よかったなあ (まど・みちおの絵本)

  • 理論社 (2024年7月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784652206331

作品紹介・あらすじ

葉っぱや、花、草や木や動物たち。そこに「ある」ことや、そこに「いる」のがあたりまえだと思っている……そんなものたち。――それらすべてに「よかったなあ」という言葉をなげかける詩人まど・みちお。あずみ虫の絵が、その言葉のひとつひとつと響き合う。没後10年を記念して刊行が続く「まど・みちおの絵本」シリーズの一冊。

感想・レビュー・書評

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  • よかったなあってそこにあるものをただ肯定してくれる。
    木があって草があって。
    花が綺麗で風が吹いて。
    当たり前のことを当たり前によかったなあって言う。
    日々を忙しく過ごしているとそんな当たり前のことを忘れてしまうのよね。

    よかったなあ、お日さまが出てて。
    よかったなあ、ごはんが食べられた。
    よかったなあ、お熱が少し下がってきた。
    よかったなあ、膝の傷も少しずつ治ってきた。
    早く元気になれー。
    よく寝てよく食べて早く元気になれー。

  • まどみちおさんの詩の世界が、あずみ虫さんの絵でより鮮やかに感じられる。
    パキッとした緑や青を中心に、彩り豊かなたくさんの色やグラデーションで、絵が立体的に見える。
    草木や花の豊かさや、自然の雄大さが、静かに世界を包み込んでくれるようで、「よかったなぁ」という気持ちになる。
    とても素敵な絵本でした!

  • 植物への、いのちへの讃歌が切り貼られた絵で描かれている。勢いある筆の表現が生命力を与え切り貼られた絵が存在感を示している。
    童謡「ぞうさん」で有名な詩人まど・みちおさんの詩に絵をつけた絵本。

  • まどみちおの詩にあずみ虫さんがイラストを。メリハリのある明るい色彩で表現。

  • 高齢者自身に読み聞かせしてもらう絵本を探すなかで見つけました。単純な感謝をうたう幼児向け絵本と迷っていたのですが、存在への感謝を静かに語る点で、大人向きだと思いました。
    また、絵が不思議な存在感でした。妙に立体感があると思ったら、どうやら、絵の具で塗った背景に、彩色したアルミ板を切って貼るような手法で描かれているようです。鮮やかです。

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著者プロフィール

1909年山口県に生まれる。詩人。作詞家。25歳のときに投稿した詩で北原白秋にみとめられる。終戦後、出版社での編集職を経て、詩・童謡の創作に専念。「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」「一ねんせいになったら」「ふしぎなポケット」などの童謡で国民的な人気を得るとともに数多くの詩を書き、1994年国際アンデルセン賞作家賞を受賞。詩集に『てんぷらぴりぴり』(大日本図書)などほか多数。2014年逝去。

「2023年 『ぞうのこバナ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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