大学4年間を「応援」に捧げた私が古生物学者になった話

  • 理論社 (2025年7月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (191ページ) / ISBN・EAN: 9784652207055

作品紹介・あらすじ

~「好き」だけが夢をかなえる力じゃない~

はるか遠いライバルたちの背中を追って

駆けぬけろ、ガムシャラ研究道!



古生物学者を目指すはずが、なぜか大学では「応援部」に熱中。

同級生に実力で大きく差をつけられた著者は、

応援部で培った体力を武器に、なんとか挽回を図り…。



いわゆる「スーパーキッズ」でなかった著者が

どのようにして古生物学者になれたのか?

ガムシャラに、そして意外としたたかに…

独自の研究道を記したノンフィクション。





◎もくじ

【第1章】絶望から始まった古生物学者への道

四年間、どこへ消えた?/拍手を磨く/キツい部活を求めて など

【第2章】「やります!」は魔法のことば

「進路」としての古生物学者/体力まかせのフィールドワーク など

【第3章】モヒカン戦略で成果をあげろ!

研究例の少ない化石を探せ!/ひたすら粉をつくる日々 など

【第4章】「ガムシャラ」の限界

武器は多いほうがいい/不発に終わった「やります! 」/

毎日血眼の「就職活動」/実験室のセットアップ など

【第5章】おいらは古生物学応援部

 白紙になった研究テーマ/数理モデルが生きるとき/

私があのときできたこと/古生物学界に吹く追い風と逆風 など





◎絵:死後くん

◎ブックデザイン:西垂水敦・小島悠太郎 (krran)

みんなの感想まとめ

目標に向かって全力で挑む姿勢が描かれた本書は、古生物学者を目指す著者の奮闘を通じて、夢を実現するためのヒントを提供します。大学生活では応援部に熱中し、仲間たちに差をつけられながらも、体力と意志力を武器...

感想・レビュー・書評

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  • タイトルからしてどんな内容か気になった。
    タイトル通りの本。

    読みやすい。とっつきやすい。
    どうやって大学の先生になったか書いてある。
    古生物学の入口のハードルが下がって、他の本も読んでみたくなった。

    頑張れる人と頑張れない人は何が違うんだろう、と最近特に思っている。
    著者は本当にガムシャラに目標を達成していて、頭が下がる。なんたって東大だし。応援部もやりきっているし。論文もたくさん書いちゃうし、賞ももらっちゃうし。
    応援部仕込みのとりあえず「やります!」っていう宣誓からの行動は、実現する可能性が上がりそうに思える。

  • この人の意志力は強い。やってきた事の全てが武器になる、は本当だと思う。
    で、テクって何?

  • "<閲覧スタッフより>

    --------------------------------------
    所在記号:457||イス
    登録番号:10283181
    --------------------------------------"

  • 区民図書館の児童書新書コーナーで発見。

    古生物学者の著者(まだ若手の研究者!)が、幼い時の夢を叶えるために大学に入学後から大学院時代、そして現在に至るまでを綴った自著伝。

    こういう人の人生を読んで知ることは中高生時代に一番知りたいことの一つのはず。教室に置きたい一冊。

  • 今の時代は変化が激しく、先が見えない時代の中、古生物学という直接的に生活には結びつかない研究等が予算等が減らされていく可能性がある。ただ、普遍的な絶対的なモノがなくなったことが、マニアックなモノがうける可能性が広がったとも言える。

  • 人の数だけ色んな背景があってよくて、別のプランや居場所を持っておくと思わぬところで縁がつながる可能性も増えるんだなと。若さと体力でガムシャラに走った頃からステージを変え、どう向き合うかは同世代として刺さります。

  • #研究者 #進路

  • 半端ない化石への熱量を持つ「スーパーキッズ」だったというわけではなく、なんとなく古生物学が好きで、自分は出遅れてしまったと感じていた著者が、どうやって古生物学者になれたのかを、大学時代に熱を入れていた応援団の経験も交えて、語っている。
    幼き頃に恐竜や化石が好きだったこともあり、若手・中堅古生物学者の自伝やエッセイはいろいろと読んできたが、この本は、そこまで古生物学への熱量があったわけでもない著者が応援団での経験も活かして戦略的に古生物学者を目指すという内容であり、ちょっと異色な感じで面白かった。
    ただ、一浪しているとはいえ東大に入学していたり、他の発表者に戦いていたと言いつつ卒論が優秀賞を受賞していたり、本人が卑下するほど著者は「凡人」というわけではないのだろうなとは思った。

  • 自分より優秀な人たちがいる中で、それでも夢を叶えるために戦略を必死で考え、それに基づきガムシャラに動いた著者の行動録が面白おかしく記されていた。
    知識や知力だけでなく、そもそもの愛が足りなくても目標に近づけることが書かれていたのは励みになった。行動だけでなく戦略や発想が大事にということもよくわかった。戦略、行動、それらの土台である応援部で培ったガッツ。私もこれから意識して目標に向かってがんばりたい。
    あと、表紙のポンポンをもったティラノサウルスが妙にかわいかった。

  • (借.新宿区立図書館)
    4年間を応援にささげたといってもそれなりに勉強(研究)もしているようなので両立できるレベルのエリートなんでしょうね。大学院での研究やポスドクなどについてはこれから研究者を目指す人については参考になるかも。ただしこの方はかなりレアな研究をしているようなのでその辺はどうなのか。
    それにしても古生物学が地学系というのは知らなかった。

  • ユーモアたっぷりに著された、古生物学者の奮闘記。研究者になるのは大変だ。がむしゃらになれるのも戦略的に課題クリアできるのも、1つの能力なのだろうと思う。頑張れば道が開けると信じ、頑張り続けることができる気力を持ち続けたい。

  • ふむ

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著者プロフィール

泉 賢太郎(いずみ・けんたろう):1987年生まれ、東京都出身。古生物学者。2015年、東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員PDを経て、2017年2月より千葉大学教育学部理科教育講座に特任助教として着任し、2021年1月同・准教授。著書に『ウンチ化石学入門』(集英社インターナショナル)、『生痕化石からわかる古生物のリアルな生きざま』(ベレ出版)、『化石のきほん』(誠文堂新光社)など。

「2024年 『古生物学者と40億年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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