は監視し続けなければなりません。そういう責任が国民にはあるのです。
2021.5初版第1刷 図書館 -
まずは、戦争、の定義から入ってくれるのが、池上さんの凄いとこ!
戦争と紛争と暴力の違い……。
言語化できますか?
現代の戦争の簡単な歴史から始め、目的の
“この世から戦争をなくすことができるか”
にいたるまで、論旨が明快でわかりやすい。
人間が始めるものなら人間がやめることができるはず!
という帯の謳い文句と題名は秀逸です。
本当に
いまの大人たちが一掃されて、小学校低学年以下の人たちだけの世の中になったときは、もしかして実現するかもしれません。
学校図書館は買い!!!でしょう。
2021/06/11 更新 -
歴史は大切ということが分かった。
知らないと、とんでもない発言をしてしまうこともある。
戦争には繋がりがあり、長い歴史がある。
ひとりひとりが、平和を考えること。
大切な人と生きていきたいよ。 -
読みやすい文章と興味深い内容で一気読み。
著者プロフィール
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