復興に女性たちの声を ― 「3・11」とジェンダー (早稲田大学ブックレット<「震災後」に考える>)

  • 早稲田大学出版部
4.00
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 22
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (100ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784657123169

作品紹介・あらすじ

避難所、仮設住宅、復興行政など復興に関わるあらゆる場面で女性たちの声がかき消されてしまっている。女性の声はなぜ聴かれないのか。災害・復興におけるジェンダーについて考える。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【電子ブックへのリンク先】
    https://kinoden.kinokuniya.co.jp/muroran-it/bookdetail/p/KP00009411/
    学外からのアクセス方法は
    https://www.lib.muroran-it.ac.jp/searches/searches_eb.html#kinoden
    を参照してください。

  • 東日本大震災での避難生活・復興支援などをジェンダーの観点から検討している。本書では女性センターや東京へ避難している母親へのインタビュー、そしてあまり取り上げられることのない10代の女性のニーズなど、これまで聞かれてこなかった女性たちの声が紹介されている。冒頭の章では災害支援とジェンダーの国際的認識の変化と日本の取り組みなどが紹介されており、大きな流れや枠組みが分かるのもよかった。

  • より弱い人に皺寄せがいく社会が改まると良いなぁ、、、

    早稲田大学出版部のPR
    「新たな平等社会をめざして。
    避難所、仮設住宅、復興行政など、復興に関わるあらゆる場面で、女性たちの声がかき消されてしまっている。
    女性の声はなぜ聴かれないのか。災害復興におけるジェンダーを考える。」

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

コロンビア大学教育大学院博士課程修了(教育人類学博士)。現在、法政大学グローバル教育センター教授。専門は、教育人類学、言語文化教育、フィールドワーク教育。
[主な著書・論文]
『人類学・社会学的視点からみた過去、現在、未来のことばの教育――言語と言語教育イデオロギー』(共編著、2018年、三元社)
『大学における多文化体験学習への挑戦――国内と海外を結ぶ体験的学びの可視化を支援する』(編著、2018年、ナカニシヤ出版)
『チャレンジ!多文化体験ワークブック――国際理解と多文化共生のために』(共編著、ナカニシヤ出版、2019年)
『外国人労働者の循環労働と文化の仲介――「ブリッジ人材」と多文化共生』(単著、明石書店、2020年)
『にほんごで文化体験――ことばと文化でつながる』(監修、アルク、2021年)
『フィールドワークの学び方――国際学生との協働からオンライン調査まで』(共編著、ナカニシヤ出版、2022年)
『オンライン国際交流と協働学習――多文化共生のために』(編著、くろしお出版、2022年)
『食で考える日本社会』(共編著、くろしお出版、2023年)
「孤立する留学生のオンライン学習支援とソーシャルサポート――コロナ禍でのボランティア学生の取り組み」(『多文化社会と言語教育』(1)14-29、2021年)
「コロナ禍の『日本留学』――外国人留学生の孤独とレジリエンス」(『多文化社会と言語教育』(2)1-15、2022年)

「2024年 『日本語学習は本当に必要か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

村田晶子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
池井戸 潤
ヴィクトール・E...
辻村 深月
ヨシタケシンスケ
ヨシタケシンスケ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×