よんひゃくまんさいのびわこさん

著者 :
  • 理論社
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本棚登録 : 207
感想 : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652204078

作品紹介・あらすじ

びわこは400万年くらい前に伊賀の辺りで生まれ、移動をくりかえして、今の場所に落ち着いたのは100万年ほど前と言われています。内陸なのに、ハマヒルガオなどの海浜植物が生え、たくさんの固有種を育みながら移動してきた「びわこさん」。地学や植物学の成果と想像力豊かなフィクションが融合した絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 絵がとても良いです。

    よんひゃくまんさいのびわこさん 
    2020.12発行。字の大きさは…中。

    この絵本は、400万年前に生まれた娘が、魚たちを引き連れて母なる海(琵琶湖)に戻るため、旅(川)をして行く様を描かれています。

    小沢さんは、油絵で描かれています。特に印象に残ったのは、魚が生きているように描かれている事です。そして繁殖期の魚(サケ)には、鼻曲がりと呼ばれる独特の戦闘的な顔立ちで描かれています。
    小沢さんの絵を見るのは初めてですが、今後は見て行きたいと思います。
    絵がとても良いです。
    絵本の大きさは、A4用紙に近いような大きさです。
    開くとA3用紙ぐらいの大きさのため、絵には迫力があります。

    【琵琶湖の変遷】
    琵琶湖は、断層運動によって地盤が沈み、形成された凹部に水が貯まり400万年前に、現在の伊賀辺りに琵琶湖初期の古琵琶湖とされる、大山田湖が現れ、その後320万年前、北方向で阿山湖、さらに甲賀湖が、240万年前頃から180万年前頃前までは蒲生野の辺りで蒲生沼沢地が、少しずつ移動するように出現します。
    それから100万年ほど前から現在の琵琶湖の堅田地域を中心とし、現在の琵琶湖の位置、大きさへと近づいて行きます。このようにして琵琶湖は、形成されたと考えられています。
    2021.04.19読了

  • 滋賀県にある日本一大きい湖、琵琶湖。
    その誕生日から今の琵琶湖になるまでの400万年を詩的な文章と柔らかな絵で綴った絵本。

    流れるように読める本ですが、解説には琵琶湖そのものから植物や生物が細やかに描かれていることが説明してありますので、今度はゆっくり、その次はじっくりと何度読んでも新しい発見がある一冊だと思います。

  • インタビュー|小沢さかえ|&ART 京都で活躍するアーティストと社会をつなぐ
    http://www.andart.jp/artist/ozawa_sakae/interview/

    小沢さかえ(@sakae.ozawa) • Instagram写真と動画
    https://www.instagram.com/sakae.ozawa/

    よんひゃくまんさいのびわこさん | 株式会社 理論社 | おとながこどもにかえる本、こどもがおとなにそだつ本
    https://www.rironsha.com/book/20407

  • びわこさんが琵琶湖って知らずに読んで,まあ途中でわかったけれど,微妙に海とは違うところが丁寧に描かれていると思った.とても綺麗な絵です.

  • 「岸辺のヤービ」コンビが手掛けた絵本。世界的にも成り立ちが古いと言われる古代湖の一つ「琵琶湖」の来し方に想像をめぐらせた作品。400万年前に誕生してから100万年ぐらい前まで少しずつ移動して、今の場所に落ち着いたとのこと、琵琶湖博物館での取材などもへて、植生や生き物などの姿は正確にえがかれているらしい。

  • 詩的な琵琶湖ものがたり
    丁寧に作られていて、一見しただけではみつけることができない。

    ミエゾウ
    マチカワネワニ
    サンバーシカ
    メタセイコイア
    スイショウ
    アヤツリグサ属
    イヌタデ属
    ホタルイ属
    スゲ属

    カイツブリ
    ゲンゴロウブナ
    ビワコオオナマズ
    いさざ
    ホンモロコ
    ワタカ
    ビワヨシノボリ
    ハマヒルガオ
    ハマゴウ

    トビ
    ナゴヤダルマガエル
    ナガタニシ
    マルドブガイ
    ハベカワニナの仲間
    ビワコオオナマズ
    ホンモロコ
    ゲンゴウロウブナ
    オウミヨシノボリ
    ワタカ
    ノロ
    アナンデールヨコエビ
    カイミジンコ
    ビワツボカムリ
    アウラセコイラニッポニカ
    ネジレモ
    ビワクンショウモ
    カスミマイケイソウ
    ハマヒルガオ
    ハマゴウ

    ビワマス
    ハス
    ニゴイ
    ホンモロコ
    オイカワ
    アユ
    ウキゴリ
    オウミヨシノボリ
    ウグイ

  • 琵琶湖びいきの評価です。

  • 大好きな「ヤービ」のコンビ!
    読めば読むほど、しみじみしています。

    →梨木香歩『よんひゃくまんさいのびわこさん』
    https://blog.goo.ne.jp/mkdiechi/e/5fe80b4b3d089b607d057e99f562fe5d

  • (3-B)2021.10.15

  • 6歳0ヶ月の娘に読み聞かせ

    とにかく絵が美しい
    文章もきれい
    だが。さっぱり

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著者プロフィール

梨木香歩 1959年生まれ。作家。小説に『西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集』、『丹生都比売 梨木香歩作品集』(共に新潮社)、『家守奇譚』(新潮文庫)、『海うそ』(岩波書店)、『椿宿の辺りに』(朝日新聞出版)など。エッセイに『ほんとうのリーダーのみつけかた』(岩波書店)、『炉辺の風おと』(毎日新聞出版)など。児童文学作品に『岸辺のヤービ』(福音館書店)などがある。

「2021年 『草木鳥鳥文様』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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