- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750309903
作品紹介・あらすじ
タイ,フィリピンでの児童買春の実態,逮捕された日本人へのインタビュー,児童買春根絶へむけた国内外の取り組み,そして国際会議のレポート。朝日新聞に連載され反響を呼んだルポの単行本化。
感想・レビュー・書評
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内容(「MARC」データベースより)
『買春の犠牲となるアジアの子どもたちの回復の道はあるのか。強制的に売春をさせられ、エイズに感染した少女へのインタビューや、子どもたちの救援を進める現地NGOの活動の様子などを収録する。』
『タイ、フィリピンでの児童買春の実態、逮捕された日本人へのインタビュー、児童買春根絶へむけた国内外の取り組み、そして国際会議のレポート。朝日新聞に連載され反響を呼んだルポの単行本化。』
(「明石書店」サイトより▽)
https://www.akashi.co.jp/book/b63990.html
冒頭
『ミーチャが国境を越えたのは、十二歳のときだった。同じ年頃の少女三人と一緒だった。
それから八年。エイズが、ミーチャの体をむしばんでいた。』
『買われる子どもたち―無垢の叫び』
著者:大久保 真紀
出版社 : 明石書店
単行本 : 214ページ
発売日 : 1997/12/1
目次
第一章 少女たちに伸びる魔の手
(ミーチャの夢/山岳民族の少女たち/三日間の地獄/豊かさへの憧れ/九時すぎのノック/貧困という名の地獄/公園のキャロル)
第二章 加害者としての日本人
(処女を求めた大学助教授/医師を名乗る「ドク」/日本で売買される女性たち)
第三章 現地NGOの取り組み
(政府を監視するNGO/自立をめざす人形づくり/開発教育プログラムのなかで/親の意識改革と生活の向上/働く子どもたちへの支援/証言台に立つ少年)
第四章 世界の流れと日本での取り組み
(スウェーデンの取り組み/告訴に乗り出す日本の弁護士たち/子どもポルノへの対処をめぐって/問われる日本社会)
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