ルビねこと星ものがたり (本屋さんのルビねこ)

著者 :
  • 理論社
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本棚登録 : 54
感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (132ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652203798

作品紹介・あらすじ

〈本屋 本の木〉のかたすみで、本に積もったほこりから生まれたルビ。店主のモシモさんと、なかよく一緒に暮らしています。お客さんたちに喜んでもらえる看板ねこになりたいよ! でも、がんばったのにうまくいかなくて、悲しくてくやしい気持ちになることも━━ある夜、白ねこリリのアンティーク家具屋〈ねこの森〉で、はじめて望遠鏡をのぞいてみたら、ルビの勇気をふるい起こしてくれる、すてきな星座を見つけました。ちっちゃな「できた!」を積み重ねて成長していく、ルビの伸びやかな日々を描く物語。「本屋さんのルビねこ」シリーズ第3弾です!

感想・レビュー・書評

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  • 本屋さんの本にたまったホコリから生まれたルビねこのシリーズ三作目。
    小さなルビねこも、しっかりと本屋さんの看板ねこになり、店主のモシモさんをお手伝いする姿もしっかり板についてきました。
    それでもやっぱりまだ失敗も多くて、知らないことも多くて、
    そういう一つ一つを周りの仲間たちに助けられながら、少しづつ成長していく姿が愛らしく、とてもやさしい気持ちになれます。

  • 待ちに待った3作目!!。子猫ルビが持つ空気が暖かくじんわり心に伝わる感じがたまりません。「ルビ座」「本の木座」見つけてみたいなぁ。

  • ルビねこシリーズ第3弾。白猫リリと星を見る話。アンティーク家具と猫も捨てがたい。頑固そうなおじいさんほど、慣れると優しいのはお約束。ジャンプに失敗したルビの様子が、かつて室内の高所から高所に飛び移ろうとして、飛距離が足りず、そのまま床に着地した飼い猫を思い出させた。そんなわけで、ルビには申しわけないが、居合わせたお客さんたちの反応に共感してしまった。大事に至らなければ少々の失敗は微笑ましく映る。

  • ジャンプの失敗でおちこんじゃったルビ。
    でも、仲間がいる。いつまでも落ち込んではいないのがルビだね。
    家具屋のおじいさんも怖そうに見えて、ね。
    成長していくルビを、いつまでも見ていたい。

  • 猫と本、そして星(宇宙)の意外な共通点。
    本と星が似てるなんて考えたこともなかったけれど、
    それで懐かしい言葉を思い出した。

    「言葉は消えても文字は残る、それが僕の望みだ。」

    意味があるのか、ないのか、そもそも意味があることに意味があるのか。
    時々は考えてみることも必要。
    死ぬまでに結論を出したい。

  • 本に積もったほこりから生まれた小さな小さなねこ、ルビ
    〈本屋 本の木〉を営むモシモさんとなかよく暮らしています

    雨のつづく日
    ルビはお客さまにたのまれて
    本棚のいちばん上にある本を取ろうとジャンプしたけれど
    とどきません

    落っこちて、はずかしくて、悔しくて、つらくて──

    ルビはモシモさんの呼ぶのにもこたえず
    雨あがりの夜
    街のねこたちに会いに出かけます

    ルビの話を聞いた白ねこのリリは
    ルビをさそって言いました
    「おいで わたしね、いいこと思いついちゃった」

    野中柊がつむぐやさしく繊細なことばたち
    松本圭以子が心をこめて描く愛らしいねこたち

    心にすっとしみこんでくるうっとりするほどすてきな本は
    「本屋さんのルビねこ」シリーズ3冊目

      雨音だって、すてきです。
      大降りのときは、バチをすばやく小刻みに動かして、
      ドラムをたたいているみたい。

      小降りのときは、静かな音が耳の底にひびいて、
      空が歌う子守唄を聞いているようです。

    子どもたちにぜひ手にとってほしい本

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著者プロフィール

1964年生まれ。立教大学卒業後、在米中の1991年に「ヨモギ・アイス」で海燕新人文学賞を受賞して作家デビュー。小説に『ヨモギ・アイス』『小春日和』『あなたのそばで』『ひな菊とペパーミント』『きみの歌が聞きたい』『銀の糸』『公園通りのクロエ』『波止場にて』『猫をおくる』など、エッセイ集に『きらめくジャンクフード』など、童話や絵本に「パンダのポンポン」シリーズ、「本屋さんのルビねこ」シリーズ、『ポンポン・クックブック』『赤い実かがやく』『ヤマネコとウミネコ』『こねこのビスケット』『紙ひこうき、きみへ』など多数。絵本『すてきなおうち』(マーガレット・ワイズ・ブラウン著)など翻訳も手がける。

「2021年 『ルビと子ねこのワルツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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