西遊記 14 寂の巻 (斉藤洋の西遊記シリーズ)

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  • 理論社
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本棚登録 : 20
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652204047

作品紹介・あらすじ

天竺を目指すおなじみの玄奘三蔵一行の旅。朱紫(しゅし)国王の病魔退治を頼まれた悟空は、三年前に王妃をさらった妖怪・賽太歳(さいたいさい)が原因だと突き止め、山の洞窟に向かう。孫悟空の大奮闘が始まるシリーズ第14弾。

感想・レビュー・書評

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  • 待ち兼ねた14巻、やっと出てくれました。今回も安定の斎藤西遊記です。読み聞かせに使っているのですが、この西遊記シリーズだとうちの子はいつも以上に読み聞かせを楽しみにしてくれます。「絵もかっこよ!」って言ってました。そう、僕もそう思いました。今回は広瀬弦の挿絵がいつも以上に気合が入っているように感じます。東海竜王の真の姿や片腕の近衛将軍と悟空の絵とかとってもかっこよかったです。挿絵の話ばかりしてしまいましたが、お話の方はというと、「安定の」と先に書きましたように良い意味でもちょっと悪い意味でも安定した感じです。良い方で言うと、すっかり世界ができあがっていて、ページを開いて少し読み出すとすぐに、気分はすっかりいつもの世界のいつもの旅で心知れた仲間たちとの道中です。挿絵のおかげもあるのか、まるでその仲間たちが声を出して会話し動くのをアニメで見たことがあるみたいにその場にいる臨場感を感じます。逆に、ちょっと悪い意味で、と書いたのは、それほどのピンチもないのではらはらさせられることもそんなにないということです。それはともかく、僕ら父子としては孫悟空らと旅を続けたい気持ちもあるものの、早く天竺が見たいしとにかく先に進みたいので、早く15巻が出ることを今から祈っています。

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著者プロフィール

斉藤洋(さいとう ひろし)
東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞、『ルドルフ ともだち ひとりだち』で野間児童文芸新人賞、『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞を受賞。1991年、路傍の石幼少年文学賞を受賞。作品に「白狐魔記」シリーズ、「西遊記」シリーズ、「なん者・にん者・ぬん者」シリーズ、「おばけずかん」シリーズ、『K町の奇妙なおとなたち』『オイレ夫人の深夜画廊』『らくごで笑学校』などがあり、出版点数は300を超える。

「2021年 『もうひとつのアンデルセン童話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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