米国先住民の歴史―インディアンと呼ばれた人びとの苦難・抵抗・希望

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  • 明石書店
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750304533

作品紹介・あらすじ

アメリカ合衆国の先住民であるインディアンが侵略者に迫害され,反抗,抵抗し,たちあがる軌跡をインディアンの言葉を通し語る感動の歴史。

感想・レビュー・書評

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  • アキノ・イサムさんの
    「おれは歌だ、おれはここを歩く」
    を読み進めていたら

    この一冊に出遭っていました

    この地球上では
    口伝だけで語り継がれた人たちの
    歴史を辿っていくと
    全て ここにあるような
    苦悩と抵抗と希望が
    あることでしょう

    そして
    それは過去のことではなく
    いまなお
    現在にも存在している
    私たちの「問題」として
    とらえていくことが
    大切なのだ
    と 改めて思ってしまう

  • 先住民の立場から、その迫害の歴史と復権へと立ち上がる過程がわかりやすくまとまっている。

    『われわれの失う土地に対して市価の数千倍の保証金が支払われるとしても、充分ではない。金がインディアンを産み育てたことはない。インディアンを産み育てたのは土地なのである。インディアンほど、宗教的、伝統的に土地と固く結びついた民はないのである。』

    このアメリカ先住民の言葉はアイヌや沖縄をはじめとするすべての民族問題のみならず、福島第一原発の爆発事故で避難生活を余儀なくされている人々にも通じる。

    そしてこの本が書かれた1986年から30年たった今でも『(その機会が与えられたとしたら)インディアンがインディアンらしさを保つのか保てるのか、先住民として存在し続けるか否かという問題は、非インディアンが判定を下す問題ではないだろう』ということばは、真摯に向き合わなければならない深い意味をもち、それは逆から言えば30年間表面的にはともかく、少数民族に対する差別と抑圧の構造はかわっていないことを意味している。

    さらに付け加えさせてもらえれば、肌の色や言語や文化の違いみならず、たとえ同一民族の中であっても、立場の弱いものたちが少数民族化している現状がありはしないだろうか?

  • インディアンの苦悩が書かれている

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