危機に立つSNS時代の教師たち: 生き抜くために、知っていなければならないこと

著者 :
  • 黎明書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784654023288

感想・レビュー・書評

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  • SNSをどのように活用していくべきか、またどのように生徒(児童)にに対して指導をするべきか、という知識が得られる本ではありませんでした。
    どちらかというと、教師が、SNSというツールそのものや、SNSと安易に関わっている児童生徒に対してどのような姿勢で接するべきか、という根本的な「あり方」について述べられている本です。
    今までに見聞きしたことのない「真新しい意見」はなかったように感じますが、それぞれの項目は分かりやすくまとめられていましたし、文章として読みづらいところはありませんでした。

    メディアリテラシー教育の一環として「虚構新聞」を使う、というアイディアは面白いなと感じましたし、図書館としても「正確な情報かどうか」を考えさせるきっかけになるかもしれないと思います。

  • SNSの怖さをきちんと子どもたちへ指導しなければならない。子どもたちは,危機感がほとんどない。多くの保護者もそうである。一人一台タブレットが配布される時代なので,情報モラルについて,しっかりと教育していかなければならない。

  • いま、学校にいるのは
    デジタルネイティブの子どもたち
    スマホ世代、SNS時代の子どもたち

    この時代に生きる教師たちに
    SNSの実態を解説し
    どのように考え、どのように指導すべきかを提言する

    SNSを使いこなしている教師たち
    SNSを使いこなしているようでふり回されている教師たち
    もっと子どもとSNSのことを知りたい教師たち
    SNSをほとんど使ったことがない教師たち
    SNS時代を生きるすべての教師たちに贈る待望の一冊

    《ツイッター、LINE、
     インスタグラム、フェイスブック……。
     もはやSNSのことを「知らない」では、すまされません。》

    著者は私立小学校に長くつとめたベテラン教師
    現在も公私を問わず全国の学校の指導助言にかかわるほか、親塾で保護者教育にもたずさわっている

    数多ある著書の中で初めて常体で書かれた本
    著者のSNSをフォローしている読者にはなじみの文体

  • ツイッター、LINE、インスタグラム、フェイスブック。
    スマホネイティブの子どもたちが使うSNSのことを、どれだけ知っているのか。
    スマホを禁止、SNSを禁止することが本当の解決策なのか。
    ネチケット教育で本当の活用方法、怖さを教えるべきであるという指摘は、本当にその通りですね。
    SNS時代を生きる学校の先生は、子どもを取り巻く環境や、自分自身のSNSへの関わり方、注意すべきことも知る必要があります。
    先生のみならず、私たちもSNSは注意して使わないといけません。

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著者プロフィール

多賀一郎(たが・いちろう)
教育アドバイザー。神戸大学附属小学校を経て私立小学校に永年勤務。追手門小学校では8年間にわたって、若手教師の育成を手がけてきた。全国各地の学校現場に入って、指導するほか、親塾や絵本の会なども主催している。

「2022年 『教師の育て方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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